今回ご紹介するのは、Instagramアカウント「aqunoa33」に投稿された1本の動画です。動画は208万9000回以上も再生され、「命を救ってくれてありがとう」「絶対に幸せになってほしい…」「こんな環境で生きていたなんて…」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
ゴミ屋敷で犬をレスキュー
個人で保護譲渡活動をされている『あくのあ』さんが紹介したのは、ゴミ屋敷から保護したというわんこの話です。夏の真っ只中、すでに住人のいなくなった部屋から異臭と鳴き声がすると苦情が入り、あくのあさんが保護することになったそう。
管理会社の協力もあり、扉を開けてみると…。足の踏み場もないほど積み重なったゴミの上を、1匹のわんこが駆け出てきたのでした。ソワソワしながらも大人しくキャリーに入ったわんこを、あくのあさんが連れて帰ったのだといいます。
心も体もボロボロに…
わんこは推定10歳のシニア犬でした。爪が長く伸び、体が汚れて痩せていたそうです。ゴミの上で長いこと暮らしていたせいか、肉球は真っ赤だったといいます。
しかし、あくのあさんがもっとも気になったのは、前腕部にある大きな腫瘍でした。保護後、すぐに病院に連れて行くと、良性の脂肪腫だったとのこと。その他に肛門周囲腺腫もあり、長く放置されていたことが伺えたそうです。
心の傷も深く、分離不安症のような行動を見せることもありました。常に人間のそばから離れないなど、後追いの癖が見られたのです。
激変した光景に涙
あくのあさんは、わんこに『こぶ太』という名前を付けてあげたそう。しばらくすると少しずつ家に慣れて、リラックスした笑顔を見せてくれるようになったといいます。他のわんことお散歩を楽しむ姿に、思わず涙があふれます…。
現在のこぶ太ちゃんですが、ひとまずは去勢手術と腫瘍切除の手術をすることが決まっているといいます。所有権の問題があるため元の飼い主にも呼びかけを行っていますが、同時に里親さんも探しているそう。
こぶ太ちゃんがこれから幸せな犬生を送れるよう、願って止みません。
この投稿には、「暑い中よく頑張ったねと沢山褒めてあげたい」「なんでそんな目に遭っても人間大好きでいてくれるんだよ...」「辛い過去を忘れるくらい愛されて欲しい」など、多くのコメントが寄せられています。
Instagramアカウント「aqunoa33」には、他にも保護活動の様子がたくさん投稿されています。是非チェックしてみてください。
写真・動画提供:Instagramアカウント「aqunoa33」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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