みんなで力を合わせて迷子犬を保護する様子が、YouTubeチャンネル『黒ラブと保護猫の日常』で投稿されました。優しい世界と温かな結末に多くの人が感動し、記事執筆時点で38万回再生を記録。
コメント欄には「登場人物みんな優しい」「素敵な動画ありがとう」「温かい気持ちになりました」などの声が寄せられています。
首輪なしで歩く犬を発見
この日、愛犬と一緒におでかけしていたというご夫婦。車を走らせていると、1匹で歩く犬を見つけたそう。お利口に歩道を歩いていたものの、進行方向の先は車通りが多くなるため危機感を募らせたといいます。
そこで投稿主さんは、愛犬のご飯をエサにして犬を保護することに。まずはママがご飯を手に「おいで」と声をかけますが、逆方向へ行ってしまったそうです。
土曜日なので愛護センターにも連絡できず、どこに連絡すればいいか警察に相談してみることにしたご夫婦。これから捕獲に向かうと返答をもらったものの、途中で犬を見失ってしまいます。
たった1匹で道を歩く犬さんに、愛犬むにちゃんも心配そうな表情を浮かべていたそう。
公園へ誘導して保護
犬を見失ってしまったご夫婦でしたが、通りすがりの女の子に訪ねて再び犬を見つけたそう。ここでパパに選手交代し、犬を公園に誘導したといいます。
居合わせた子供たちに協力を求め、なんとか犬の保護に成功したパパさん。警察も到着しましたが、ケージがまだ届いていないためむにちゃんの首輪とリードを使うことに。
犬は怯えていたそうですが、パパさんが撫でてあげると少し落ち着いてきたようです。
ケージが到着し、無事保護された犬さんでしたが、警察からは「3ヶ月見つからなければ殺処分となる」「倉庫のようなところで最低限の水と食料が提供される」といったことを伝えられたそう。
もし飼い主さんが見つからなかったら…保護が正しかったのか分からないと、ご夫婦は語ります。
心温まる結末とは
後日、ご夫婦のもとに警察から電話がきました。なんと、迷子犬の飼い主さんが見つかったそう。あのときの犬が無事飼い主さんと再会できたことに、胸をなでおろすご夫婦なのでした。
今回、ご夫婦をはじめ、公園にいた子供たちや警察のおかげで1匹の大切な命を救うことができました。保護方法や保護後の対応に関して議論が巻き起こることもありますが、とっさの判断で行動にうつすのはなかなかできることではありません。
それぞれが今できることを精一杯がんばった結果が、心温まる結末につながったのではないでしょうか。
コメント欄には「事故に遭わなくて本当によかった」「世の中には優しい人がいるもんだなー」「飼い主さんの気持ちを考えたら、感謝しかないと思う」などの声が寄せられています。
YouTubeチャンネル『黒ラブと保護猫の日常』では、むにちゃんと猫さんの日々の成長日記を随時更新中。迷子犬を心配そうにながめていたむにちゃんの日常を、ぜひチェックしてみてください。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「黒ラブと保護猫の日常」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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