犬の食事の回数と時間はどうやって決めればいいの?

【獣医師監修】犬の食事の回数と時間はどうやって決めればいいの?

お気に入りに追加

犬の食事量や食事回数をどうやって決めたらいいのか迷う飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。愛犬が長生きするためにも食事はしっかりと管理したいところです。今回は1日に必要な食事量や食事回数をご紹介します。

20255view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の食事の種類

ドッグフード

ペットフードについて、平成21年6月1日に「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(通称:ペットフード安全法)」が施行されたことによって管理が明確にされました。
ペットフードの分類として、以下のようなものがあります。

ドライ

一般的なドッグフードはこちらになります。
水分含有量が10%程度、またはそれ以下のフードです。
ドッグフードと言われればこちらを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
「カリカリ」と呼ばれることもある乾燥したものですね。
開封後も長期保存が可能で、少ない量でも効率よくカロリーや栄養素を取ることができます。

セミウェット、ソフトドライ、半生タイプ

最近よく見かけるのが半生タイプのものです。
水分含有量が10〜35%程度のフードです。
固い食感が好きではない犬にあげたりします。
ドライタイプよりも匂いがあるので、犬の食欲をそそるかと思います。
ドライタイプに比べると少々お値段が高く、長期保存はできないためコストパフォーマンは劣ります。
このタイプとドライタイプを混ぜてあげる方が多いようです。

ウェット

水分を多く含んだフードで、缶詰やレトルトパウチの状態で売られています。
製品水分75%程度で、加熱殺菌工程を経て作られたフードです。
これをあげると大喜びする犬が多く、よく食べてくれます。
少しお値段が高めなので、ドライタイプのものと混ぜてあげたり、トッピングとして少しかけて使う方もいます。

ベストな犬の食事量とは?

餌を見つめる犬

まずは体重

1日に必要な食事の量はあげるフードによって異なります。
愛犬の体重を知り、与えているペットフードに書かれている量を守って与えるのが基本です。
1日に必要な量がわかったら、1日に数回わけて与えましょう。

必要な食事量とカロリーの公式

フードによって差もありますが、目安として1日に必要な食事量の公式と必要なカロリーの公式をご紹介します。

[1日に必要な食事量]
犬の体重÷4×100=1日に必要な食事量

[1日に必要なカロリー]
体重1kgあたり50〜150kcal

例えば体重が4kgのチワワが必要な食事量は100g、必要なカロリーは200〜600kcalとなります。

犬の成長に合わせたフード

犬の成長

どんな時期にどのフードを与えたら良いのか、迷うこともあると思います。特に子犬やシニア犬、妊娠している犬の場合迷うのではないでしょうか。
そのために年齢別用フードというものがあります。

授乳期

生後4週間前後まで与えるものです。犬の母乳の成分をもとにした粉ミルクや液状になっているミルクがあります。

子犬/成長期

生後8週間前後までは離乳食を与えます。
ドライタイプのフードをふやかしたり、砕いて粉末状のフードをペーストにしたり、ウェットタイプにするなどの工夫をして食べやすくしてあげましょう。
そこから徐々に慣らしていきます。
生後8週間〜1歳までは子犬用や成長期と書かれたフードを与えます。
骨の成長に必要な成分が多く含まれています。

成犬/シニア犬

1歳以降は成犬用のフードをあげると良いでしょう。タイプは色々ありますので、愛犬の好みや状態に合わせたものを選んであげてください。
シニア犬と呼ばれる7〜8歳以降からは高齢犬用、シニア犬と書かれたものを上げて下さい。
運動量や代謝の低下に合わせて、低カロリーや低脂肪といった調整がされていたり、各種栄養が多く入っていたりする調整されたフードとなっています。

犬の食事回数の目安

コーギー

成長や体調によって犬の1日の食事回数は異なります。

子犬の場合

離乳食の場合は1日4回与えます。
生後2ヶ月ぐらいになると子犬用のフードを1日3〜4回与えます。
生後4ヶ月になるとフードを1日3回にします。
生まれてからしばらくは一度にとる食事の量が少ないのですが、成長するにつれて消化器官も発達してくるので回数は減っていきます。
生後8ヶ月〜1歳になるまでに子犬用のフードを徐々に減らして、成犬用のフードに移行していってください。混ぜて与えるのも良いかもしれません。この頃から回数は2回になります。

成犬/シニア犬の場合

1歳以降は成犬用のフードを1日2回、朝・夕与えます。
7〜8歳以降のシニア犬になったらシニア犬用のフードへと切り替えましょう。
食事を与える回数は2回で良いですが、体調や病気の有無によって少量を数回に分けて与えることもあります。

まとめ

お手をする犬

犬の食事は基本的にドッグフードとなっています。
昔は人が残した物を与えたりしていたのですが、現在は犬用に栄養などが調整されたものが売っているのでそれを与えましょう。
種類もたくさんあるので愛犬の好みや状況に合わせてあげられるのが良いですね。
犬にとって食事は楽しみでもあり健康のためのものでもあります。
愛犬の体調や病気の有無に合わせて適切な食事を心がけてください。
飼い主さんがしっかりと管理して長生きしてほしいですね。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 momo

    我が家は14歳の大型犬を飼っています。若い時は、記事にあるように朝晩2回、ドライフードを与えていました。13歳頃から、食事の間があくと吠えて欲しがるようになり(喰いボケなのか心配になりましたが)一日2回から、同じ量を4回<朝・昼・夕・晩>に分けて与えるようにしましたら、すっかり落ち着いてくれました。何度も欲しがる場合は、トータルの量を変えずにこのように数回に分けると良いようです。また、我が家のようにシニア犬の場合は、消化を良くする為に「成分無調整豆乳」でドライフードを少しふやかしてあげると便も調子が良いです。一説によると、無調整豆乳は脂肪腫などの抑制にもなるそうですので、大豆アレルギーがない子にはオススメです。
  • 投稿者

    40代 女性 SUSU


    犬の食事の回数は、記事にある通り、子犬の時期は1日3回~4回、成犬になると2回と言われています。
    ただ、外飼いの犬が多かった時代と比べると、室内犬が増えた現在では、人間と同じような食生活を送っているワンコも少なくありません。お留守番犬であれば必然的に1日2回ですが、日中家族がいる環境で生活しているワンコはお昼の際にオヤツを貰ったり、人間がおやつの際におすおわけを貰ったりしている子も多いようです。
    知り合いのご家庭のトイプードルの子は、お父さんの夜食時間に合わせてお夜食を食べることが習慣になってしまっているそうです。
    最初は困ったことだと思っていたそうですが、その子がシニアになり、消化力が落ちてくる年齢になると、夜食を入れて食事を3回に分けた方が、翌朝の調子が良かったそうです。

    ワンコは空腹嘔吐と呼ばれるお腹がすき過ぎると黄色い胃液を吐くことがあります。嘔吐後、元気であれば、この症状自体は特に問題ないと言われています。
    ただ、特に明け方に嘔吐することが多いそうで、お腹がすきすぎると言うのも可哀想だし、その後の腸の負担を考えると、成犬であっても3回に分けてあげても良いのかもしれません。
    特に、明け方から朝にかけて黄色い胃液を吐く子は、試してみる価値はあるのかもしれません。

    食事の量についてですが、フードに記載されている量は概ね多すぎる気がします。活動量が多く、代謝が抜群に良いワンコであれば良いのでしょうが、大体、太ってしまいます。
    我が家の愛犬の場合、シニア期になり、代謝も落ちているので、シニアフードで表示量の半分を目安にし、状態を見て増やすようにしています。愛犬の場合、オヤツを食べる習慣がついてしまっているため、そのカロリーも考慮して半分からスタートすることにしています。
    手作りご飯の場合は、その犬の頭の鉢のサイズが1回分と言われています。

    1日の必要カロリー数についてですが、記事にもあるように、目安の幅が非常に広く、なかなか参考になるデータがないのが現状です。
    そのワンちゃんが何を食べると体重が増えやすいのか、タンパク質なのかお米や大麦といった糖質系なのか、といった検査をしてくれる病院もあるそうです。
    運動量が落ちる夏場は特に、体重が増えやすく愛犬もダイエットに苦労しています。
    次回の病院の際に調べてみようかと思っています。
  • 投稿者

    40代 女性 REI

    我が家では基本的に朝晩の2回です。生後2ヶ月の頃に我が家に来ましたが、その頃から変わっていません。まだ子犬なので3回の方が良いのでしょうか?とペットショップの方に聞いたことがありますが、2ヶ月を過ぎているので基本的には問題はないはずとのことでしたので、そのままシニアになった今でも変わっていません。
    ただ、朝晩の2回だと次回の食事まで12時間程空いてしまうことになります。愛犬を迎え入れた頃は特に疑問も持たずに食事時間を決めてしまいましたが、考えてみるとこれは結構お腹が空くかもしれないですね。
    室内犬でお留守番の少ないワンコは特に、お昼時に美味しそうな匂いがしてきたとしたら・・・食べてくなってしまうのも分かる気がしてしまいます。
    先に述べたように、我が家も基本的には1日に2回ですが、飼い主が昼時に家にいる際は、昼食時におやつをあげるようにしています。その分、夜のフードを少しだけ減らしています。
    愛犬の場合ですが、昼時におやつをあげた日の方が夜ご飯が少し遅くなってしまった時でもわりと落ち着いて待つことが出来るように思います。また、夕飯を食べ終わった後にたまに足りないよ~!と訴えてくることがあるのですが、お昼に間食出来た日の方がこの催促が少ない気がしています。
    空腹感があまりに強くなるのも良くないのかもしれません。空腹嘔吐が多い場合は試されてみてもいいかもしれません。

    また、食事の時間についてですが、しつけの本には犬のご飯は飼い主の後と書いてあるものが多いと思います。我が家も最初はこの通りに実践していましたが、飼い主側の食事時間がまちまちで遅くなってしまうことも多いため、今では基本的に愛犬のご飯が先になっています。
    先に食べてもらった方がこちらも急いで食べてご飯をあげないと!と焦ることもなくなり、また、犬の方もお腹が満たされているので人間の食事の匂いがしていても落ち着いて待っていられるようです。
    犬の食事を先にしてしまうと、順位が逆転してしまうという考えもあるかと思いますが、我が家では特にそういったことを感じたことはありません。
    こちらは急いでご飯を食べる必要がなくなり、犬の方も空腹でイライラしながら待たされることもなくなり、結果としてお互いにとって良いルールだと思います。

    しつけの本に書いてあることはあくまでも一般論であり、絶対ではありません。各ご家庭の生活スタイルに合わせて対応されることで状況が良くなるようであればそれが正解なのかなと思います。
  • 投稿者

    20代 女性 てとめる

    我が家の愛犬は1日2回、朝夕に分けて与えています。13歳のシニア犬なので10歳以上用のカリカリフードを購入しています。本当はウェットタイプの方が良いのかもと思い購入したこともありますが愛犬が気にいらなくて現在までカリカリです。なのでエサのタイプを変えるときは出来るだけ少な目のものや試供品があれば試供品で試してみるのがオススメだと思います。ただ朝夕でもたまに朝、早くあげ過ぎたときは少ない量を朝夕の間に1回挟んであげています。たまにお腹が空いてしまって吐くことが我が家の愛犬はあるのでそうしています。回数などこの記事にも書いてありますが目安だと思うので、しっかり見極めてあげるようにするのも大切なんじゃないかなと思います。
  • 投稿者

    30代 女性 ラッキー

    うちの犬の食事の回数は現在2回。子犬の頃は多めの4回を目安に与えていました。事前に勉強していたので、回数は知って今したが量については自身がなかったのでとても参考になりました。すこし肥満ぎみになってきたので、量はすこし減らした方がよさそうですね。もう一度計算してみたいと思います。
  • 投稿者

    50代以上 女性 てと

    食事の回数は我が家では朝晩の2回で与えています。時間は大体、朝の7時頃と夕方の16時頃です。ですがごはんを少し残していて他の時間にも食べたい時に愛犬は残ったごはんを食べています。一度、時間を空けすぎてしまったことがあり空腹から吐いてしまうことがありました。そんなってしまわないように残ったごはんを食べたい時に食べれるようにと、あえてそのままにしています。それからは吐かなくなりましたね。
  • 投稿者

    女性 ぬかづけ

    うちは私の仕事が不規則なため、生活リズムもズレズレで愛犬にはかわいそうですが決まった時間にご飯とお散歩とはしてあげられていません。出来るだけ同じになるように気にはしていますが。たまに愛犬が私の胸の上に鎮座してじっと見つめる視線で目を覚まします。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。