犬が脱走するのはなぜ?対処法・防止策まで

犬が脱走するのはなぜ?対処法・防止策まで

犬が脱走してしまいヒヤッとした経験はありませんか。時には、脱走が悲しい事故にもつながることも少なくありません。犬の脱走には要因や理由があるので、事前の対策をしっかりと行い、万が一のときに備えましょう。また、脱走した際はあわてないように、事後の対策についてもしっかりと考えておきましょう。

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犬が脱走する理由

脱走中の犬

  • 騒音によるパニック
  • 逃げ出したくなるほどの恐怖心
  • 散歩不足によるストレスや好奇心
  • 本能

騒音によるパニックからの脱走

犬は人間の4倍もの聴覚があるといわれています。そんな犬にとって、雷や花火などの突然の音は大きな騒音です。犬がパニックを起こし、飛び出して脱走することがあります。

恐怖心からの脱走

怖い思いをしたり、嫌な思い出があったりする場所では、人間と同じで犬も不安な気持ちが大きくなります。そういった場所では、恐怖心から飛び出して脱走することがあります。

散歩不足によるストレスや好奇心からの脱走

犬の散歩量が十分でない場合、運動不足によるストレスで外への執着が強くなります。また、窓から見える動く人や動物などの外への好奇心から、脱走してしまうことがあります。

本能からの脱走

去勢をしていないオス犬の場合、発情中のメス犬の匂いを嗅ぎつけ、本能で匂いを追って脱走することがあります。

犬を脱走させないための防止策

脱走を決意した犬

パニックへの対処

突然の大きな物音で犬がパニックを起こした場合、それが家の中であれば安心できる場所を作ることで、脱走を防ぐことができます。しかし、散歩中などの外出中のパニックになると、飼い主でもコントロールすることが難しくなります。

大きな音が苦手な犬は、花火大会や街中などの騒音がひどいところへは、連れて行かないようにしましょう。どうしても連れて行く必要がある場合は、ケージに入れてパニックを起こしても逃げられないような状態を作ることで脱走を防ぎましょう。

犬の恐怖心への対処

犬が痛い思いをしたことがある病院では、恐怖の記憶から逃げ出そうとすることがあります。病院へ連れて行く際は、しっかりとリードを持ち、できたらケージに入れてることで脱走できない状況を作りましょう。

トリミングサロンやペットホテルでも、知らない場所や知らない人間や犬に対して恐怖を感じることがあります。なるべく同じ場所へ通うことで慣れさせるようにしましょう。

また、飼い主がいない場所で犬がパニックを起こし脱走してしまったケースもありますので、サロンやホテルへ預ける場合は、恐怖心への対策がきちんとされている信頼できるお店に預けるようにしましょう。

犬の散歩不足の解消

日々の散歩を充実させることで、犬の運動不足の解消を意識しましょう。歩くだけではなく、ボールを投げてダッシュさせるなど、犬を思いっきり走らせる時間も作ってあげてください。また、外に出ることを日常とすることで、犬の好奇心を満たしてあげることができます。外でも落ち着いた行動をとらせる練習をすることで脱走の防止になります。

犬の本能への対処

本能でメス犬を探して脱走してしまう場合、しつけによる対処は難しいといわれています。仮にしつけで抑えたとしたも、犬に大きなストレスを強いることとなります。

犬の本能への対処としては去勢をすることが最も効果的といわれていますが、去勢によって子供を残せなくなることや、手術の負担、ホルモンバランスの問題などのデメリットもあります。(去勢で防ぐことができる病気もあります)飼い主さんの判断となりますが、脱走への対処の一つとして頭においてください。

犬が脱走したときの対処法

脱走するために大きくジャンプする犬

あわてずに追いかける

もし、目の前で脱走をした場合は、犬が走った方向へすぐに追いかけましょう。その際に注意したいのが、大きな声で犬の名前を呼ぶなど、飼い主さんがあわてないことです。犬は追いかけられると逃げる習性があります。

また、大きな声で名前を呼ばれることで飼い主さんが喜んでいる、遊んでくれていると思わせてしまうことがあります。あわてずに追いかけて、つかまえた場合も淡々とリードをつなぎなおしましょう。

施設に連絡を入れる

脱走を追いかけて犬を見失ってしまった場合や、いつの間にかいなくなってしまった場合、まずは近隣の動物保護センターや保健所、交番に連絡をしましょう。迷子の犬は発見した人が保健所や交番へ届け出てくれていることが多くあります。

時間が経ってから届けられることもあるので、諦めずこまめに連絡をしましょう。また、犬は思っている以上に移動距離が長いので、脱走の際はご自身の近隣だけではなく、隣町の保健所や交番にも連絡をしてみることで見つかるケースもあります。

ポスターやチラシに脱走した犬の情報を載せる

各所へ連絡を入れた後は、ポスターやチラシを作成しましょう。それぞれ、犬の全身写真に加え、体の大きさや毛の色などの特徴を記載します。顔だけの写真だと他人には見分けがつかない可能性があるので、なるべく全身が写っている写真を使用しましょう。

他人におびえる犬の場合は、直接捕獲をせずに連絡をいれてもらえるように、記載しておくのもいいでしょう。ポスターは動物病院やスーパー、コンビニに加えて、犬の散歩の通り道や公園など、許可をもらって多くの人の目に付く場所へ配布しましょう。

まとめ

町中に脱走した犬

犬を脱走させないためには、物理的な対策だけでなく、犬の習性や性格を日頃からよく理解することが必要です。脱走してしまった場合に見つけやすくするためにも、首輪へは連絡先の記載を行うようにしましょう。

また、マイクロチップの利用や首輪へGPSを取り付けることも対策となります。犬が脱走して不安な飼い主さん以上に、脱走して帰る場所がわからなくなった犬は不安な気持ちでいっぱいです。事故にあって悲しい結果となることも少なくありません。事前にできる対策をしっかりと行い、突発的に脱走してしまったときのためにも、脱走後の対策をしっかりと覚えておきましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    男性 龍馬

    一言で脱走というと、鍵をかけ忘れた檻からライオンが脱走した...的なイメージが強く、愛犬が脱走した経験がない飼い主さんにとっては、身近に起きる危険とは考えにくいかもしれないが、不思議なことに「犬の脱走」に縁があるため、いくつか、実際に身近にあった事例を紹介したい。

    1.玄関から出ていったケース
    室内飼いの場合、自宅内で首輪・リードをつけ、何かに犬を繋いでいるケースはほとんどないのが実情かと思う。首輪を外しているケースも多くあるのではないだろうか?そんな時、人間が玄関を開けた際に愛犬が出て行って迷子になるという話が多くある。親切な方に捕獲された、警察あるいは保健所にいたということもあるが、あちらこちらにビラを張ったりSNSで情報拡散させても見つからなかった子もいる。その中でも、玄関から飛び出て追いかける場合もあるのだが、愛犬が出て行ったことに気がついたのが数時間後という話もあり、気がつかない理由がわからないのだが、思い当たる飼い主さんは対策を立てられることをお勧めする。

    2.散歩中の脱走
    禁止されている公園でノーリードで愛犬を遊ばせている最中に、猛ダッシュで走り出すケース。ノーリードという時点で同情の余地はないが、首輪抜け、ノーリードOKのドッグランでも起こりうるケースという事は考えておかなければならない。呼び戻しのトレーニングを積んでいても、興味深いものが理由にあれば、そこは、犬である。言う事を聞かない場合のリスクも考える必要があるのではないだろうか?ちなみに、禁止されている公園でのノーリードで脱走した犬が、公園から出た所で車にはねられた、愛犬を捕獲した弾みに飼い主が蹴ってしまった、幼児を噛んだ(後に公園は犬の散歩利用禁止となる)等、ロクな結末を聞いた試しがない。

    この様に、脱走については不可抗力がないとは言わないが、犬の行動心理や気持ちによるものよりも、飼い主が与えている環境や習慣が起因になっているケースが多いように思う。誰も、どの犬も幸せになることがないのが脱走である。今一度、飼育環境や習慣を見直すと共に、もしも愛犬が脱走という事態になることがあれば、二度とそんな事が起こらないよう、大いに反省したいものである。
  • 投稿者

    女性 Kaeko

    以前飼っていた犬が脱走クセのある犬で、とても困りました。きちんとお散歩にも連れて行き、日々可愛がっていたのですが、スキがあればものすごい勢いで脱走するので幼いながらに「この子は私のことが嫌いなのかなあ」となんだか悲しくなってしまったことを思い出しました。脱走先は大好きなメス犬のいる所でした(笑)。会いたいという理由で脱走していたのかもしれませんが、一歩間違えれば交通事故などに巻き込まれる可能性もあるので要注意ですよね。
  • 投稿者

    女性 ゴン吉

    子犬の場合、飼い主さんを探して焦って外に出てしまうことがあります。うちでもありました。道路の向こう側をキョロキョロしながら歩いている姿を見つけた瞬間、血の気が引きました。
    それからは普段から見える場所にいることにして、玄関付近にはゲートを設置し鈴も取りつけました。鈴の音が聞こえると、そのゲート辺りに愛犬がいるとわかるようになりました。
  • 投稿者

    30代 女性 くうちゃん

    ラブラドール1歳オスです。
    やんちゃ盛りなのでしょう…小学生3人に気を取られ、たまに脱走されます。大抵はおばあちゃん柴犬が散歩している後をついていってしまいます。散歩している方は高齢者のため、飛びつきするたびに口を掴みダメとしつけをしますが、治りません。
    朝の支度時間のバタバタの中の出来事が多く、どうしたものか…
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