「犬を殺処分から救え!」パイロットたちの飛行機で保護活動!

「犬を殺処分から救え!」パイロットたちの飛行機で保護活動!

アメリカで行われている自家用飛行機で殺処分寸前の犬達を殺処分から命を救っているボランティア活動を行っている集団が注目を集めています。彼らは、これまでに多くの犬達の里親探しのお手伝いをしています。彼らの活動を紹介します。

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殺処分から犬達を救う為立ち上がった飛行機のパイロットたち

アメリカで、あるボランティア団体が注目を集めています。彼らは「ウィングス・オブ・レスキュー(救助の翼)」と呼ばれ、自家用飛行機を所有している人達で結成されたボランティア集団です。殺処分から犬達の命を守る為に立ち上がった「飛行機のパイロット達」です。

彼らの活動は、殺処分の危機にある動物達を、飛行機で殺処分を行っていない州に運ぶ事です。その他にも、自然災害や事故などで動物達の命の危険が迫っている時に、動物達を救う為に自家用飛行機で救出活動を行っています。

ウィングス・オブ・レスキューのメンバーは現在40人、その中の10人はこのボランティア専任のパイロットとして、他のメンバーとスケジュールを合わせながら、常時救助活動が行えるように待機しています。

アメリカでは捨てられてしまうペットが増加し、保護施設に保護される動物達が年々増加しています。ウィングス・オブ・レスキューの戦略管理部長を務めているリック・ブロウドさんは、この状況に対し、

「動物達の殺処分率の高さをシェルターだけのせいにする事は出来ないです。彼らが生きている社会がペット達を殺している。」

と語っています。
ウィングス・オブ・レスキューの活動拠点は、カルフォルニア州にあります。彼らが拠点を置いているカルフォルニア州、その他にもオクラホマ州、ルイジアナ州、テネシー州などの殺処分を行っている動物保護施設から飛行機で殺処分を行っていない太平洋西部、コロラド州、ユタ州、サンタフェ州等の動物保護施設に動物達を搬送しています。

「ウィングス・オブ・レスキュー」彼らが救助した動物達

ウィングス・オブ・レスキューでは毎年「ホリデー・エアリフト」という活動を行っています。ホリデー・エアリフトでは飛行機20機を使い、一斉に約1000頭の動物達を搬送します。

この活動で、ウィングス・オブ・レスキューはカルフォルニア州エルセントロのメキシコと、アメリカの国境にある動物保護施設から殺処分対象の49頭の犬達を、1日でアイダホ州のボイスにある動物保護施設に連れ出す事に成功しました。

犬達が運び込まれた動物保護施設は、犬達の新しい里親探しに力を入れており、里親成立率の高い施設です。運び込まれた犬達はすぐに里親募集が始まり、ほとんどの犬達が運び込まれた日の次の週末には新しい飼い主さんを見つける事に成功しました。

この時の事をウィングス・オブ・レスキューのメンバーは

「私達はその日ロサンゼルスのヴァンナイズ空港を朝の7時に出発しました。それから、飛行機でエルセントロに飛んで救助する動物達をピックアップし、動物達を飛行機に乗せてボイシに向かいました。ボイシで保護した動物達を下して再びヴァンナイズに戻ったのは夜の8時でした。活動は大変でしたが気分は爽快な気分でした。」

と語っています。
ウィングス・オブ・レスキューが2016年に行った活動として、動物達を救助するために130回のフライトを行ったというものがあります。救助した動物達の数約1万匹、そして救助した動物のほとんどが「犬」です。犬の他にも、1500匹以上の猫や、70匹のウサギたちも救助した数に含まれています。

これまで2万5000匹以上の動物達の命を救ってきたウィングス・オブ・レスキューですが、自然災害での救助活動も行っており、最近では2016年に起きたルイジアナ大洪水で5機の飛行機を現場に送り、およそ750匹の動物達を安全な場所まで運ぶ事に成功しています。

ウィングス・オブ・レスキューの共同創設者でパイロットとして動物達の保護活動をしているヤフーダ・ネタネルさんは、元イスラエル軍の落下傘兵でした。現在、ネタネルさんは不動産業界で働いています。彼は、強い倫理観を持ち、空を飛ぶ事が大好きです。
彼は、この活動について

「動物達の顔をじっと見つめ、動物達が尻尾を振ってくれたら、どんな困難でも克服できるほどの力が湧き上がってきます。だから、私は朝早くから夜遅くまでこの活動を行う事が出来るのです。」

と語っています。動物達の事が心から大好きな事がこのコメントから伝わってきます。

2017年の活動では、1万2000匹の動物達を救助するという目標を立て、今日もアメリカの大空を犬や小さな動物達を乗せて飛行機で飛び回っている事でしょう。

まとめ

ウィングス・オブ・レスキューのおかげで多くの動物達の命が救われています。飛行機での救助活動と言えば自然災害での救助活動のイメージが強いですが、この保護集団の様に動物達を殺処分が行われていない場所に運び、動物達が幸せな人生を送れるように手助けをしてくれる集団がいる事を、今回初めて知りました。アメリカならではの救助活動に感動してしまいました。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 のあルナママ

    10000匹のわんちゃんたちをレスキューするなんて、凄いとしか言えないです。さすがアメリカ、やることも想像以上だと感じました。感動しました。でも、そんなに救ってもまだまだ殺処分される子が居るのも事実なんですね。里親が見つかって幸せに暮らしてもらいたいと願うことしか出来ません…。
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