犬にDHAとEPAを与える効果と注意点

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犬にDHAを与える効果と注意点

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犬にDHA(ドコサヘキサエン酸)を与えると、脳の発達と機能をサポートする効果があります。特に、子犬の成長期には、記憶力や学習能力の向上に役立ちます。また、DHAは視力の向上にも寄与し、犬の目の健康を保ちます。さらに、DHAは抗炎症作用があり、関節炎やアレルギー症状の軽減にも効果があるとされています。高齢犬においては、認知機能の低下を緩和し、健康寿命を延ばすことが期待されています。

ただし、犬にDHAを与える際にはいくつかの注意点があります。まず、適切な量を与えることが重要です。過剰に摂取させると、消化不良や下痢などの副作用が起こることがあります。そのため、獣医師と相談して、犬の体重や年齢、健康状態に応じた適切な量を確認しましょう。

 

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DHAってなんだろう?

DHAとは、ドコサヘキサエン酸と言う物質で、私たちの体の中では作ることのできない必須脂肪酸の一つです。

脂肪酸と言うのは、食品に含まれている脂質の成分で、飽和(常温で固まる)と不飽和(常温では固まらない)の脂肪酸に大きく分けられます。

DHAは、不飽和脂肪酸の中でも「オメガ3」というグループの中に分類される脂肪酸です。また、本来、人間の体に存在する栄養素ですが、体内で作られることはありません。ですから当然、加齢によって減少します。

脳に大きな影響を及ぼすDHAの効果

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DHAは記憶を司る器官「海馬」に多く存在します。つまり、記憶力に関して、とても重要な役割を果たしていると考えられています。

また、脳には「血液脳関門」と言って、本当に脳にとって必要な栄養素しか通過させないための機構があります。DHAは、その「血液脳関門」を通過できる栄養素なので、継続的に摂取すれば脳の細胞に栄養を送り続けることが出来ます。

犬の脳も加齢によって脳細胞が死滅し、軽く萎んでいき、人間でいう「ボケ」という症状が現れてきます。そこで、DHAを継続的に摂取することで脳が活性化すれば、脳の老化が抑制され、記憶力や好奇心や学習能力を維持したまま生き生きとしたシニア期を迎えることが期待できます。

視力にも大きな影響を及ぼすDHAの効果

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DHAは、細胞膜を柔らかくする働きもあります。また、目の中には「網膜」と言うフィルムの役割を果たしている大切な器官があり、この網膜には、40~60%という高い濃度でDHAが含まれています。
DHAは、脳の神経伝達を円滑にし、網膜の反射作用を高めるので、老化による視覚機能の低下や視力の回復にも役立つと考えられています。

犬にEPAを与える効果と注意点

EPAって、なんだろう?

EPAとは、IPAとも呼ばれていて、イコサペンタエン酸の略称です。DHAと同様、必須脂肪酸の一つです。

DHAと違うのは、EPAは体内ではほとんど作ることができません。

EPAが体に及ぼす効果

血管年齢を若く保つ

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血管は、体中に酸素や栄養素を運ぶ管の役割を果たしているホースのようなものです。老化とともに排泄物で詰まったり、傷が出来て傷んだり、ゴムが長く使っていると擦り切れたり、固くなると同じことが血管でも起こります。

EPAには、そのゴムホースの中に詰まったゴミを取り去ったり、ゴムホースの中を流れるさまざまな栄養素が含まれている血液が固まりにくくしたり、といった働きがあります。そうすれば、血管に大きな負荷が掛からず、血管年齢を若く保つことが出来ます。

抗炎症作用

海外では、炎症を抑制する効果も確認されていて、外科手術のあとにEPAを摂取することが推奨されているそうです。

アレルギーを抑制する効果

アレルギーを引き起こす物質の働きを抑制する効果があるとされています。

EPAやDHAが多く含まれる食品

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鮮度が良く、脂ののった旬の時期の魚には、必ずDHAとEPAが含まれています。特に「青魚」には多く、

  • マイワシ
  • 本マグロ
  • サバ
  • さんま

などには、どちらの栄養素もたっぷりと含まれています。

DHAやEPAを犬に与える際の注意点

DHAとEPAはほとんど一緒の食品に存在し、特に青魚に多く含まれているので、おやつや手作りご飯などにオススメです。けれど、犬に与える時にはいくつか注意点があります。

味付けをしない

人間の食事なら、塩焼きしたり、醤油で煮込んだりしますが、犬に与える時には塩分の過剰摂取になりますので味付けは不要です。

加熱する

例え新鮮でも、魚の内臓に寄生虫がいることがあります。犬に与える場合は加熱して与えましょう。

骨は取り除く

魚の大きさにもよりますが、焼いただけの魚などはきれいに骨を取ってほぐしてから与えたほうが良いでしょう。特にシニア期(老犬)の犬、小型犬だと魚の骨が口の中や、食道などを傷つけてしまうことも考えられます。それが面倒であれば、圧力鍋でまるごと骨まで柔らくなるまで加熱して与える、という方法もあります。

ドッグフード中心のご家庭は、サプリメントも

味の変化に敏感な犬なら、ドッグフードよりも魚を好んでしまい、ドッグフードを食べなくなってしまうこともあります。その場合は、本物の魚ではなくサプリメントを利用してみてはいかがでしょうか?

欲しがるからと言って大量に与えない

DHAもEPAもどちらも魚の脂に多く含まれている成分です。脂身の多い魚ほどたくさん含まれているから、たくさん食べさせたい…あるいは、あまりにもおいしそうに食べるから、ついたくさん食べさせてしまった、ということもあるかも知れません。

けれども、いくら体に良いとはいえ、魚の脂を大量に摂取すると下痢をしたり、持病に脂性の皮膚炎を持っていたらその症状が悪化する恐れもあります。あくまで一口二口程度にしましょう。

まとめ

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「犬には肉」というイメージでしたが、魚も犬の体にとってはとても良い影響をもたらす食品です。与えすぎは禁物ですが、飼い主さんの晩御飯の献立にお魚を用意するのであれば、ほんの少し味付けをしないお魚を愛犬におすそ分けしてあげるのもいいかもしれませんね。