トイプードルさんのお留守番姿がなんとも切ないと、YouTubeに投稿された動画が話題となっています。再生回数20万5000回を越えるその光景は「胸がきゅーんとなった」「健気でかわいい」など、たくさんのコメントが集まりました。
お留守番の姿を隠し撮り
動画の主人公は、トイプードルの「グリィ」さん。
年を重ねて落ち着いてお留守番ができるようになったグリイさんの様子を、買い物に行く間に隠し撮りしようということに。
飼い主さんは、一緒に行くことができないグリィさんのために、お留守番の準備を始めたといいます。
不在の間にグリィさんが退屈しないよう、知育おもちゃにおやつを忍ばせた飼い主さん。自分のにおいがついた服もソファーの上にセッティングしたとか。
「この中におやつが入っているからね」と優しくグリィさんに話しかけ、おもちゃを3つセットすると、カメラをチェック。「おやつ買ってくるから待っててね」と伝え、出発したとのこと。
健気にがんばる姿が切ない
開始早々、おもちゃにつまずいて大きな音を出してしまい、びっくりしたグリィさんでしたが、気を取り直して、おもちゃのなかのおやつを取り出すことにチャレンジ。
サンドイッチ型のおもちゃの中のおやつは、少し難しかった様子だったものの、見事成功。
一番大きなおもちゃは、いくつかの部屋に分かれており、それぞれにつけられたロックをはずすとおやつが食べられるしくみ。
順調にロックをはずしておやつをゲットしていくグリィさんでしたが、最後のひとつがどうしても開けられなかったそう。「ワフ」と独り言をつぶやきながら、懸命にチャレンジするグリィさん。
誰もいない部屋に、むなしく響くおもちゃをガリガリと引っ掻く音…気分を変えようと、ときどきサンドイッチ型のおもちゃにじゃれますが、なんとこたつの中に入ってしまったとのこと。
グリィさんは、ロックを開けようと健気にガリガリ。戻った飼い主さんに「がんばったね!」と褒めてもらおうと思っているのでしょうか。
さすがに飽きてきたのか部屋をウロウロし始めたグリィさんは、カメラのレンズをクンクン。飼い主さんが帰宅後、カメラを確認すると、レンズに『鼻スタンプ』が押されていたとか(笑)。
待ちくたびれてしまったのか、しばらくたたずんでいたグリィさん。
ソファーに乗り、寝心地がいい場所を探し始めました。部屋の中が全部見渡せるので、お気に入りの場所だそう。
ソファーの真ん中あたりに陣取ると、そばにある座椅子の背もたれにあごをのせてやっと落ち着いたとか。
寂しかったよ…
すると「もう帰るからね。あと10分くらいでつくからね」と飼い主さんの声が。ペット見守りカメラについている、遠隔操作で音が出せるマイクを使ってグリィさんに話しかけたのだとか。少し反応したグリイさんでしたが、そのままソファーでまったりしていたとのこと。
数分後、車の音を聞き、はじかれたようにドアの前に向かったグリイさん。「クーンクーン」といいながら座り、ちぎれんばかりにしっぽを振ってお出迎えのスタンバイ。
飼い主さんが姿を見せると、立ち上がって大歓迎だったとのことでした。
この動画には「可愛くてなんとも切ない」「愛おしくてたまりません」「主様のグリィちゃんに対する愛情に涙が出ました」「健気に待ってる姿にキュン」「心温まりました」などのコメントが集まりました。
「僕はいろいろな人に会えるけど、グリィには僕しかいません。いつもおりこうにお留守番してくれて、感謝と申し訳ない気持ちです」と飼い主さん。お留守番動画を撮ったあとは、いつも切なくなってしまい、外出するのがいやになってしまうそうです。
寂しい気持ちを抑えて、健気にお留守番するグリィさんの姿に胸が締め付けられますね。飼い主さんがとてもグリィさんのことを大事にしていることもよくわかりました。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「グリィちゃんねる」さま
執筆:ごえ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。