犬の歯磨きグッズの選び方
ブラシタイプの選び方
ブラシタイプは、人が使う歯ブラシと同じような形をした犬の歯磨きグッズです。ブラシタイプの歯磨きグッズを選ぶ時は、歯ブラシのヘッドと呼ばれるブラシの部分が小さめのものを選びましょう。ブラシの部分が小さい方が操作しやすく、歯の奥の方や細かい部分までしっかりと磨くことができます。
また、ネックから持ち手の部分までがまっすぐになっているものは、犬の歯にブラシを当てる強さや角度が調節しやすくなります。ブラシの硬さや毛先の形状も、ブラシタイプの歯磨きグッズを選ぶ時の大切なポイントです。硬さは普通、または柔らかめのものが良いでしょう。
毛先の形状は、先が丸くなっているラウンド加工のものか、先が細くなっているテーパード加工のものであれば、歯茎を傷つける心配がなく、犬の歯と歯茎の間に毛先が入りやすくなります。
指サックタイプの選び方

指サックタイプは、シリコンや布で作られた指サックを指にはめて、犬の歯の表面をこすって汚れを落とす歯磨きグッズです。指サックタイプの歯磨きグッズを選ぶ時は、柔らかめのものが使いやすくておすすめです。また、飼い主さんの指にぴったりフィットするものであれば、犬が不快に感じにくく、歯磨きがしやすくなります。
指サックタイプの歯磨きグッズには、先にブラシが付いているものもあります。ブラシ付きの歯磨きグッズは、飼い主さんの操作が難しいため、犬が違和感を覚えることもあるようですが、歯垢や汚れをかき出す力は抜群です。犬が歯磨きに慣れていて、しっかり磨きたい時は、ブラシ付きのもを選ぶと良いかもしれません。
シートタイプの選び方

シートタイプは、不織布などのガーゼを指に巻きつけて、犬の歯の表面を汚れを除去する歯磨きグッズです。シートタイプの歯磨きグッズを選ぶ時は、耐久性や破れにくさを重視しましょう。薄すぎると犬の歯をこする時の摩擦で、シートが破れてしまい、犬の歯を綺麗に磨くことができません。
飼い主さんの指の太さや、犬の口の大きさに合わせたものを選ぶことも大切です。サイズが小さすぎると、飼い主さんの指に巻きつけにくくなり、逆に大きすぎると、犬の口に入れづらくなるため、汚れがしっかりと落とせません。
また、シートタイプの歯磨きグッズを選ぶ時は、においにも気をつける必要があります。シートタイプの歯磨きグッズは、歯垢を取りやすくしたり、口臭を消したりするために、薬品などが使われていることがあるため、においに敏感な犬の場合は、嫌がって歯磨きをさせてくれないかもしれません。そうならないようにするためにも、極力においがついていない、無香料ものを選びましょう。
歯磨き用おもちゃ/ガムの選び方

犬の歯磨き用のおもちゃやガムなどのグッズは、それだけでは歯磨きの代わりになりませんが、噛むことで唾液の分泌を促し、口内環境を清潔に保つ効果が期待できます。
犬の歯磨き用のおもちゃを選ぶ時は、まず素材に注意しましょう。口に直接入れるものなので、犬が飲み込んでも体に害のない、木などの天然素材で作られた商品がおすすめです。また、犬がしっかりと噛めるように、犬の体格に合ったサイズのものを選びましょう。
犬の歯磨き用のガムを選ぶ時は、犬の体格やあごの力に合った商品を選ぶと良いでしょう。あごの力が強い中型犬や大型犬には、弾力性のあるものが最適です。
また、子犬や小型犬に適しているのは、柔らかいタイプのものになります。アレルギーの原因となる成分が入っていない素材のものや、保存料や着色料ができるだけ使われていないものを選ぶと良いでしょう。
犬の歯磨きグッズ人気おすすめ11選!
①【sigone】シグワン360°型
360℃設計で簡単にしっかり磨ける、ブラシタイプの歯磨きグッズです。ヘッドの部分にブラシがぐるっと一周付いているので、どこからでも上手に犬の歯を磨くことができます。また、ヘッドの裏側が、犬の歯や歯茎にカチカチと当たることもないので、歯磨き中の犬への負担も少ないです。
柔らかい0.07ミリメートルの超極細毛が約2万本ついており、犬の歯や歯茎を傷つけることなく、歯の間の汚れを取り除けます。犬の歯の磨きやすさを考えた作りになっており、簡単にしっかりと汚れを落とすことができるので、歯の汚れが気になる犬にもおすすめです。
②グリニーズプラス エイジングケア
アメリカの獣医師や農学者、栄養士によって開発された、犬の歯磨きガムです。老犬でもしっかり噛むことができる最適な弾力性と硬さで、しつこい歯垢も綺麗に落とせます。1日1本、おやつとして与えるだけなので、ブラシやシートなどの歯磨きグッズを口に入れることが苦手な犬にもおすすめです。
主原料には、果実類などを使用しており、100%自然素材で作られています。また、アレルゲンになりにくい、高品質な米粉や豚由来のゼラチンなどを使用し、食物アレルギーにも配慮しているため、犬に安心して与えることができます。
③ペットプロ 歯みがきシート
犬の口の汚れやにおいを、優しくしっかりと拭き取ることができる、メッシュシートの歯磨きグッズです。シートが2重折りになっており、指に巻きつけやすいので、歯の奥や裏側なども細かく磨くことができます。また、厚みがありシートが破れにくく、耐久性も抜群です。
食品成分と純水を使用しているため、犬の口に入れても心配ありません。ノンアルコールで無香料なので、においに敏感な犬でも嫌がることなく使用することができます。
④プラークアタック スプレーエクストラ
犬の口の中にひと吹きするだけで、犬の歯垢や歯石を柔らかくしてくれる、スプレータイプの歯磨きグッズです。スプレー後の歯磨きは特に必要ありませんが、歯磨きをすることでスプレー後に柔らかくなった歯垢や歯石が取り除きやすくなるため、更なる効果が期待できます。
主要成分のグレープフルーツシード抽出物はじめ、原材料のすべてが100%ナチュラル成分になっています。犬の歯垢や歯石が上手く取れずに困っている飼い主さんは、取れ入れてみてはいかがでしょうか。
⑤犬用おもちゃ 天然木デンタルダンベル
屋久島産の天然木を使用して、職人が1つ1つ手作りしている、おもちゃの歯磨きグッズです。遊びながら噛むことで、犬の歯垢の沈着を抑えます。SSサイズからLサイズの中から選ぶことができるので、飼っている犬の口の大きさにぴったりのものを選ぶことができます。
また、硬くて割れにくいためささくれが少なく、薬品などは一切使っていないので、犬が口に入れても安心です。おもちゃ遊びが好きな犬や、硬いものを噛むことが好きな犬におすすめです。
⑥Flagiconペット用指歯ブラシ
大小2つのヘッドが両端に付いているブラシタイプの歯磨きグッズと、指にはめて使用する指サックタイプの歯磨きグッズがセットになっています。ブラシタイプのものは、サイズの異なるブラシがヘッドについているので、場所に合わせて細かい部分までしっかり歯磨きすることができます。
指サックタイプのものは、先が柔らかいブラシ状になっているので、歯垢を絡めて取り除くことが可能です。ブラシタイプと指サックタイプ、両方使用できるので、犬にどのような歯磨きグッズが適しているのか、悩んでいる飼い主さんにもおすすめです。
⑦愛犬用歯石取りスケーラー 両頭タイプ
犬が歯みがきに慣れてきたら今度は歯石取りです。歯石を放置してしまうと歯周病や口臭の原因になってしまいます。こちらの両頭タイプのスケーラーは、犬の歯の形状やサイズによって合う方を使い分けることができます。
スケーラーを2本持つ必要がないのでお得です。サイズは(小)(大)の2種類用意されています。犬種によって合う大きさを選べます。持ち手は滑り止め加工がしてあるので、しっかりと手に持つことができ安心です。
⑧ペットキッス 歯みがきシート
商品情報
・指に巻いて拭くだけの簡単シート
・直に触ることで汚れを確認しやすい
・抗菌作用がある
ホームセンターなどにも取り扱いがあるので、割と身近なタイプのデンタルケア商品です。飼い主さんの指に巻いて使うので、犬にとっては歯ブラシよりも安心できます。
歯みがきペーストなどをつけての使用もできるため、磨きたいところをしっかり磨ける利点があります。歯茎のマッサージにも使えます。犬が口腔内を触られることに慣れてきたら、まずこの歯みがきシートから進んでみましょう!
⑨LACTTEUS ラクトフェリンクリーム
商品情報
・歯や歯茎に塗るだけの簡単クリームタイプ
・ラクトフェリン、乳酸菌を加えていることで免疫力もUP
・ミルク風味で嗜好性も抜群
歯みがきが苦手な犬に、口腔内に塗るだけの簡単なトータルケア商品です。ミルク風味のクリームタイプなので、歯みがきだと思わずに喜んでくれる犬も多いようです。
歯垢、歯石の予防だけではなく、ラクトフェリンが含まれていることで殺菌消毒にも優れた効果を発揮します。口内炎や歯周病予防、口臭も改善することができます。また、乳酸菌による整腸作用もあるので免疫力もアップ!シニア犬にもおすすめです!
⑩リデンタ ウォータープラス
商品情報
・液体なので隅々まで歯垢歯石、口臭も予防。
・無味無臭無着色、天然植物由来なので安心!
・飲み水に本商品を加えるだけのお手軽さ。
歯みがきを毎日継続して行うのはなかなか難しいことです。歯ブラシなどを使うことに慣れていない犬にはストレスにもなってしまいます。そんな時は、普段の飲み水に規定量を加えるだけの簡単な本商品を試してみてはいかかでしょうか?
歯垢や歯石を予防するだけではなく、短期間で口臭も改善することができます。飲んでしまっても大丈夫か不安ですよね?天然植物由来なので大丈夫です!
定期的に、このリデンタ ウォータープラスを含ませたコットンなどで歯や歯茎付近をマッサージしてあげることで、さらなる効果も期待できます!
⑪ビルバック 酵素入り歯みがきペースト
商品情報
・犬の嗜好性を高めたチキンフレーバーペースト
・酵素が歯垢を分解除去することで歯石になることを予防
・使用後はそのままでOK
酵素が歯石を分解除去してくれるので、短時間でも効果的です。嗜好性も高く、歯みがきが苦手だった犬にも好評という口コミが多い歯みがきペーストです。歯ブラシにも歯みがきシートでも使用することができるので、愛犬に合った磨き方ができます。
犬の歯磨きの頻度
犬の歯磨きは、歯周病を予防するためにも、毎日行うことが理想的です。毎日は無理であっても、最低週に2回から3回は歯磨きをしないと、歯垢が歯石になる可能性があります。
犬の歯垢は、3日から5日ほどで歯石に変わると言われています。歯垢の段階では、日頃の歯磨きで取り除くことができますが、歯垢が歯石に変わってしまうと家庭で使用する歯磨きグッズでは取り除くことができません。
歯石を取るためには、全身麻酔での処置が必要になります。また、歯石を残したままにしておくと歯周病や歯肉炎になり、抜歯が必要になる可能性もあるので、日頃から歯磨きグッズを使ってしっかりと犬の歯磨きを行いましょう。
犬の歯磨きの方法
犬の口を持って、指で口元をめくり、歯茎と歯の間を歯磨きグッズを使って優しくこすっていきます。前歯の外側から少しずつ奥歯へと移動させていき、すべての歯を磨いていきましょう。
その際ブラシを斜め45度くらいに当てると、汚れをしっかりと落とすことができます。また、歯と歯の間を移動していく時は、円を描くように動かしましょう。
歯磨きを始めてから、2分から3分で全ての歯が磨き終わるように意識してください。あまり、時間をかけすぎないように注意しましょう。歯磨きが上手にできたら、ご褒美を与えると、犬にとって歯磨きが楽しいものになります。
犬が歯磨きを嫌がるときの対処法
犬は元々口の周りを触られることが得意ではないため、いきなり口に手を入れようとすると、歯磨きを嫌がるようになるかもしれません。嫌がる場合は、まず犬の口や歯に手を当てる練習から始めましょう。
口の周りを触られることに慣れてきたら、次は歯磨きグッズの匂いを嗅がせたり咥えさせたりして、犬に歯磨きグッズが危険なものではないことを教えます。歯磨きグッズに抵抗感がなくなったら、歯の外側からゆっくり磨いてみましょう。外側を磨くことができたら、最後に歯の裏側を磨きます。
1本だけでも、磨くことができたらご褒美を与えてください。犬が嫌がったら、無理に押さえつけたりせず、すぐにやめることも大切です。1回で完璧にやろうとせず、気長に慣れさせていきましょう。
まとめ
犬は歯磨きを嫌がることも多く、大変な思いをしている飼い主さんもいると思います。しかし、歯磨きは犬の口の健康を守るためには欠かせません。
今回紹介した以外にも、たくさんの歯磨きグッズが販売されているので、犬と飼い主さんが使いやすい、犬の歯磨きグッズを上手に選んで、楽しく歯磨きをしてもらえればと思います。
ユーザーのコメント
40代 女性 ぽち
わたしの愛犬も毎日の歯磨きはかかせません!
一番良いのはパピーとして迎えた日から歯磨きをして毎日の習慣にさせることです。
絶対してはいけないのが、人間用の歯磨き粉を使うことです。わたし達の使っている歯磨き粉にはフッ素が入っています。これは犬にはとても毒です。
犬用の歯磨き粉やジェルはペットショップで購入できますので、これらを使うようにしてくださいね。
またさまざまな分野で注目を浴びているココナッツオイルですが、お口のケアに活用できるといわれています。犬の歯や歯茎に直接塗ってあげるだけです。
口の健康のためにも期待できる働きがあり、嗜好性も良いそうですよ。
使ったことはないのですが、興味があります...
そして成犬の歯は42本あるって知っていました?実は犬の歯は上あごに20本、下あごに22本あります。歯の数は、小型犬でも大型犬でも同じ数です。
また人間より丈夫な歯を持つ犬ですが、犬は人間よりも歯垢が歯石になるまでの期間が早いそうです。
しっかりと愛犬の歯のケアをしてあげて、すべての歯を健康に維持してあげたいものですね。
女性 aoi
歯磨きジェルは、成分を見ると特に問題なさそうなのですが、なかには口内が赤く腫れてしまった、痙攣などの症状がでたという口コミがあり、怖くなって使用できませんでした。口に入るものなので安全性が高いものを選ばなくてはなりませんね。
歯ブラシは子犬の頃から慣れさせておかないと、成犬になってからでは嫌がるばかりで歯磨きができません。ですので、うちでは歯磨きの代用のひとつとして硬めのガムを食後に与えています。パキンと歯石が取れることもあります。
他にターキーのアキレスもいいと先生におすすめされたのでこまめに噛ませています。こちらは歯垢を取る効果があるのでなるべく飼い主が引いたりして噛ませるといいそうです。
どちらも与える際には、飼い主が手に持って愛犬が丸飲みしないように注意しておかなくてはなりません。歯磨きが苦手でも、放置しておくより他にできる歯磨きの代用があると思います。少しずつ歯ブラシが使えるようにシフトしていきたいです。
よく、硬めのおやつとしてひづめが挙げられますが、犬の歯が割れてしまうこともよくあるのでおすすめしないそうです。
女性 ゴシュシュ
30代 女性 ポム
女性 福ちゃん
女性 いちごジャム
あんなに丸かったら磨きづらいんじゃないかとこれまで思っていました。
歯石取りのスケーラーは怖くて使ったことがありませんが、やはり歯石が気になります。
無麻酔の歯石取りは意味がないと言う方もいますが、素人がやっても大丈夫でしょうか。
女性 ゴン吉
子犬のうちから歯ブラシ等に慣れさせておくことはとても重要だと思います。
今は塗るだけ歯みがきジェルなどもあるので、そういうものを上手く活用してみたいと思います。
女性 せやな
愛犬は老齢期に入りました。口腔ケアの勉強不足から歯石が付いてしまいました。麻酔での除去を考えましたが、全身麻酔が怖くて、口コミを頼りに購入。早速試してみました。
デンタルパウダー.ハタ乳酸菌は粘膜に付着しやすく歯周ポケットにしっかり定着し、歯石を柔らかくしてくれますので大きな歯石なら爪で取れたりします。薄い歯石や歯垢はスケーラーを使って取り除きました。腸内環境も改善します。
デンタルジェル.フィトンチッドは植物を原料とし、合成化学物質をいっさい使用せずアルコール類も無添加、優れた殺菌消臭作用をはじめとする多様な働きがあります。
使い方はハタ乳酸菌パウダーは少量の水で溶かして口に含ませます。フィトンチッドジェルは少量手に取り口の中に塗ります。2つの作用で歯石歯垢は綺麗に取れ歯臭も無くなる優れものです。
3ヶ月分¥8,748+1ヶ月分のおまけ付き。正味4ヶ月分あります。少々お高く感じますが効果ありです。