サークルの中で過ごす時間が多かったというワンコが、新たな場所で病気と向き合いながら家族を探し続けた216日。その尊い軌跡が温かな反響を呼んでいます。
投稿は記事執筆時点で8万再生を突破。「幸せになってね」「出会いに感謝」といったコメントが寄せられることとなりました。
託された小さな命
Instagram「anifare_jp」は、保護犬のためのシェルターとして活動するアカウント。そこには、くりっとした瞳が可愛らしい「ポム」ちゃんの姿が投稿されていました。前のご家族は「この生活は幸せなのか」と悩み抜いた末、シェルターに託したそう。そしてある日、ポムちゃんはシェルターでの生活をスタートさせたのでした。
サークルの中で過ごすことが多かったというポムちゃん。保護スタッフさんの見守りのもと、穏やかな表情を見せている様子も。そんな中、歩き方に違和感が見られたことから、スタッフさんは医療チェックを行うことにしたそうです。

遊んで~!

みんな優しそう♡

歩くのはちょっと大変なんだ
見つかった重度の病気
診断は「重度の外方脱臼」。これまで小さな体で痛みに耐えていたのかと思うと、胸が締めつけられます。もうこれ以上ポムちゃんに苦しい思いをさせたくないと、シェルター側は手術を決断。ポムちゃんは小さな体で大きな試練に向き合ったのでした。

「重度の外方脱臼」との診断

よくなってほしいと願い…
術後は、痛みに耐えながらも毎日のリハビリが始まったといいます。それでも一歩ずつ前に進むポムちゃんの姿には、まるで小さな勇者を思わせる強さが感じられます。やがて、痛みなく自由に歩けるようになったとのこと。ポムちゃんの頑張りが実り、ほっと胸をなでおろす思いです。

元気に歩けるって最高!
“ずっとの家族”との出会い
次に必要だったのは、思い切り甘えることができる「ずっとの家族」を見つけること。ポムちゃんは216日間ものあいだ、新しい家族を待ち続けていたそうです。そんな中、「この子だ」と感じたという人との運命の出会いが訪れることに…。

ずっとのおうちを探して

216日の月日が流れ…
里親さんとなる方が家族に迎えた理由は、娘さんのひとめぼれだったといいます。毎日ポムちゃんの姿を見守っていたそうで、その思いがついに実を結んだのだとか。こうしてポムちゃんは、新しい家族と共に歩む幸せな未来を手に入れたのでした。

運命の人が見つけてくれて

こうして“ずっとの家族”と出会えました
投稿には「ポムちゃんおめでとう!」「いっぱい頑張って素敵なご家族見つけたね♡」「心の奥底から温かいものが込み上げてきます」「これからの犬生楽しく幸せに過ごして欲しいです」などのコメントが寄せられています。
Instagram「anifare_jp」では、ポムちゃん以外にもたくさんのワンコの様子が投稿されています。保護犬への思いや、飼育に困っている人へのメッセージなども。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください!
写真・動画提供:Instagram「anifare_jp」さま
執筆:りほ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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