ニューヨークの新法律「実験用動物の里親探しを必ずしましょう!」

ニューヨークの新法律「実験用動物の里親探しを必ずしましょう!」

実験用動物として飼育されている犬や猫達の実験終了後に健康診断をし、犬や猫達の新しい里親探しをするという法律がアメリカ・ニューヨーク州で成立しました。新法律の内容と実験動物達の未来について一緒に考えてみましょう。

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ニューヨークの法律「実験用動物は必ず里親に出しましょう。」

アメリカ・ニューヨーク州で2016年8月に新法律が成立しました。その新しい法律は「実験動物として扱われてきた犬や猫達に実験終了後に、里親を必ず見つける事」を義務付けた法律です。

実験用動物として扱われてきた犬や猫達は、悲しい事に殺処分されてしまう事が多いようです。私達人間の為に実験され、実験が終わった後は無残にも殺処分されてしまうという事は、本当にあってはならない事だと思います。

ニューヨーク州の知事アンドリュー・クオモさんは、

「実験用動物たちが第二の人生を得ることができる大変人道的な法律です。多くのニューヨーカーにとって、犬や猫は家族同然の存在です。この新法律の施行によって、より多数の4本足の友達たちに愛すべき家族を見付けることが可能になります。」

とこの新しい法律についてコメントしています。

実験動物として生活して来た犬や猫達は実験が終了した後、獣医師が動物達の健康状態を診察し、健康状態に問題のない健康な犬や猫達を動物保護シェルターや動物愛護団体に引き渡し、スタッフさん達に協力してもらい、犬や猫達が第二の人生を歩める様に里親さん探しを開始します。

この新しい法律は、アメリカ国内でミネソタ州、カルフォルニア州、コネチカット州、ネバダ州と4つの州が既に法律を成立させている状態で、ニューヨーク州はこの新しい法律を5番目に成立させた州になります。

ニューヨーク州ではこの新しい法律を成立させる為に、動物実験用のビーグル犬の保護に力を入れているBeagle Freedom Project(ビーグル・フリーダム・プロジェクト)と両党の議員数名が尽力しました。

新しい法律の成立に力を入れているビーグル・フリーダム・プロジェクトの活動は、実験用のビーグル犬の保護以外にも、実験動物にされてきた様々な動物達の保護にも力を注いでいます。

実験動物にされている犬種で多いのがビーグル犬だと言います。
ビーグル犬は実験動物として研究所で大変重宝されている犬種です。ビーグル犬は実験用動物としてサイズが扱いやすく、性格も穏やかな子が多い為、製薬会社で実験用として飼育されている場合が多いそうです。
実験用として飼育されているビーグル犬の中には、実験用に繁殖され天国に行くまで研究所の外に出る事が出来ない子もいる為、保護された犬達はとても怯えている状態の犬達が多いそうです。
その為、実験動物として飼育されてきた犬達の世話をするには、トラウマ的な経験を克服する特別なケアも必要で大変忍耐力が必要な事だと、ビーグル・フリーダム・プロジェクトのマネージング・ディレクターのローナ・キャンベルさんは語っています。

動物実験用の動物達の将来について

今回紹介した新しい法律は、残念ながら全ての実験用動物達に適用される法律ではありません。実験用動物として飼育されているマウスやウサギなどの小動物には適用されません。
その為、動物保護団体は今後も実験の為に動物を使用する事を全面的に禁止する事を目指して活動していく予定です。アメリカの獣医大学の中でも、動物を実験動物として扱う事に懸念し、実験動物を使用せずに研究する方法を導入している大学も出て来ています。また、ヨーロッパでは既に化粧品の実験で動物を使用する事を禁止しています。

残念ながら動物愛護の意識が高まってきている現在でも、世界中の多くで動物を使用した実験が多く存在します。罪のない動物達が、私達の生活で使用される医薬品や美しさを保つための化粧品などの実験の犠牲になっています。そのことを私達は再認識しなければいけません。

まとめ

日本でも化粧品の実験に動物を使用しないという企業が増えて来ていますが、一部の企業ではウサギやモルモットや犬などが化粧品の安全性を確かめる為に飼育されています。
例えば、シャンプー等の目への刺激や損傷を確かめる為に、シャンプーに使用されている薬品をウサギの目に点眼し確かめるドレイズ法等が使用されます。
日本では実験にどの種類の動物を何頭使用して実験をしたかを報告する事が義務付けされていません。私達が使用する化粧品や医薬品に動物達が犠牲になっているかもしれない事を意識しなければいけないのかもしれません。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 ポポ

    ブリータからではなく犠牲になった実験ビーグルを預かる会社はこそこそ隠しているため
    使い捨てた犬たちはミンチされ捨てられると、研究者からの告白を見て、ますます、ビーグル犬を引き受けたい出すが全く情報が有りません、どなたが教えて頂けたら助かります、私はビーグル2匹を17年間日本全国一周に回り看取りまでビグルトの絆がありました、とかで実験ビーグルで使い捨てられたとの情報収集を聞いてるならば、是非2匹くらい引き取残りの人生はビーするらしく元気で走りまわさせたい気持ちです。
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