山積みのゴミ袋の奥で、助けを求めるように動いていた老犬。その必死な姿と、保護後に訪れた穏やかな日々が多くの人の心に響いています。
投稿は記事執筆時点で17万再生を突破。「長生きしてね」「ご縁に感謝」といったコメントが並んでいます。
ゴミ部屋の奥から…
Instagramアカウント『aqunoa33』に投稿されたのは、「こぶ太」くんが保護された際の様子と、その後のお姿。真夏のある日、ゴミ袋が山のように積まれた部屋から救出されたというこぶ太くん。投稿主さんは連絡を受けると、熱中症を危惧し急いで駆けつけたそうです。

ぼくはここにいるよ…助けて…
部屋の扉を開けると、崩れそうなゴミの山の中から必死に出てくる様子が。待っていた人に抱きかかえられ救出されたその瞬間から、こぶ太くんの“第二の犬生”が動き出したのでした。保護当時、足の裏は真っ赤に腫れ上がり、体にはいくつものしこりができていたそう。過酷な日々を耐えてきたことがうかがえ、胸が痛む思いです。

ここから、ぼくの第二の犬生が始まったんだ

空気が気持ちいいな~
力強く生き抜き
保護直後のこぶ太くんの体に見つかったしこりのうち、お腹の腫瘍は悪性…。一度行った手術では取り切れずに、二度も手術をしたといいます。高齢と思われる身体には大きな負担で、一時は危険な状態だったとか。

もう少しだけ頑張るからね
しかしこぶ太くんは、辛い状況を乗り越え、生き抜く強さを見せてくれたのでした。その後、こぶ太くんは投稿主さん宅で過ごしながら、より落ち着いた環境を求めて里親さんを探すことになったそうです。

ぼく、まだ生きたい
素敵なご縁
「必ず幸せにつなげたい」という強い気持ちがあったという投稿主さん。すると、こぶ太くんに寄り添う素敵な里親さんとの出会いが訪れることに。新しいお家でのこぶ太くんは、誰もが驚くほど幸せに過ごしていたのだとか。
美味しいご飯をお腹いっぱい食べ、大好きなお散歩やお風呂、ドライブを楽しんだり…。溢れる愛情に包まれ、投稿主さんの想像を超える『大きな大きな幸せ』を掴んだこぶ太くん。かつてゴミ部屋で必死に助けを求めていたこぶ太くんが、今は優しさの中で穏やかに眠れるようになったことは、多くの人に様々な思いを抱かせたのでした。

これ、おいしいね!

お散歩って最高だね

こんな日が来るなんて思わなかったよ

どこ行くの?楽しみだなぁ
投稿には「顔が穏やかで、愛に包まれているのが分かります♡」「里親さんがこぶ太にとっての運命の人だったと思う」「生きていてくれてありがとう」「幸せそうな今の様子に嬉しくて泣けてきました」などのコメントが寄せられています。

本当に幸せだよ♡ありがとう
Instagramアカウント『aqunoa33』では、こぶ太くんをはじめ、保護犬・猫の新たな犬生を支える様子が多数投稿されています。心寄り添う活動に触れたい方は、ぜひチェックしてみてください。
写真・動画提供:Instagramアカウント「aqunoa33」さま
執筆:りほ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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