九死に一生を得て、フリスビーの才能を開花させた犬の「ハカセ」の物語を書籍化。「保護犬の星 フリスビー犬ハカセ」が株式会社ハート出版から販売されました。
殺処分の対象だった「ハカセ」の物語
2014年5月末、殺処分の対象になっていたところ、佐賀県有田町のNPO法人「アニマルライブ」(代表:岩﨑ひろみさん)により救われた「ハカセ」(当時推定6歳)。
なかなか飼い主に巡り合えず日々を過ごしていたハカセは、パートナーである浦一智さんと訓練施設を訪れたときにフリスビードッグとしての才能を開花させます。
浦さんとの猛特訓を経てフリスビードッグとして大活躍。新聞やテレビなどでも、「保護犬の星」として取り上げられるようになったのです。推定14歳の現在も、現役で大会に出場しています。
そんなハカセの人生が、今回児童小説家であり写真家の西松宏さんにより書籍化されました。本文中の写真は西松さんが撮影したもので、元気なハカセの姿が見られます。
命の尊さや人と犬の絆などを教えてくれる一冊を、ぜひ手に取ってみてください。
書籍情報
『保護犬の星 フリスビー犬ハカセ』
著者:西松 宏
発行:2022年3月16日
定価:1,400円(税別)
発行:ハート出版
仕様:A5判並製・136ページ
ISBN:9784802401210
書籍の印税の一部は「特定営利活動法人アニマルライブ」に寄付され、保護犬猫活動のために役立てられます。