人が大好きで甘えん坊な保護犬が、シェルターで新しい家族との出会いを待ち続けていたら、34日目に奇跡が起こって…?
Instagramに投稿された動画は記事執筆時点で11万回再生を突破し、「嬉しくて涙が出た」「素敵な家族が見つかって良かったね」「里親さんとスタッフさん達に感謝」といった声が寄せられています。
家族との出会いを待ち続けていた保護犬
保護犬シェルター『anifare大阪』では、新しい家族との出会いを待っている保護犬たちが暮らしています。
ご紹介するのは、元繁殖犬の「ゆず」ちゃんのエピソード。保護当時のゆずちゃんは今まで満足にご飯をもらえていなかったのか、ガリガリに痩せていたそう。しかし人もワンコも大好きな甘えん坊さんという、とても魅力的な女の子だったそうです。
また被毛のカットをするときには、おとなしくお座りしていてくれるなど、お利口さんなところも長所の1つ。そんなゆずちゃんを素敵だと思う人は多いはず…。
ところがなぜか譲渡会に参加してもなかなか家族が決まらず、シェルターで出会いを待つ日々が続いていたといいます。
保護から34日目の奇跡
奇跡が起こったのは、ゆずちゃんがシェルターで暮らし始めてから34日目のこと。ついにゆずちゃんを家族に迎えたいと希望する里親さんが現れ、シェルターにお迎えに来てくれたのです!
ようやくゆずちゃんが幸せを掴めることになり、スタッフさんたちも大盛り上がりしたとか。
里親さんにインタビュー
スタッフさんは里親さんに、「なんで保護犬を迎えたいと思ったのでしょうか?」とインタビューしてみることに。すると里親さんからは、「家族を必要としている子たちの力になりたいなって思って」という愛と優しさにあふれる回答が。
またゆずちゃんと暮らす意気込みを聞いてみたところ、「落ち着いて、元気になってくれるといいなと思います」と語ってくれたそうです。
インタビュー中、ゆずちゃんは里親さんのお膝の上でお利口さんにしていたとか。そしてインタビュー後は里親さんにゆずちゃんを抱っこしてもらって、スタッフさんたちが「おめでとう~!」と改めて全力で祝福したそう。ようやく新たな犬生を歩み出すことができたゆずちゃんに、たくさんの幸せが降り注ぎますように。
この投稿には「これからはずっとのお家で幸せに楽しく元気に過ごしてね」「ご縁もあるけど、スタッフさんの頑張りにも頭が下がります」「素敵な里親様。こちらまで幸せな気持ちになりました」といったコメントが寄せられています。
またゆずちゃんに家族が決まった日がクリスマス直前だったため、「最高のクリスマスプレゼントですね」という声も。
『anifare大阪』で暮らす保護犬たちの日常や、保護犬たちが幸せへの一歩を踏み出す瞬間をもっと見たい方は、Instagramアカウント「anifare_osaka」をチェックしてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「anifare_osaka」さま
執筆:森下咲
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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