犬の毛ヅヤをよくする2つのポイントと美容法

【獣医師監修】犬の毛ヅヤをよくする2つのポイントと美容法

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犬の毛艶は健康のバロメーターのひとつであり、見た目の美しさを表すものでもありますよね。そんな美しい毛艶を生み出すためにはどうしたらいいのか、その美容方法をご紹介していきます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の毛艶をよくするための2つのポイント

こちらを見ているチワワ

犬の毛艶をよくするためには大きく分けて2つのポイントがあります。

  • 体の内側から皮膚を健やかにすること
  • 体の外側から皮膚と被毛にアプローチすること

この2つのケアを合わせて行なうことで、美しい毛並みや毛艶をキープすることができ、見た目だけでなく体全体の健康につなげることができます。

また、犬の毛艶は見た目の美しさだけでなく健康状態を表す一種のバロメーターでもあるため、毛艶や毛並みから健康状態を判断することも可能です。

犬の毛艶をよくするためにはまず食事から

毛にツヤのある犬

犬の毛艶をよくしようと思ったときにまずすることといえば、ブラッシングではないでしょうか。確かにブラッシングをすると一気に毛艶がよくなって、一番簡単にできるお手入れでもありますよね。

しかし、どんなに犬をブラッシングをしても被毛を生み出す皮膚の状態が悪ければ本当の意味で毛艶はよくなることはなく、なったとしても一時的なものでしかありません。

本当に良い犬の毛艶の状態というのは、何もしなくても艶がありブラッシングをすることでさらに美しさが増すことを言います。

だからこそ、犬の被毛を生み出すための「皮膚の状態」を健やかにするためには毎日食べる食事がとても重要になるため、できるだけ良質なドッグフードを選んであげるようにしましょう。

犬の毛艶をよくするために選びたいドッグフード

ドッグフード

犬の毛艶をよくするためにまず大切なことは、良質なドッグフードを選び体の内側から健やかな状態を作ることにあります。しかし、どのようなドッグフードが犬にとっての良質なドッグフードだといえるかはわかりませんよね。

そこで、良質なドッグフードの選び方をいくつかご紹介しますので、愛犬のドッグフード選びの基準として参考にしてみてください。

着色料などの添加物不使用

赤や緑などの着色料は、見た目のおいしさを演出して購買意欲を高めるために使われているだけであり、決して犬の体にとって有益なものではありません。

また、香料や酸化防止剤といったものもできれば使用していない、完全無添加のドッグフードを選んであげられると理想的と言えます。

しかし、動物病院で処方される療法食やプレミアムフードといったものでも、最低限の酸化防止剤といったものは含まれているので、一口に添加物とはいってもどの程度含まれているのか、取り入れ続けて体に害はないのかといったものも判断基準にしましょう。

良質な原料を使ったものを選ぶ

良質な原料とは、犬だけでなく人間でも食べることができるような原料を使っているかどうかを指します。パッケージの裏の原料表示一覧を見ると、肉類・穀物類・野菜類といったように〇〇類といった書き方しかなく、具体的に何を使っているのかの明記がないものは、まず良質な原料を使っているとは言えません。

良質な原料を使っているものは、ラム肉・鶏肉・豚肉といったように肉は肉でも何の肉なのかや、野菜は野菜でもかぼちゃやきゃべつなど何の野菜なのかといったように、一目見て何が使われているのかがわかるようになっています。

オメガ3脂肪酸やγリノレン酸などを配合したものを選ぶ

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランスよく配合したものや、γリノレン酸を配合したものなど、良質な脂肪酸は皮膚をトラブルを防ぎ健やかな皮膚を育てます。
被毛の美しさは皮膚の美しさと比例するため、犬の毛艶をよくして美しい被毛にするためにも、こうした不飽和脂肪酸が配合されているものを選んであげることがおすすめです。

犬の毛艶をよくするための美容方法

ブラッシングされている犬

良質なドッグフードを与えることで、体の内側から健やかな皮膚を作り出し美しい被毛を生み出すことができますが、更に犬を美しい状態を維持するためには定期的なケアが必要になります。

毎日のブラッシング

犬への毎日のブラッシングは抜け毛の除去や毛もつれ・毛玉を防ぎ、血行を促進させて毛艶をよくすることができます。

しかし、仕事などで忙しく毎日ブラッシングするのが難しい場合は週に1回だけにしたり、全身のブラッシングが難しいときは手だけ、足だけ、体だけといったようにどこか一部だけでもいいので、こまめなブラッシングを愛犬にしてあげるようにしましょう。

月に1~2回のトリミング

愛犬への定期的なスペシャルケアとして、月に1~2回程度のトリミングで皮膚・被毛を清潔にし美しい毛艶を保ちます。

また、ショートコートでもロングコートでも定期的なトリミングは必要で、最低でも月に1回のトリミングは必ず行うようにしましょう。

そして、トリミングの際に使用するシャンプーとトリートメントは、保湿性の高いものを選ぶと皮膚に優しく潤いのある毛並みになるため、使うアイテムに気を遣ってみるのもいいですね。

まとめ

綺麗な被毛を持つチワワ

犬の毛艶をよくするというと外側からのアプローチだけを考えがちですが、美しい被毛を生み出すための土台は皮膚であり、
皮膚を作り出す細胞は食べ物からできています。

しかし、見た目の美しさを生み出しキープするためにも外側からのケアもとても大事なので、どちらか一方ではなく両方からアプローチをして、犬を美しい毛艶にしてあげられるようにしてあげましょう。

また、犬の毛艶の良し悪しは健康状態のバロメーターのひとつにもなるため、もし急に犬の毛艶が悪くなったと感じたり、なんだかパサつくといったような異常を犬に感じたら、他に変わったことはないかなど注意深く観察し、場合によっては動物病院で相談しましょう。

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