YouTubeチャンネル『豆柴チャコ【mama choco】』に登場する豆柴チャコさんの飼い主さんが家族になるまでの物語。
このチャンネルは2021年8月、先代柴犬の「チョコ」さんが17歳で虹の橋のふもとへと旅立つまでの懸命に生きる姿を記録するため、パソコン操作さえ得意ではなかったというママさんが立ち上げられたのだそう。その意志を継ぐこととなったのは、小さな豆柴の女の子でした。
ペットショップで小さな豆柴に出会う
YouTubeチャンネル『豆柴チャコ【mama choco】』を運営するご家族が、何気なく立ち寄ったとあるペットショップ。そこで出会ったのは、その日ペットショップにやってきたばかりだという生後2ヵ月の小さな柴犬の女の子でした。
先代のチョコさんにそっくりな目元を持つ子犬との出会いは、ママさんの心を大きく揺さぶったといいます。
豆柴「チャコ」さん
『抱っこしたらあかん』
子犬の愛らしさにこのまま連れて帰りたい、家族として迎えたい…そんな気持ちが高まるのを抑えようとするものの、思わず抱き上げてしまうママさん。
とはいえ、ただ『可愛い』だけでお迎えするわけにはいきません。先代のチョコさんを見送った経験を持つママさんにとって愛犬との暮らしの幸せ、そして大変さも重々承知しているが故に簡単に決断することはできませんでした。
ペットショップで偶然の出会い
ついつい抱っこしてしまうママさん
小さなおみ足、くるんとカールしたしっぽ。『連れて帰って』と言わんばかりに見つめる、先代チョコさんにそっくりな瞳…。それでもその日はお迎えしたい気持ちをグッと堪え、子犬にさよならを告げてその場を後にしました。
一度はペットショップを後にしたものの…
しかし、翌日も気づけば足は子犬に会うためにペットショップに向かっていたのだそう。冷静に判断するために来たつもりがその可愛さと愛おしさ、お迎えすることの覚悟…その狭間で揺れ動く心に決断を下すことはできませんでした。
展示部屋デビュー予定だという子犬さん
この直後から、子犬は展示部屋デビューの予定だったのだそう。
『こんなに可愛いのだから、きっとすぐに誰かの目に留まるはず』
だからこそ、もう1日『本当に幸せにできるのか』をゆっくり考える時間を取ることに。展示部屋で無邪気に過ごす子犬の姿を見つめながら、一生の責任を負うことができるのか…その日のうちに結論を出すことを決意。
翌日、子犬と再会
この子がおばあちゃんになるまで責任持ってお世話できるのか、50代夫婦である自分たちの体力面の心配はないのか。旅行やお出かけ、生活をこの子に合わせてあげられるのか、朝夕のお散歩は?しつけは?お金は?…次々に考えるべき課題が。
甘える子犬の姿が可愛すぎる…
『先代柴のチョコは、この子を家族に迎えることを悲しまないだろうか』
『この子は、うちに来て本当に幸せになれるのだろうか』
一晩中考えたものの、応えは出せず。悩んだままでお迎えはできないと、後ろ髪を引かれつつお迎えを断念することに。
『どうか幸せになってね、さよなら』
一度はサヨナラを決意
一度は子犬との暮らしを諦めたママさん。しかし、来る日も来る日も考えるのはあの子犬のことばかり。ペットショップのホームページを何度も何度も確認するその姿を見たパパさんは、息子さんに…。
『お母さんと一緒に豆柴ちゃん迎えに行ったり』
と、言ってくれたのだそう。
お迎えを決断!
家族が背中を押してくれたことで、お迎えすることを決断。『チャコ』という素敵な名前が贈られた子犬との新しい暮らしがスタートすることになりました。
ママさんの葛藤は、命を迎える飼い主としてとても重要で必要なもの。『一緒に幸せに暮らそうね』あの日の約束の通り、チャコさんはとても幸せに暮らしています。
幸せの第一歩を
この投稿には「飼い主さんの葛藤は、本当ならお迎えする全員に考えてほしいこと」「素晴らしい、正直に共有してくれてありがとうございます!」「チャコちゃんが幸せなのは、家族の覚悟があるからですね」など、称賛コメントが多く寄せられることとなりました。
チャコさんが素敵なレディに成長された現在のお姿、ご家族との愛溢れる日常はYouTubeの他の動画からもチェックすることができます!
チャコさん、飼い主さん、この度はご協力誠にありがとうございました!
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