YouTubeチャンネル『豆柴とら日記』にて投稿された、お迎え当日の子犬が可愛すぎると話題です。動画は記事執筆時点で200万回再生を突破。
期待と不安が入り混じった子犬の様子に、「可愛すぎて思わず声出た」「ぎゅっと抱きしめたい」「用心深くてお利口なわんこ!」など、絶賛の声が170件以上集まりました。
黒柴の子犬が家に来る!
犬は警戒心が強い動物と言われますが、その中でも柴犬の用心深さは抜きん出ています。もともとは狩猟犬として活躍した犬種だからでしょう。
思慮深く勇敢な気質はとても魅力的で、海外では「サムライ」という呼称で親しまれているほどです。
柴犬の『とら』くんは生後67日目の男の子。某日、あるご家庭に新しい家族としてやってきました。小さくても警戒心は成犬並みのようで、なんと30分間もケージから出なかったと言います。
警戒心が強くてケージから出られない…
「ここはどこ?」「僕はどうしたらいいの?」そんな戸惑いを隠せないとらくんのために、飼い主さんは『お水作戦』を決行したそう。喉が渇いているとらくんのために、お水を用意する作戦です。
何が置かれたのかそっと確認するとらくんですが、それ以上動くことはありませんでした。
驚くべきことに、お水をおもちゃに変えても、とらくんは出てきてくれなかったと言います。
それでも、無理矢理引っ張り出して怖がらせたくない飼い主さん。とらくんのために用意していたこだわりのおもちゃを見せながら、遊びに誘ってみます。
なかなか縮まらない2人の距離に、思わず応援したくなりますね。
『おやつの道』作戦、成功!
はじめの一歩がなかなか踏み出せないとらくんのために、おやつを置いてみた飼い主さん。すると今まで興味を示さなかったとらくんが、ついにおやつを口にしました!
そのチャンスを見逃さず、ケージの外にまでおやつを置いて『道しるべ』を作ったと言います。
道しるべの甲斐があったのか、「もっと食べたい!」と言わんばかりに顔を出すとらくん。やや緊張した面持ちではあるものの、しっぽを大きく振って期待を隠せない様子。
とらくんの警戒心が解けた瞬間に、飼い主さんは「このときは本当に感動した」と語ります。
しっぽをフリフリしながら出てくるとらくんは、まさに悶絶級の可愛さです。
いくらか床のおやつを食べて緊張がほぐれたのか、おもちゃに興味を示すそぶりも見られたそう。最後には、仰向けのとらくんを抱っこする飼い主さんの姿も。
まだ震えることもあるけれど、「ちょっとずつ慣れてね」「これからよろしくね」と、とらくんに語りかける飼い主さんなのでした。
犬の性格にもよりますが、お迎え当日〜1週間は過度に触れ合わず、ゆっくりと慣れさせるのが良いとされています。無理矢理ケージから出さなかったからこそ、「この家は安全だ」と感じられたのかもしれませんね。
子犬の気持ちに優しく寄り添う飼い主さんと、少しずつ心を開く子犬の姿に、「子犬をお迎えした日って永遠に宝物ですよね」「うちのワンコをお迎えした日を思い出した…」「たくさん愛されて育ってほしい」など、温かなコメントが寄せられました。
YouTubeチャンネル『豆柴とら日記』では、その後のとらくんの様子が続々と投稿されています。2人の物語の続きを見たい方は、ぜひチェックしてみてください。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「豆柴とら日記」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。