犬を飼うまでは、犬の顔の造りに、そんなに興味がなかった私。
顔つきが尖ってるとか丸いとか、耳が立ってるとか寝てるとか、それくらいの認識でした。
そして、うちにやってきたのが、成犬のイングリッシュブルドッグ。
ブルドッグ系や、パグなど、顔にしわがあって目が大きい犬は、ちょっと手入れが特別でした・・。
顔のお手入れ
飼ってみて分かったこと。
アボの顔の手入れは、私の顔の手入れよりも、手間がかかる・・ってこと。
毎朝、自分の顔を洗うより先に、アボの顔。
まず、目やに。
目が大きくて出ているから、目の疾患を持つブルちゃんって多いみたいです。
アボは、乾燥による目やに。
だから、特製目薬を朝晩さしてやらなければなりません。
この目薬が、1本2500円。大体3週間分くらいかな。
高い・・・。
でも、これを怠ると、目やにの量が、どーんと増えてしまうのです。
朝、目が開かないくらいに目やにがひどくなって、可愛そうな状況になってしまいます。
目薬をしっかりとさしていても、一日に何度も目やにを取ってやらないといけない状況。
これは、欠かせないお手入れです。
メイン・イベントは、顔のしわの中のお掃除。
これは、ぺちゃんこわんちゃん特有の手入れじゃないでしょうか。
自分が飼うまで知らなかったけど、このしわって、案外深い。
そして、ちょっと湿ってる。
人間のおへその中みたいな感じかな。
だから、拭いてやらないと、臭くなっちゃうんですよ。
このしわの1本1本に、柔らかい塗れた布を入れて、やさしく拭いてやると、黒い汚れがついてきます。これが、めっちゃクサイ。
どっから来たんだろう・・・って、毎日思います。
耳も、垂れているので手入れが必要。
これは、耳の中のお掃除液を使っています。
耳の中に液を垂らして、揉んでやると、その後犬が顔を振った勢いで、汚れが飛び出るというもの。
以前は、綿棒を使ったり、布で拭いたりしていたんですが、どんなに気を付けてやさしくしても、外耳炎を繰り返してしまったので、今は、なるべく耳の中は触らないようにしています。
まとめ
私が犬を飼うと決まったとき、猫を飼っている友達が言いました。
「犬は大変よ~。猫は何でも自分で出来るからね~。」
あの時は、「ふ~ん。」って感じだったんですが、今はよーく分かります。
水を飲んだ後、水滴を垂らして歩くアボを追いかける私。
口の回りまで拭いてやらねばならないなんて・・・。
アボは、もう11歳だし、決してきれいな犬とは言えない。
しょっちゅうできものが出来るし、よその人は「きちゃない。」って思うかも知れない。
でも飼い主としては、手をかければかけるほど、可愛くてたまらないんですね。
日々のお手入れなんて、ちっとも面倒じゃな~い。
私の顔より大切なアボのお顔。
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