犬が狂ったように走り出すときの心理3つ

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今、どんな気持ちで走っているの!?『犬が狂ったように走り出すときの心理』についてまとめました。狂ったように走り出すのは、興奮しやすい犬あるあるのようです。

狂ったように走り出したとき、犬はどんな気持ち?

1.ニオイを嗅いで興奮してしまった

公園やドッグランや道端など、外をお散歩しているとき、急に狂ったように走り出すことがあります。あまりにも突然で、飼い主さんもアタフタしてしまうかもしれません。よくあることで、慣れてしまっている、という飼い主さんもいらっしゃるでしょうか。外には、いろんなニオイが落ちていますよね。私たちには感じることができないニオイも、犬は敏感に嗅ぎ取ってしまいます。

どんなニオイを感じ取ったのかはわかりませんが、そのニオイを嗅いだことで興奮し、狂ったように走り出してしまうことがあります。“なにこれ、くさーい!”と感じたのでしょうか。それとも、“このニオイ大好きー!”と感じたのでしょうか。

興奮させるニオイは犬それぞれにあるのかもしれませんが、そのニオイを嗅ぐ度に、狂ったように走り出し、時には飼い主さんを困らせてしまうこともあります。ニオイに興奮し、狂ったように走り出することは、室内でもあります。

それは、飼い主さんの靴下やスリッパや枕のニオイを嗅いだときかもしれません。洗濯したばかりの柔軟剤の香りが強い、洗濯物のニオイを嗅いだときかもしれません。

2.シャンプーをされたストレスを発散したい

自宅でシャンプーをした後、お風呂場からリビングまで猛ダッシュ。そして、リビングで狂ったように走り回る。シャンプーをした後の犬あるあるなのではないでしょうか。濡れた身体を脱衣所でしっかり乾かした後なら良いのですが、お風呂場から脱走してしまい、リビングで狂ったように走り回り、水浸しになってしまうこともあります。

シャンプーをした後、狂ったように走り出すのは、シャンプーしている最中にジッと耐えたことで感じたストレスを、思いっきり発散させたいのだと思います。“シャンプーをしている間はジッとしていられるのにな…”と感じている飼い主さん、多いのではないでしょうか。

きっと、ドライヤーで乾かしている最中もジッとしていられるのではありませんか?シャンプーとドライヤーの間、ジッと我慢していたのですから、狂ったように走り出したくなる気持ちも、わからなくはないですよね。

3.お散歩や運動の余韻

お散歩や運動を終えて、自宅に戻ってきた瞬間、狂ったように走り出すことがあります。玄関に入り、リードやハーネスを取り外した瞬間、猛ダッシュでリビングへ行き、そのままリビングで狂ったように走り回る。

おそらく、お散歩や運動をした後の余韻に浸っているのだと思います。お散歩や運動に行けたことが嬉しくて、大興奮してしまったのかもしれません。外で走り出してしまったり、興奮して暴れてしまうと、飼い主さんに止められてしまうことを理解しているのではないでしょうか。ですから、自宅に戻ってきて瞬間、急に走り出してしまうのでしょう。

もし、お散歩や運動の後、狂ったように走り出すこともあれば、まっすぐ寝床に向かうこともある、というような違いがあるときは、お散歩や運動の満足度の違いをあらわしているのではないでしょうか。あまり満足できなかったときは狂ったように走り出し、満足できたときはまっすぐ寝床に向かう。このような違いがあるのかもしれません。

まとめ

犬が狂ったように走り出すときの心理として、

  • ニオイを嗅いで興奮してしまった
  • シャンプーをされたストレスを発散したい
  • お散歩や運動の余韻

などを考えることができます。なかなか走ることをやめないため、狂ったように走り出した愛犬を見守る飼い主さんがほとんどなのではないでしょうか。外では、リードを手放してしまったり、首輪が抜けてしまうなどの可能性がありますので、注意しましょう。室内では、家具などにぶつかってケガをしてしまわないよう、注意しましょう。フローリングや床で滑ってしまい、脱臼や骨折をしてしまったケースもあります。十分な注意が必要です。

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執筆ライター
ポメラニアンの女の子、柴犬ミックスの男の子、黒猫の男の子と暮らしています。二十数年、犬と暮らしてきた中で経験したことや実感したことを交えながら、犬に関する情報…