わんことキツネの3年間の物語が反響を呼んでいます。
話題となっている投稿は記事執筆時点で231万回再生を突破し、「何度見ても涙が溢れる」「こんな尊い光景があるだろうか」「言葉がは通じなくても心は通じ合えるんだね」といったコメントが寄せられることとなりました。
わんことキツネの出会い
Instagramアカウント「kitune_friends」の投稿主さんは、過去に『ラム』ちゃんというわんこを飼っていたそうです。ラムちゃんのお散歩を毎日欠かさなかった投稿主さんですが、その道中に意外な友達と出会ったといいます。それは、野生のキツネの子供でした。

わんことキツネの出会い
『コン』ちゃんと名付けたキツネさんは、次第にラムちゃんのお散歩に同行するようになりました。とはいえ、コンちゃんはラムちゃんに触れたり近づきすぎたりすることはなかったそうです。いつも一定の距離を保ちながら、ただただ静かにラムちゃんを見守っていたのだとか。

お散歩に同行するように

一定の距離を保ちながら…
わんこが老犬になっても…
月日は流れ、ラムちゃんは高齢で徐々に衰えていきました。一方、コンちゃんは子供から大人へと成長するころ。はじめのうちのコンちゃんは「母を追いかける子」のような印象でしたが、いつのまにか「深い絆で結ばれた友達」のような関係になっていたのです。

老犬になっても…

気がつけばそばにいる
17歳になったラムちゃんは、自力で歩くことが困難になってしまったといいます。そこで、カートに乗せてお散歩に連れて行くことに。それでも、コンちゃんはいつもお散歩に着いてきたそうです。

17歳になっても一緒
3年間の物語に涙が止まらない
ラムちゃんが寝たきりになってしまっても、コンちゃんはどこからともなく現れたといいます。もちろん、無暗に触れようとはせず、少し離れたところから見つめていることが多かったとか。その姿は、徐々に弱っていくラムちゃんのことを心配しているようだったそうです。

どこからともなく現れた

心配そうに見守るコンちゃん
そして2022年6月、ラムちゃんは老衰で虹の橋へ…。ラムちゃんを最期まで見守り続けたコンちゃんも、残念ながら2024年2月に交通事故で亡くなったそうです。

最期まで一緒
2匹の友情を3年間見守ってきた投稿主さんは、彼らから多くのことを学び、世界観が大きく変わったとか。言葉は交わせなくても、共に寄り添い続けたことで絆を深めることができた2匹。そんなラムちゃんとコンちゃんの友情は、これからも色褪せず続いていくことでしょう。

友情は消えない…
この投稿には「いつまでも色褪せない関係ですね」「2匹が教えてくれた心の繋ぎ方は決して忘れません」「今ごろお空で一緒に走り回ってるかな」などの温かなコメントが寄せられています。
Instagramアカウント「kitune_friends」では、人の暮らしのそばで生きる野生動物の姿を随時紹介しています。ぜひご覧になってみてください。
写真・動画提供:Instagramアカウント「kitune_friends」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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