犬の鼻の仕組みを活かした「人工の犬の鼻」が開発される!

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犬の鼻の仕組みを活かした「人工の犬の鼻」が開発される!

アメリカのある研究チームよって、「人工の犬の鼻」が開発されました。これは犬の鼻がどのようにして匂い物質を嗅ぎ分けているのかを研究・分析して作られたそうです。今後、この人工の犬の鼻は、どのような場所で活躍が期待されるのか?今回は人工の犬の鼻について紹介します。

優れた嗅覚を利用して働く職業犬達

犬は嗅覚が大変優れている動物です。
その優れた嗅覚で、私達人間の生活を支えてくれている犬達は、どのような場面で活躍しているのでしょうか?

犬達はその嗅覚を利用して、私達の暮らしを安全なものにする為に、日々働いています。
空港で働く『麻薬探知犬』や、様々な災害時に出動する『災害救助犬』、最近では『癌探知犬』や『糖尿病探知犬』等の特定の病気を見つける職業犬など、様々な分野で活躍の場を拡げている犬達。
時には爆薬や密輸などを探知するといった危険な仕事までしています。

また、災害救助犬などは心のストレスは計り知れないもので、人間を救えなかった犬達の中には、ストレスで立ち直れなくなってしまう救助犬達もいます。

この様に職種によっては、犬達の命に関わるような危険な仕事も存在しているのです。

様々な場面で活躍が期待される『人工の犬の鼻』とは?

アメリカの国立標準技術研究所とマサチューセッツ工科大学の研究者たちは、犬がどのようにして匂いの物質を嗅ぎとるのかを研究し、流体学力的に分析しました。
この研究で解析したところ、犬達の鼻は1秒間に5回息を吐きだし吸い込んで、鼻の中を匂いが含まれている空気で満たし、その空気を嗅ぐことで匂いの物質を解読している事が分かりました。
以上の結果から、研究チームは3Dプリンターを利用して、メスのラブラドール・レトリーバーの鼻の外的特徴と鼻の穴の形、方向、開き具合などを模倣した、人工に作られた犬の鼻を作りました。

この人工的に作られた犬の鼻を市販の爆薬探知機に設置したところ、この「人工の犬の鼻」は、犬が匂いを嗅ぐときの空気の流れを再現する事が出来とのことです。
周期物質の探知能力は、この犬の鼻の形をしている時としていない状態の時とでは、18倍にまで探知能力が上がったそうです。

研究者達は、新しく開発されたこの人工の犬の鼻を、爆薬や密輸、そして癌等の嗅ぎ分けの手助けにしていきたいと話しています。

あまり知られていない「爆発物探知犬」とはどんな仕事なのか?

今回『爆発物探知犬』という存在を初めて知った私は、爆薬探知犬の事について少し調べてみました。

現在、日本で爆発物探知犬として活躍している犬の数は4頭いるそうで、財務省の税関が麻薬探知犬として働いていた犬達を、爆発物探知犬として活躍するように訓練したそうです。
日本では、成田空港で2015年の5月から採用し、敷地内を巡回しています。

その他にも、天皇陛下や皇太子様が来県される際など、到着の数時間前に会場やホテルに到着の数時間前に入り、爆発物がないかを爆発物探知犬を使って確認をしています。

ハンドラーが「探せ」と爆発物探知犬に声をかけると、爆発物探知犬は匂いを嗅いで爆発物を探し、爆薬等の匂いを察知した犬はその場に伏せて「ワン」と声を出して、ハンドラーに知らせます。
爆発物探知犬を指揮するには、遠隔操作と言うわけにはいかないので、ハンドラーにとっても探知犬にとっても命がけの仕事となります。

また、爆発物探知犬に登録される犬達は、毎年行われる審査会に参加し合格した犬達だけが、爆発物探知犬として活躍出来、爆発物探知犬の訓練は大変なものだと言います。
爆発物探知犬を導入したテロ対策の普及活動を目的とした、一般社団法人「日本爆発物探知犬セキュリティ協会(ジェデックス)」が平成24年5月に設立され、これから爆発物探知犬の活躍が期待されています。
国際情勢が変化し、日本もテロ対策に力を入れなければいけない状況で、今後、東京オリンピック等を控え、探知犬の需要が拡大し活躍が期待されています。

まだまだ日本では馴染みの薄い爆発物探知犬ですが、アメリカでは歌手や俳優さん達の警護に出動するなど、様々な場面で探知犬は活躍しています。
日本での探知犬育成の今後の課題は、ハンドラー認定制度を設け、探知犬の育成を本格的なものにすることだそうです。

この様に爆発物探知犬は、まだまだ日本では馴染みの薄い存在ではありますが、成田空港等でテロ対策の為に活躍したりと様々な場面で、私たちが暮らす日本の国の安全を命がけで守ってくれています。

まとめ

今回の人工の犬の鼻は、犬が自然に備え持つ嗅覚に比べれば、まだまだ劣るものかもしれませんが、このような科学技術を利用する事で、危険な場面で働く犬やハンドラーさんの助けになる事は、とても素晴らしい事だと思います。
更にこの研究が進み、今活躍している職業犬たちが危険な任務に就かなくてもいい日が、1日でも早く訪れて欲しいものですね。

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