殺処分対象だった保護犬が心を開くまでの記録 現在の姿に感涙「表情の変化に泣いた」「飼い主の根気と愛情に感謝」

殺処分対象だった保護犬が心を開くまでの記録 現在の姿に感涙「表情の変化に泣いた」「飼い主の根気と愛情に感謝」

殺処分に怯えていた保護犬が心を開くまで。8ヵ月間の軌跡と奇跡を追った1本の動画に多くの称賛の声が寄せられています。

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YouTubeチャンネル『アルくんアイちゃんと野犬さんたち』に投稿された1本の動画。そこには、殺処分に怯えていた保護犬が心を開き自信と幸せを取り戻した軌跡が捉えられていました。

コーギー犬のアルくん、MIX犬のアイちゃんと共に暮らしながら愛護センターに収容された野犬たちを引き取り里親探しを行われている飼い主さん。

収容から1ヵ月、迫る殺処分に怯えていた『くるみ』ちゃんが引き取られたとき、その瞳は恐怖に侵されているようでした。

ケージ

『噛む』という行為で恐怖から身を守ろうとしていたくるみちゃん。引き出しの際も、暴れて職員さんを噛んでしまうというトラブルもあったそう。

噛む

人の手からは何も食べることができず、ケージのドアを開けても決して出てくることはなかったのだとか…。

これまで食べる機会がなかったであろうおやつを差し出されても、絶対に口にしないくるみちゃん。どれほどの恐怖が彼女の心を支配していたのかが痛い程、伝わってきます。

食べない

ケージの中に篭る

立ち上がるのは排泄のときだけ。かろうじて食事はとってくれるものの、痩せ細った身体が心配で仕方がなかったと主さんは語ります。

しかし、根気よく待ちの姿勢で安全と愛情を伝え続けた結果…少しずつ、でも確実に触れられることや人の存在に慣れ始めたくるみちゃん。

座って寝る

迎え入れから3週間が経つ頃には、怯えながらも自らお部屋に出てきたり手からおやつを食べたりすることができるように!

そして4ヵ月が経つ頃には、お外を眺めることが大好きになり同居わんこと寛ぐこともできるようになったのです。

窓

でも、同居ワンコたちとの遊びには依然興味はなし…。しかし、その1ヵ月後には生まれて初めておもちゃに興味を持ち、遊ぶことができたのだそう♪

骨型のおもちゃを大切そうに抱えてカミカミして遊ぶくるみちゃん。この頃には、主さんに自ら近寄ったり撫でられる心地よさも感じ始めてくれたといいます。

おもちゃで遊ぶ

そして8ヵ月が経過した頃には…同居わんことの遊びに参加し、笑顔でお喋りする様子も!

まさに『犬らしく』という言葉がぴったりなはしゃぎ方で、お部屋の中を元気に駆け回るくるみちゃん、そしてそんな彼女を見守る同居わんこや主さんの笑い声。

何がくるみちゃんをここまで変えたのか…そのすべては、この光景に詰まっていると言っても過言ではないかもしれませんね。

笑顔

迎え入れ当時は、恐怖で上手にできなかったお散歩も今となってはくるみちゃんの楽しみのひとつ。

時間を掛けながら、他の人やわんこが居る場所に慣れていき、ドッグランを楽しめるまでに♪

お散歩を拒否

ドッグラン

そしてこの動画投稿から約2ヵ月後、主さんはくるみちゃんの卒業を報告されました。永遠の家族の元へと巣立っていくくるみちゃんには多くの祝福の声が寄せられることに。

今現在は、新たな野犬の子の未来を切り開くため日々奮闘されています。

野犬の子たちが幸せを掴むお姿、そして元保護犬であり愛犬のアルくん、アイちゃんの愛溢れる日常をぜひYouTubeでチェックしてくださいね!


くるみちゃん、飼い主さん、このたびはご協力頂き誠に有難うございました!

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