犬が脱走をする気持ちや対策について

犬が脱走をする気持ちや対策について

犬が脱走するには理由がある?悲しい思いをしないように、犬が脱走しないように飼い主が気をつけるべきことは?いっしょに考えてみましょう。

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なぜ犬が脱走したいと考えるのか

犬の脱走事件は、多分毎日といってよいほどどこかで起きているのはないでしょうか?そもそも犬はひとりで外で気ままに暮らすことを許されていない気の毒な動物です。だから迷子であろうと、野良であろうと人といっしょでなければ外を歩いているのを見つかったら保護されてしまいます。大事な愛犬が脱走しないように日ごろから気をつけたいものです。

犬の脱走の理由は様々

迷子の捜索で揚げられている脱走した状況で多いのは、首輪抜けや、係留リードがきれというものだそうです。次に多いのがドアが開いた時に出てしまった、サークルの隙間から出てしまった、ついで、犬を放したまま帰ってこないという順だそうです。脱走する犬の気持ちとしては想像するしかありませんが、ドッグトレーナーや獣医師、経験豊富な保護犬ボランティアの方々の意見をまとめると次のような原因が考えられます。

発情による脱走

雄犬の場合は発情期の雌犬の匂いをキャッチすると季節やサイクルに関係なく、発情にスイッチがはいるので柵を飛び越えて脱走してしまう例がよくあるそうです。また雌犬の場合は生理の出血が減って排卵がおこる妊娠可能期間が要注意です。普段大人しい雌犬でも脱走してしまうことがあるそうです。

日常と違う音

花火大会が近所で行われたとか、すぐ近くで道路工事や大きな音のする重機で工事をしているなど、犬にとって不安な状態のときにひとりで留守番させられていたりするのも脱走リスクが高まります。

その他日常的なストレスによるもの

満足できる散歩をしていない、一日の大半をゲージやサークルで過ごしているなど、なにか外に行きたくなる理由がある場合です。

地震や雷などの災害時に飛び出してしまうというもの

ここまで箇条書きでよくある例をまとめてみましたが、私や友人の実体験をもとに具体的な例をあげてみますと、玄関のゲージが設置されていたら防げた例が多いようです。我が家でもまだ愛犬がうちに来て1か月くらいの時、隣の方がいきなり玄関ドアを開けながらこんにちはーとやってきた時,すーっと外へ出てしまいました。その時の住まいは家の前が細い車の通らない道だったのですが、ちょっと歩けば大通りだったのでヒヤヒヤしました。
幸い猫などの興奮する対象もいなかったのでよかったのです。犬自身もただドアが開いたからはずみで外に出ただけなのでトコトコっと少し歩いただけで、迎えに行ったらすぐ一緒に帰ってきてくれました。友人の家の柴犬はやはり玄関でちょっとのすきにでてしまい、いつも散歩に行く公園まで走って行ってしまったそうです。それからは玄関ドアに必ずゲージを設置しています。

ゲージ内の犬

首輪抜けならぬハーネス抜けも経験しました。家の犬はトラックやバスが怖いので大きな道路はなるべく通らないのですが、動物病院がバス通りだったのであるとき運悪くバスがきてびっくりして急に後ずさりしたらスポっとハーネスが抜けてしまったのです。バスを怖がっているのはわかっているので逃げると危ないととっさに足をつかんでしまいました。いまでも思い出すとぞっとします。家の犬は細い猟犬タイプの体型でハーネスも首輪も抜けやすいのですが、首輪抜けやハーネス抜けは大抵引っ張りではなく、あとずさりによるものなので、後ずさりした時にリードが張らないように余裕を持たせて気をつけるようにしています。

犬の脱走を防ぐための対策について

脱走を防ぐために飼い主としてできることはすべてやりましょう。そしてもしも脱走、迷子になってしまった時にどうしたらよいのかについても、日ごろから知っておくことが大事ですね。

避妊、去勢手術をするメリット

脱走して何日も放浪してしまう犬は未去勢、または未避妊の犬が多いことは確かです。健康な体にメスを入れることに抵抗があるかもしれませんが、雄犬も雌犬も早いうちの処置によってメリットのほうが多いと思います。

雄犬

前立腺肥大、精巣腫瘍、会陰ヘルニア、肛門周囲腺の予防、攻撃性の低下、性的衝動による食欲不振、落ち着きのなさなどの防止

雌犬

発情期の出血の煩わしさがない、発情期の怒りっぽさ、食欲不振などの防止、乳腺炎、至急蓄膿症の予防、入選腫瘍発生率の低下、望まない妊娠の防止

いかがですか?脱走というキーワードで考えた場合、精神的ストレスやイライラなどが減ることが一番のメリットですね。

環境を見直してみましょう

玄関ドアが開いた時にすり抜けてしまわないように玄関の内側にはゲートなどを設置することをお勧めします。玄関の幅や犬の大きさによって伸縮するものや壁に突っ張るタイプなどいろいろと販売されています。我が家では、100円ショップでネットを買ってきてつなげたもので対応してます。我が家の犬は中型犬で足も長いので高さは90cmです。何枚もつなげているのでクネクネまげて調節でき、意外と倒れません。また、軽くて触れると揺れるので怖いのかゲートとして立てておくと近寄りません。

手作りゲート

かえってしっかり立っているゲートだと飛び越える子もいるようです。また、お庭があるなら繋いで外で生活させたり、係留したまま留守にするのはやめましょう。繋いだまま犬を一人にするのはなにかあっても自分で判断する余裕がなく、不安この上ないとはおもいませんか?鎖や係留リードをくいちぎったり、抜けて逃げたりというのは不安だったからではないでっしょうか?留守番は室内フリーか、お庭ならきちんと外へ出られないようにまた、外からいたずらされないようにフェンスなどを設置して確認することをお勧めします。

首輪やハーネス、リードを選びましょう

うちの犬は普段は散歩中ほとんど引っ張ることなく、匂いを嗅ぎながら楽しんで歩くので、わりとゆるゆるのハーネスをつけていたのですが、前述のようにバスにおどろいてあとずさりしたら、一瞬ですっぽ抜けました。それからいろいろなハーネスを調べて後ずさりでぬけにくく、さらに犬の体に負担がかからないものを選びました。また、首輪にリードをつけないのがお勧めです。首輪にリードをつけると犬自体にも負担がかかりますし、それ自体が外れてしまったらなにもつけていない犬になってしまいます。ハーネスがぬけても首輪がついていれば探しやすいです。マイクロチップはもしも一般の人に保護されても警察でもわかりません。読み取る機械のある愛護センターに行く前に迷子札があれば早く見つかります。また、リードは3mリードを使っています。散歩の自由度を上げることで歩き方もゆったりになりますし、後ずさりした時もゆるめる余裕があると抜けないで済みます。ちなみに我が家で使っているものはこちらです。

ハーネスとリード

ハーネスはフリースラインドハーネスという商品、リードは3mのアクリル製です。

もしも犬が脱走してしまったら

もしもの時のためにお住いの自治体の飼育動物の管理について調べておくことが大事です。自治体によっては予防接種や避難、迷子のことを記載した愛犬手帳を交付していますので確認しましょう。

散歩風景

まとめ

脱走=迷子とは限りませんが、よほど、のどかな場所でない限り、一歩間違えると交通事故などの危険と隣り合わせですから、怖いですね。脱走するきっかけは防げるものは極力防ぐことです。我が家は現在の住まいは庭があるので門とまわりのフェンスを犬が飛び越えられない高さにしてあります。玄関は留守のとき以外開けっ放しで家の中と外と行き来自由になっていますが、この環境になってから犬を観察して思う事は犬は自分で判断して行動する方が意外とお利口さんでということです。
うちにはサークルもゲージもなく、何か所かに犬用にクッションとか座布団が置いてあるのですが、昼間はお天気が良ければ土の上で寝ていますし、風が強かったり、日差しが暑かったり、外で工事の音などがうるさかったりすると、家に入ってきます。夜は人の布団で一緒に寝ます。地震があったり、雷が鳴ったりすると呼ばなくてもすっとんできます。散歩中大きな車やバスがきてもくっついて待つことができるようになってパニックにならなくなりました。また、不思議なことに家族のだれかが寝込んでいるとあまり外へ出ず、そばで寝ていることが多いのです。呼び戻しのトレーニングなどはしていませんが庭で私が草むしりなどをしていると、時々自分で来て鼻でツンとつついたりします。また、庭から帰って来ると台所にいる私にわざわざ、家に入ってきたよ、といわんばかりに鼻ツンしにきてくれます。
脱走は自由度の少ない生活環境や好きに歩けない散歩、留守番時にクレートのような狭い場所で一人ぼっちでいるとか、がんばりすぎるトレーニングの反動の場合もあるようです。安全対策をしっかりしてのんびり、犬が居心地のよい環境を作ってあげることも脱走を防ぐ大事なポイントではないでしょうか?

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 匿名

    ハーネスに3メートルのリードって危ないですね。そもそも首輪が犬に負担がかかるって…使い方にもよると思いますが?
  • 投稿者

    女性 ゴン吉

    数年前、信号待ちをしていた時に、ウロウロしている迷子の首輪付シーズーちゃんを保護したことがあります。首輪をしていたのに迷子札がなかったので、その近所を聞いて歩いたところ無事にお家に帰してあげることができました。どうやら玄関が少し開いていたので、その隙間から外に出てしまったようです。いつもの散歩の時間だったらしく、脱走という感覚ではなく、いつものお散歩のつもりだったのかもしれません。
    犬は「外に出てはダメ」と言われても興味が外にあれば出てしまうものです。飼い主がきちんと対策をしなくてはならないと思います。

    記事を読んで他の方のコメントにもありますが、3mのリードって結構長いですね。使用しているのが郊外で、周りも公園のような場所しかないのならいいと思うのですが、使う場所が限られるリードだと思います。
  • 投稿者

    40代 女性 ペル

    ここで紹介されている脱走してしまう原因をチェックしましたが、うちの子は家のベッドでぬくぬくごろごろするのが好きだし、毎日たっぷりお散歩に行っているので日頃のストレスは大丈夫そうかな、と。心配なのが雷や地震などの災害ですね。雷や太鼓などの大きな音が昔から苦手で、地震も東日本大震災の後からすごく敏感になってしまったのでパニックになってしまいます。雷が続いたり大きな地震があるとひとりでパニックになって到底入れないような隙間に入り込もうとしたり、壁をガリガリしたり様子がおかしくなるので、ドアが開いていたら外に行ってしまうことだって考えられます。緊急事態の時に落ち着く方法を教えるのはなかなかむずかしいので、絶対に逃げられないようにこちらが対策をしっかりしないといけないですね。
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