今回ご紹介するのは、YouTubeチャンネル『【柴猫5】ミク.トラ.シンバ.テト.茶々』に投稿された1本の動画です。動画は39万回以上再生され、「優しい飼い主さんと巡りあえて良かった」「愛情をいっぱい感じました」など多くのコメントがつき注目を集めています。
保護犬を引き取ってからの1年を振り返り
保護犬カフェで暮らしていた柴犬の「ミク」ちゃんが、飼い主さんに引き取られたのは動画が投稿される1年前のこと。お迎えから少し経つと環境にも慣れ、お散歩も楽しめるようになっていたミクちゃんでしたが、1ヶ月後にあるトラブルが発生してリードがトラウマになってしまったのだそうです。それからしばらくは散歩に行っても歩かない時期があったのだとか。
2ヶ月経つと、お家にいた先住猫4匹とも少しずつ距離が近くなってきたというミクちゃん。なかでも「シンバ」くんとは気が合ったそうで、飼い主さんも「うまくやっていけそう」だと安心していたそうです。トラウマになっていたお散歩も、訓練で少しずつ克服していったといいます。
3,4か月もすると、ミクちゃんもすっかり飼い主さんのことを信頼して甘えるようになり、頭を押し付け「撫でて〜」とおねだりするようになっていたのだとか。そんなミクちゃんに、飼い主さんもメロメロだったそうです。
お迎えから半年後にトラブル発生
順調に見えていたミクちゃんと飼い主さん、そして先住猫たちの生活に、お迎えから半年経った頃にある問題が発生しました。なんでも、ヒート(発情期)になったミクちゃんに食欲不振やイライラが起き、ストレスから先住猫たちに噛みつくようになってしまったのだそう。この頃にミクちゃんのケージを片付けてしまったのも「ミクのストレスを助長してしまったのかもしれない」と飼い主さんは思ったといいます。
ミクちゃんは心雑音があることから避妊手術をしない選択をしていたそうで、飼い主さんはなんとか猫達とミクちゃんのトラブルを避けるため、仕切り代わりのカーテンを設置したり、ミクちゃんを別の階に隔離したりとさまざまな工夫をしたそうです。
食欲不振については、缶詰のご飯をあげることで解決したかと思いきや、今度は食べさせ過ぎてミクちゃんは少し太ってしまったのだとか。さらに、この頃はイライラのせいか散歩では飼い主さんを置いて行かんばかりの早足で歩き、気が済んだら抱っこで帰宅するという状態だったそうです。飼い主さん曰く、「一番大変な時期でした」とのこと。
その後の半年間も、ミクちゃんはペットホテルのストレスで体調を崩したり、猫達と喧嘩をしたりと飼い主さんの頭を悩ませますが、次第に落ち着いていったといいます。
幸せを掴んだ柴犬の姿が尊い
そして1年…ミクちゃんはすっかりお散歩が得意に。先住猫達とも、喧嘩をしつつも程よい距離感でうまくやっているのだとか。飼い主さんは「大変なこともありますが、楽しい1年でした!」と仰っていました。ミクちゃんのためにさまざまな工夫をしている飼い主さん。保護犬と暮らすことの大変さ以上に、ミクちゃんとの暮らしがどれほど幸せかが伝わってきます。
この投稿には、「ミクちゃん優しい飼い主さんと巡りあえて良かった」「愛情をいっぱい感じました」「良い飼い主さんと先代猫ちゃん達に囲まれて幸せ者ですね」「色々工夫されている様子がよくわかる動画でした」「違う種類の動物を一緒に飼うことの大変さを知りませんでした」「苦労と辛抱がたくさんあったと感じます。共存できて、幸せに暮らせている今、喜びもひときわですね」など、多くのコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル『【柴猫5】ミク.トラ.シンバ.テト.茶々』には、他にもミクちゃんや先住猫たちの賑やかな日常の様子がたくさん投稿されています。ぜひチェックしてみてくださいね!
ミクちゃん、飼い主さん、この度はご協力誠にありがとうございました!
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「【柴猫5】ミク.トラ.シンバ.テト.茶々」さま
執筆:綿鍋 あや
編集:わんちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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