安くて大容量のドッグフードは危険?与えることで起こり得るデメリットとは

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安くて大容量のドッグフードは危険?与えることで起こり得るデメリットとは

市販で手軽に購入することができる安価なドッグフード。これだけたくさんの商品が販売されているのだから、安全だろうと考えてはいませんか?実は、ドッグフードは人間の食材の様に安全性の取り決めがほとんどありません。そのため、大容量で低価格なフードには危険な材料も使用されています。ついつい手にしてしまう低価格のドッグフードの内容とは、果たしてどのようなものなのでしょうか。

ドッグフードが「安い」理由

いくつかのドッグフード

あなたはドッグフードをどのような基準で選んでいますか?「安くて大容量のドッグフード」と答える方は結構多いと思います。価格が安いほうが当然お財布に優しいですし、容量が多いほうがお得ですよね。

私たちの普段の買い物も、安い商品を購入したほうがお得な感じがありますよね。「特売」や「セール」と言った言葉には、ついつい「通常価格」よりそちらに足が運んでしまいます。

私たちが食べる食材は、どんなに安くてもお店に並んでいる以上、最低限の安全は約束されています。そのため、安いと言っても傷がある、不揃いである、賞味期限が近いといったことが理由であり、決して傷んでいたり食べられないものであったりということではありません。

しかし、ドッグフードを人間の食材と同じ基準で考えることは、大変危険です。それは、ドッグフードには人間が食べる食材の様に安全に対する取り決めが非常に少ないからです。

粗悪な材料を使えば、それだけ安く仕入れることができ、強い防腐剤や酸化防止剤を使用すれば、大容量でも長持ちさせることが可能です。

安いドッグフードの3つの特徴

ご飯の前で伏せている犬

1.質の悪い肉の使用

犬は元来「肉食」の動物ですので、必要とする栄養の大部分に動物性タンパク質を必要とします。しかし、新鮮な肉を使用すれば、それだけ価格が高くなってしまいます。そこで、安価に仕上げるためには「くず肉」や「副産物」を使用することがあります。

「4Dミート」と呼ばれる肉が、粗悪な副産物として有名です。
下記の肉が4Dミートに該当します。

  • 死んだ動物の肉
  • 死にかけていた動物の肉
  • 身体の一部に障害のある動物の肉
  • 病気の動物の肉

また、動物から肉の部分をとった後の内臓や血管、鳥の羽や骨なども一緒に入っていることがあります。これらの肉では、犬にとって必要な栄養を十分に摂ることができません。

粗悪な肉類を使用している商品の原材料には、「家畜肉」や「肉類」、「〇ミート」、「動物性油脂」、「〇エキス」、などの表記が当てはまります。安心できる内容の肉の表記には、「チキン」、「ラム肉」と言った詳細が明らかにされているものがおすすめです。

2.穀物でのかさまし

安価なドッグフードには、トウモロコシや小麦、米などの穀物を主原料に使用している商品も多く見かけます。

穀物は犬の食事としては必要のない材料です。また、消化も悪く、アレルギーを持つ子も多くいます。
なぜこのように不必要な材料が多く使用されているかと言うと、穀物は肉よりも安く仕入れることができるからです。

家畜のエサとしても使用されるような穀物は、安く仕入れることができます。また、腐りかけの部位や、茎、葉などを使用すればさらに価格を安くすることが可能です。つまり、フードの「かさまし」として使用しているわけです。

「穀物」は肉を多く使用しているフードよりも低カロリーに仕上げることができるため、ダイエットフードとしても販売されていることがありますが、穀物は炭水化物を多く含みます。炭水化物のほとんどは糖質でできており、多く摂取すると脂肪として蓄積されるため、逆に肥満の原因にも繋がり、おすすめできません。

3.人工添加物を多く使用している

粗悪な材料を使用すれば、当然痛みも早くなります。しかし、それでは大容量で販売することができません。そこで、人口の防腐剤や酸化防止剤を使用することで商品の痛みを抑えています。

また、当然美味しくない味をごまかすためにも、砂糖や塩などの調味料、合成着色料、香料(フレーバー)などを使用して、嗜好性を高めています。

これらの人工添加物は、強い効果あり、人間の食材には使用してはいけないと言われるものも存在します。特に危険な人工添加物は、BHA、BHT、エトキシキンなどが有名です。これらは発がん性も認められている危険な材料です。

犬に粗悪なドッグフードを与え続けるとどうなる?

大量のドッグフードを目の前にオスワリしている犬

粗悪な材料で作られたドッグフードを与え続けると、愛犬にとってどのようなデメリットがあるのでしょうか。
「うちの子は、安いフードでも特に健康には問題がない」という方もいるでしょう。粗悪なフードを与えても、すぐに何らかの症状が出るわけではありません。与え続けることで、徐々に蓄積される症状や、飼い主さんが愛犬の体質だと勘違いしている場合もあります。

粗悪なフードを与えることのデメリットとしては、

  • 消化が悪い
  • 下痢、嘔吐、便秘になる
  • 栄養を十分に摂ることができない
  • アレルギーの原因になる
  • 涙やけや皮膚病の原因になる
  • 体臭や便臭がきつくなる
  • 嗜好性が低い
  • 病気のリスクを高める可能性がある
  • 毛並み、毛ヅヤが悪い

などが考えられます。

私たち人間同様、愛犬の健康を保つために食事は欠かすことができません。いつまでも健康でいてほしいと思うのであれば、ドッグフードの内容を見直してみることも大切です。

最後に

飼い主からご飯をもらう犬

良質なドッグフードと言われる商品は、ネット上でしか流通していないものが多く、なかなか手が出せない方もいるのではないでしょうか。しかし、安価なフードには愛犬にとって良いことがありません。

それでも販売されているのは、「売れている」からです。日本のペットフードに関する法律は非常に緩いもので、粗悪な材料を使用して販売しても、問題はありません。そして、私たち愛犬家がまだまだドッグフードに関する認知度が不十分であることから、「安くても安心」だと勘違いして、購入してしまうことが粗悪なフードが人気な理由です。

見た目にはどれも同じに見えるドッグフードですが、原材料を詳しく見てみると、とても与えることは避けたい内容です。

愛犬にとっても食事は楽しみの時間です。良質なフードは、嗜好性も高く愛犬の食事タイムをより良いものにしてくれるでしょう。

飼い主さんも、いつまでも愛犬が元気で長生きしてもらうために、ドッグフードというものをもう一度見直し、私たち人間の食材選び同様、厳しい目線で安全性をチェックすることが大切なのではないでしょうか。

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