皆さんは散歩をしている時以外でジッとワンコの姿を見下ろした事はありますか？
その時、ワンコの身体にはクビレはありましたか？
また愛犬とスキンシップをはかっている際に横腹を優しくナデナデした事はありますか？そしてその時にアバラの場所は手で触って分かりましたか？
実は我が家の愛犬（ミニチュアダックス♀）は4～5年前、上記の2つ共に当てはまりませんでした。
原因は避妊手術による肥満でした。
あるサイトで見たのですが、現代の多くのワンコが太り気味～軽肥満の状態なのだそうです！
なので将来的に病気やケガに繋がってしまう前にダイエットをさせる事が重要なんです。
ではワンコにダイエットさせるにあたり、大切なのは運動と食事制限なのは分かりますが、具体的にどのように行えば良いのでしょうか。 運動面と食事面で項目分けして紹介していきたいと思います。
運動編
散歩の時間を増やす
まずは毎日の散歩の時間からプラス10分～できたら倍に増やして下さい。
毎日が無理なら休日のみでも良いと思います。
「取って来い」遊びをする
家の中でもボールやオモチャを遠くに投げてワンコに持ってきてもらう「取って来い」をこまめに行うと良い運動になりますよ♪
お風呂でスイミング
本来はワンコ専用のプールが理想的なのでしょうが、近 くになかったり時間のない飼い主さんの方が多いと思います。
その場合は自宅の浴槽にお湯を溜めて（適温で）泳がせたり歩かせたりしてみましょう。足腰に負担がかからないので良いですね。
ただしその際はワンコ用のライフジャケットを着用させ、必ず飼い主さんが補助についてあげて下さいね！
※注意点！
シニアの子や持病などにより激しい運動が禁止されているワンコは必ず獣医師さんに相談して下さい！
食事編
フードの量を減らす
毎回与えるフードの量をグラムで測り、そのから1割の量を減らして下さい。
フードと野菜を半々
ニンジンや白菜やキュウリ等、ワンコが食べてもOK な野菜でカサ増しをしてあげる代わりにフードの量を半分にするのもお勧めです。
食事の回数を増やす
急にフードの量だけを減らしてしまうと空腹でストレスを与えてしまうので、1日に食べさせるフードを4～5回に小分けして与えて下さい。
こうする事で空腹の時間を減らす事ができます。
番外編
ダイエット中でも低カロリーな物を少量のみならオヤツもOKです。
そしてその際にもちょっとした運動をしてもらう事のできるグッズもあります。
共立商会から出ている「ガジー」というオモチャなんですが、これは小さなオヤツを中に入れるタイプのオモチャなんです。
これを渡す事でワンコは必死で中のオヤツを取り出そうと格闘するので、自然と運動もできるし、ゆっくり少しづつ食べる事で内臓脂肪もつきにくくなります。
最後になりますが、ワンコのダイエットで一番大切なのは私達飼い主の忍耐です。
可愛いから、見てて気の毒だからという理由で必要量以上を食べさせてしまうと、結果的にワンコの身体に負担をかけてしまいます。
なので心を鬼にして愛犬のダイエットを頑張りましょう！
