【わんちゃんごはん】愛犬と旬の食材を楽しもう!『かぼちゃのぽかぽかスープ』のレシピ♪

【わんちゃんごはん】愛犬と旬の食材を楽しもう!『かぼちゃのぽかぽかスープ』のレシピ♪

甘くてほくほくで美味しい『かぼちゃ』。大好きなわんちゃんも多いですよね。寒い季節に食べるとなぜ良いのでしょう。身体がぽかぽかになる、わんちゃんと一緒に食べられる簡単レシピもご紹介致します。

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ほくほくあま~い『かぼちゃ』の秘密を探ってみよう!

毛布にくるまれたわんちゃんの顔

毎日寒い日が続いていますね。
わんちゃんたちもふかふかの場所を探して、まんまるくなっていませんか?足先を触ると、ちょっとひんやりしたりしていませんか?

わんちゃんがいる床付近の温度は、意外と低かったりします。ご自身の足首が冷えるなあと感じていたら、わんちゃんも同じように感じているのだそうです。

こんな寒い日は、美味しいごはんで身体の中からぽかぽかになりましょう!

今回は『かぼちゃ』を取り入れた、お鍋ひとつでできる簡単ごはんをご紹介致します。

かぼちゃが美味しくなる季節を知っていますか?

かぼちゃ

ハロウィンなど、秋のイメージが強いかぼちゃですが、収穫できる時期は夏です。

我が家は無農薬で野菜を育てていますが、かぼちゃの植え付けは5月のゴールデンウイーク頃、収穫は7月~9月頃になります。

収穫してすぐはまだ水っぽく甘みも少ないので、そこから涼しい場所で保管して、熟成させて甘くなるのを待ちます。ちょうどハロウィンの頃から、ほくほく美味しくなってくるというわけですね。

品種にもよりますが、上手に保存すると年明けの1月~2月くらいまで、ほくほくあま~く美味しく食べられます。特に白っぽい皮のかぼちゃは、保存期間も長くとても甘いのでおすすめです。

栗みたいな香りと甘く濃厚な風味で、本当に美味しいんですよ。もし産直などで見かけたら、ぜひ味わってみてくださいね。

かぼちゃってどんなふうに身体にいいの?

かぼちゃに含まれる栄養素

  • βカロテン
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • 葉酸など

ビタミンAの過剰摂取は身体に良くないと、聞いたことがありませんか?

かぼちゃや人参に豊富に含まれるβカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。

しかし、レバーなどに含まれる動物性のビタミンAは、体内に蓄積されてしまうので、過剰症の注意が必要です。よくレバーを毎日たくさん続けてわんちゃんにあげないように・・と言われているのは、このような理由からなのです。

半分に割ったかぼちゃ

かぼちゃを食べると身体によいこといっぱい!

  • βカロテン…抗酸化作用、粘膜を丈夫にして風邪予防、免疫力の強化(ビタミンEと一緒に摂ると細胞の老化ガンを防ぐ効果)
  • ビタミンE…血液の循環をよくする、血行不良による冷えの改善
  • ビタミンC…皮膚や健康維持を助ける、抗酸化作用、免疫力を高める

犬は体内でビタミンCを合成できますが、高齢になるにつれて生成する力がだんだんと衰えてきます。

また、病後や肝機能が低下している場合、運動後やストレスが高い時など合成される量が非常に少なくなるので、ビタミンCの摂取を必要とされることがあります。

かぼちゃに期待できる効能

  • エネルギーを補給し、気力、体力を高める
  • 身体を温める
  • 胃腸の働きを助ける
  • 食欲を高める

ほのかな甘みは心も温めてくれるので、元気がないときにもおすすめです。粘膜を丈夫にして風邪予防、身体を温めてくれるかぼちゃは、寒い季節にぴったりの食材ですね。

それでは、かぼちゃを使って、簡単で美味しいごはんを作っていきましょう。

『とろける甘み かぼちゃのぽかぽかスープ』のレシピ♪

キッチン

材料

  • かぼちゃ…小さめのもの半分(約400グラム)
  • 豚肉…赤身のもの約300グラム
  • 豆乳、オリーブオイル…お好みの量

体重8.5キロのわんちゃんに対して、約3食分のお肉の量になります。かぼちゃのスープの量は、体調やその日のお腹の具合に合わせて加減します。

また、運動量などによって、食べる量は加減してください。アレルギーのある食材には、お気をつけくださいね。

作り方

1、鍋に細かく切ったかぼちゃと豚肉、水をひたひたに入れる。

鍋の中の切ったかぼちゃと豚肉

2、弱火でコトコトじっくり煮込んで、柔らかく煮えたかぼちゃを混ぜながらつぶす。

じっくり煮込んだ鍋のスープ

3、豆乳を加えて弱火で温め、オリーブオイルをまわしかけたらできあがり。

かぼちゃをつぶしてクリーミーになった鍋のスープ

かぼちゃスープのお皿・完成写真

(わんちゃん用には、人肌まで冷ましてあげてくださいね)

とろりと煮込まれたかぼちゃの、やさしい甘み。やわらかい豚肉ととろっとしたかぼちゃが身体にしみわたる、シンプルでとても滋味深いお味のスープです。

雪の舞うとても寒い日、このスープを作って我が家のわんちゃんとみんなで食卓を囲みましたが、嬉しそうなお顔をして、いつまでもお皿をペロペロしていましたよ。

食べた後も、足先指先までぽっかぽか。お腹の中までほかほかして、とても幸せな気分になりました。

レシピに追加したい食材

ポイント

おすすめの食材

  • 本葛…身体を温める、胃腸を整える、血流改善
  • 椎茸…カルシウムの吸収を助ける、胃腸の働きを助ける
  • 人参…胃腸の働きを活発にする
  • 生姜…身体を温める、胃腸の働きを高める、寒気を伴う風邪に

特におすすめの食材

  • 豚肉…ビタミンB1が豊富で炭水化物の分解を助ける、疲労回復に。身体を潤す働き、喉の乾きや乾いた咳などにも効果あり。
  • 豆乳…身体を潤す、肺や喉の乾燥などに

人間用に加えると美味しい食材

  • 酒粕&チーズ
  • カレーパウダー&ココナッツオイル&塩
  • 味噌

体調に合わせて、基本のスープをアレンジしてみよう

我が家はこのスープに、

  • 生姜をほんの少し
  • 椎茸パウダー
  • たかきび粉
  • はとむぎ粉

最後に水で溶いた本葛を加えてつくりました。

▼左から、本葛、たかきび粉、はとむぎ粉 本葛、たかきび、はとむぎ粉の小さなお皿の写真

  • たかきび…ポリフェノール、カルシウム、鉄分、コクのある味わい。雑穀の中でも特に栄養が豊富です。
  • はとむぎ…ビタミンB2、アミノ酸バランスに優れている、蛋白質が豊富、肌の調子を整える、いぼ取り等の効果があります。

わんちゃんの体調に合わせて、加える食材を選んでみるのもよいかもしれませんね。

人にもわんちゃんにも良い『葛』

本葛のパッケージ写真と、のぞきに来たわんこの鼻

漢方薬「葛根湯」の原料にもなっている『葛』は、

血行を促進して身体を温め、胃腸の粘膜を保護してくれるので下痢などお腹の調子の悪いときのごはんにもおすすめです。

本葛を使用される場合は、パッケージの裏を見て「葛100%」のものを選ぶことをおすすめ致します。100グラムで500円ほどで購入出来ますので、そこまでびっくりするようなお値段ではないと思います。

使い方は簡単です。同量の水で溶いてスープなどに加え、加熱しながらとろみをつけます。片栗粉のような感じで気軽に使えます。(粉末状でも、小さな塊状のものでも、使い方は同じです。)

人にもわんちゃんにも使えるので、本葛はおすすめです。

まとめ

毛布の上でねんねしているわんこ

今回は、あったかとろとろの「かぼちゃのスープ」をご紹介致しました。
寒い季節だからこそ、お腹の中からぽかぽか健康に。そんな思いでレシピを考えてみました。

お鍋ひとつで簡単に作れますので、寒い日のお夕飯にぜひわんちゃんとご一緒に召し上がってみてください。

家にあるもので、お好みの食材を加えて、またその時の体調に合わせて、気軽にアレンジできるのも、おうちごはんの良いところではないでしょうか。

わたしはとても冷え症なのですが、大きめのボウル1杯食べた後、身体がぽっかぽかで汗が止まらなくなるほど温まりました。冷たかった足先も血が通うのがわかるほど。

人間もわんちゃんも、血流が良くなるといいことがいっぱいありますよ。コトコト煮込んでいる時間もあったかい、幸せな気持ちになれる『あったかスープ』を、ぜひわんちゃんと味わってみませんか?

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