愛犬と一緒に過ごすと互いの心拍リズムは同期する!

愛犬と一緒に過ごすと互いの心拍リズムは同期する!

オーストラリアの研究チームによって、大変興味深い研究結果が発表されました。それはどの様な研究なのか検証して行きたいと思います。

愛犬と一緒に過ごすと互いの心拍リズムは同期する?

『愛犬と一緒に過ごすと飼い主の心拍数が落ち着く』という事は、以前から考えられていましたが、これに関連する最近の研究で、『愛犬と一緒に過ごすと互いの心拍リズムが同期する』という事が、ある実験により分かったそうです。
さて、どの様な実験をしたのか、その内容をみて行く事にしましょう。

それは愛犬家にとって大変嬉しい結果だった!

幸せ

この研究結果を発表したのは、オーストラリアの大手ペットフード会社『ペディグリー』の研究チームで、実験に協力したのはオーストラリア在住の中年男性,中年女性,少女の3組とその愛犬達でした。
実験は単純なもので、一度犬と飼い主を引き離して、その後飼い主が一人でいる所に愛犬が来て一緒に過ごすという設定で行われました。

犬と飼い主には各々機材が装着され、彼らの心臓の動きの変化をモニターしたのですが、引き離したあとの犬と飼い主の心拍パターンは全員強く打っていたのですが、再会してから1分も経たないうちに、お互いの心拍リズムは同じ様になり直ぐに低下が確認できたそうです。

結果は、まず先に飼い主の心拍数が緩やかに変化して、その後まもなく愛犬の心拍数も減少して徐々に同じ様な曲線を描く様になったのです。
そして更に、なんと互いの心拍リズムが見事に『同期』したのです!
これは再会により互いの不安が解消され、一緒に過ごした事の安心感と癒し合いがこの結果に繋がったと分析しています。

犬と飼い主

この研究結果は愛犬家にとっては大変嬉しい結果と言えるでしょう。
まさにこれは信頼関係と深い絆、そして愛の力が生み出した『Synchro minds(心のシンクロ)』ですね!

犬を飼う事は心臓病のリスクを下げる可能性があるかも知れない

愛犬と一緒に過ごすと心拍数が落ち着いてくる事は先ほど説明しましたが、これはつまり心臓にとって、とても良い効果があるという事になる訳です。
言い換えれば、『心臓の病気のリスクが減る』と言えるのではないでしょうか。
そして実はそういった研究と調査結果があるのです!

アメリカ心臓協会が世界各国で実施された調査結果を集約して分析した結果、『犬と生活している人は、そうでない人よりも心臓病で死亡するリスクが低い』というデータが明らかになったそうです。
なぜそういう結果が出たのかは様々な理由が考えられますが、その理由の一つとして考えられるのが『愛犬の散歩による運動』の効果です。

犬と生活していると飼い主は、ほぼ毎日1~2回の散歩をします。
犬を飼っている人は、飼っていない人に比べて日々の歩く距離が圧倒的に長いと言われています。

愛犬と散歩

それが適度の運動となって健康を維持できるのだとか。
また、癒やし効果でストレスの蓄積が緩和されるというメリットも大きいとしています。
ただしこの件につきましては、犬と人間の健康の因果関係がハッキリ分かっていない事から、アメリカ心臓協会では『心臓病のリスクを下げる可能性があるかも知れない』と言う程度に留めています。

健康管理のために愛犬の脈拍を測ってみよう

皆様は愛犬の脈を測った事がありますか?
健康管理のために愛犬の脈拍数を知っておくのは良い事です。

では、犬の脈拍の測り方を知らない方のために測り方をお教えしましょう。

通常、犬の脈拍数は大型犬で凡そ60~80回/1分間、小型・中型犬で60~120回/1分間になります 。
この様に大型犬の脈拍数は小型犬に比べて少ないとされています。

脈の測り方

安静時の数値を測る為、まずは興奮させない様に愛犬を落ち着かせましょう。
愛犬が落ち着いているようなら、太腿の内側の動脈に人差し指から薬指までの3本を当てて測ります。
この時、太腿の付け根を前から掴むような形で指を差し込むと、指先に脈を打つ部分が感じられます。

もし愛犬が測定時間である1分間が待てない場合は、15秒間の脈拍数を測り4倍して1分間の数値としてもOKです。
 
我が家では月に一度、散歩の序でに動物病院に行き、体重,脈拍数,体温などを測ってもらっていますので、私自身愛犬の脈を測った事はありません。
でも一応、測り方は愛犬を家に迎える前にネットで調べていましたので知っていました。

これは余談ですが、私の愛犬は臆病ですが身体は強い方で、熱っぽいとか元気がないとか,食欲がないという事があまりありません。
元気がない,食欲がない時はどんな時かと言いますと、雷が鳴った時と地震の時です。
直ぐに自分の避難場所に潜り込んでしまいます。
食いしん坊が一食抜いてしまいますから、よほど怖いのでしょうね。

テーブルの下に避難

でも翌日になればケロっとしてご飯をガンガン食べます。

まとめ

私がこの研究結果で感じた事は『やはり人間と犬との間には強い絆があるのだ』という事でした。
犬と生活していらっしゃる方ならご理解いただけると思いますが、『愛犬と過ごしていると落ち着く』そして『何よりも癒される』という感情が、幸せに満ちて充実した生活を送らせてくれているのだと思います。

私は愛犬と生活してから、あまり腹を立てる事がなくなりました。
年齢も影響しているかも知れませんが、性格に丸みが出て大らかになった様に思います。
サラリーマン時代は考え方の相違から、同僚や先輩、或いは上司と激論を交わし、時には激しい口論をした事もありました。

そしてストレス解消のために暴飲暴食をして成人病になった事さえもありました。
私の会社員時代の性格は、どちらかと言いますと、『血の気が多い』方でした。
しかし、そんな私の性格を大らかにし病気を治してくれたのも愛犬の癒しの力と【無償の愛】があったからだと思っています。

そんな愛犬に対し、そのお礼として数百倍、いや、数千倍の愛で応えて上げたいと考えています。

お話が脱線してしまいましたね。
自分の愛犬の話しになると、つい熱くなってしまいます。
私的なお話をしてしまいまして申し訳ございません。どうかご容赦ください。

お話を戻しますが、自分の存在が大切な愛犬に良い影響を与えているという事は嬉しいものですね。
愛犬の鼓動を感じながら、ゆったりと穏やかな時間を過ごしてみませんか?

穏やかな時間

皆様の愛犬も、きっとその様に感じているのだと思います。
私も含めてですが、皆様と愛犬との生活が生涯幸せであるよう願っています。

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