犬にコーヒーを飲ませてはダメ!カフェイン中毒に要注意!

7041view

犬にコーヒーを飲ませてはダメ!カフェイン中毒に要注意!

ちょっと目を離した隙に、テーブルの上のコーヒーカップが空っぽに!傍らには口まわりをコーヒー色に染めた愛犬の姿…。「コラッ!だめでしょ!」と怒ったはいいけど、コーヒーって犬が飲んでも大丈夫だったっけ?

犬にとってコーヒーに含まれる“カフェイン”は要注意!

犬とコーヒーカップ

コーヒーには眠気覚ましやダイエットの効果があり、適量の摂取はがん予防にもなると言われ、その香りにはリラックス効果があることも分かっています。
人間にとってこんなに良い作用がある飲み物だったら、犬にも同じ効果があるのかな、なんて考えてしまうかもしれません。

しかし犬にコーヒーを飲ませるのはNG!

コーヒーは、犬が中毒症状を起こす“カフェイン”が含まれた飲み物です。

犬にコーヒーを飲ませては絶対にダメ!カフェイン中毒に気を付けて!

カフェイン中毒ってどんな症状?

コーヒーは液体のため食べ物より体内への吸収が早く、一般的に1~2時間程度で中毒症状が現れると言われていますが、コーヒーを飲んですぐに症状が出るわけではない、ということを覚えておかなくてはいけません。

症状としては、落ち着きがなくなる、興奮状態、多量のよだれ、嘔吐や下痢など。
症状が重いと、ふらつきや痙攣、筋硬直、呼吸不全など、最悪の場合命に関わる事態となってしまいます。
カフェインは中枢神経を興奮させる作用があるため、てんかんの発作や痙攣を起こしたことのある犬は特に注意が必要です。

どのくらいの量なら大丈夫?

犬がカフェインを摂取した場合の致死量は、体重1kgあたりカフェイン100mg~200mgと言われています。
体重5kgの小型犬だと、500mgのカフェインが致死量となります。
しかしコーヒー1杯(200ml)に含まれるカフェインの量は、インスタントコーヒー/レギュラーコーヒー(ドリップ)で120mg程度。
すると体重5kgの小型犬では、コーヒーをカップ4杯飲んでも死に至らないということになります。
しかし「それならひと安心」とはなりません。

上記の数字はあくまで致死量です。
中毒症状は上記の数字より小さい値で起こります。
また、中毒症状には個体差があり、大量のカフェインを摂取しても全く症状が出ない犬もいれば、稀に微量のカフェインで中毒症状を起こしてしまう犬もいますので、数字は参考程度にお考え下さい。

コーヒー以外のカフェインを含む食材

コーヒー以外のカフェインを含む他の食材にもご注意ください。
紅茶や緑茶・ココアやコーラなどにもカフェインは含まれます。
また、カフェモカは、カフェインがレギュラーコーヒーよりも多く含まれるエスプレッソに、犬が中毒症状を起こすNG食材であるチョコレート(カカオ成分)が含まれます。
他に、コーヒーを含むアイスクリームやクッキー、ケーキなどももちろんご注意ください。

カフェインを含む飲料のカフェイン含有量

飲料100mlあたりに含まれるカフェイン量は以下のようになります。

  • インスタントコーヒー 約60mg
  • レギュラーコーヒー(ドリップ) 約60mg
  • 玉露…約160mg
  • 煎茶…約20mg
  • 紅茶…約30mg
  • ウーロン茶…約20mg
  • コーラ…10~13mg

(科学技術省「五訂日本食品標準成分表」/栗原久「カフェインの科学」学会出版センターより)

犬がコーヒーを飲んでしまった!どうしよう

犬がコーヒーを飲んでしまっても、少量であるなら、慌てず落ち着いて注意深く愛犬の様子をみましょう。
カフェインを含むコーヒーは、少量では緊急に重篤な中毒症状を起こす心配はなさそうです。
しかし、いつもと少しでも様子が違う場合は、急いで獣医師に連絡を入れてください。その際には、

  • コーヒーを飲んでしまった時間
  • どんなコーヒーをどのくらいの量飲んだのか

を把握して、獣医師に伝えることが重要です。

また、コーヒー豆をバリバリ食べてしまったり、インスタントコーヒーの粉をたくさん食べてしまったりした場合は、カフェインを大量に摂取している可能性があるため、急いで獣医師に連絡を入れてください。

まとめ

コーヒーは人間には健康効果が認められていますが、だからといって犬にとって中毒の危険性があるコーヒーをわざわざ与える必要は見当たりません。
むしろ犬がコーヒーを口にしないように気を配る必要があります。

犬とカフェラテ

我が家の愛犬はミルクの入ったコーヒーに惹かれるようです。
うっかり、ほんの数十秒席を外した隙に飲まれてしまったことがあります。
体重5kgの愛犬は、グラス半分程度のカフェオレを飲んだ数十分後に嘔吐し、全て吐き出し大事には至りませんでした。

カフェインを含むコーヒーに限らず、犬にとって毒となりうる食材には、摂取量や中毒症状の程度、症状が現れるまでの時間には個体差があり、ひどいと最悪の事態もあるということを心に留めておかないといけません。

普段は従順で品行方正な犬でも、たまにはご主人様の目を盗んで悪さを働くことがあるということも心に留めておかなくてはいけません。

犬2頭がテーブルの上を狙っている

犬は飼い主がおいしそうに食べるのものに興味津々です。テーブルの上に並ぶごちそうたちに、目が、鼻が釘づけのはず。
テーブルの上に飲みかけのコーヒーを置き忘れないように、食べかけのお料理を放置しにように気を付けましょう。

▼犬が食べてはいけないものについてもっと知りたい方はこちら
犬が食べてはいけないもの一覧

周りに誤ってコーヒーを飲んでしまった経験のあるわんちゃんはいますか?

万が一わんちゃんがコーヒーを飲んでしまった時の参考になるように、知っていることを教えてください!

  • 40代 女性 ととりこさまんさ

    ネギ類、チョコレート、アルコール類と並び、カフェインは「絶対に与えてはいけない」とされる食物群として有名ですよね。
    よく、ほんの少しなら大丈夫とか、体重に対しての致死量とかあげられますが、個体差が本当に大きいそうですので、「絶対」を守るのが、愛犬の健康・命を守る事につながるのでは?と思います。

    ちょっと席を離した隙に・・の油断が悲しい結果にならないように、お互いに気をつけたいものです。
  • 30代 女性 KEI

    人間にとっては、珈琲は紫外線の予防やガン予防など、適量摂取することでいいことが沢山あるのでよく飲んでいます。
    でも、犬にとってはカフェインがダメなんですね・・・初めて知りました。今後は誤飲させないよう気を付けなければと思います。
    特に室内犬は、テーブルの上のものを欲しがりますので、席を外す際は必ず片づけるという事を徹底したいですね!
  • 30代 女性 チョコママ

    犬はカフェインは摂取しないほうがいいんですね。
    たしかに、ドッグカフェで膝に乗せている時、コーヒーの匂いが気になるのかいい匂いに感じるのか、鼻を近づけてすごくクンクンします。

    置いてあったお酒を間違えて飲んでしまって亡くなった話も聞きますので、犬が届く場所には置かないことを気をつけていかなければなりませんね。
  • 女性 雀3号

    コーヒーもそうですが、犬は自分が口にしてはいけないものを判断できません。チョコレートですら香りに惹かれて食べようとしてしまいます。
    愛犬はミルクココアの甘い香りに口元をペロペロさせることがあるので、うっかりそのまま席を外すことができません。

    コーヒーに含まれるカフェインは中枢神経を刺激するので、神経系に影響を及ぼします。人間でもこの中毒作用はとても辛いので犬はそれ以上です。また心筋にも直接の刺激を与えるので、心臓病を抱えた子には致命的です。カフェイン摂取致死量の目安はありますが、病気の有無によりその差が出ますので一概に目安量を見て安心とはいきません。

    多量に飲んでしまった場合、吐き出させることが可能ならなるべく吐きださせること、無理な場合は水を多く飲ませてカフェインを薄め、排出してしまうことで対処します。カフェインはすぐに体から抜けないので時間がかかるかもしれません。

    何よりの予防と対策は人がちゃんと管理しておくことしかないと思うので、ついうっかりがないように気を付けたいものですね。
この記事をシェアする

周りに誤ってコーヒーを飲んでしまった経験のあるわんちゃんはいますか?

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除処理、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。
「過度と捉えられる批判的な書き込み」「誹謗中傷にあたる過度な書き込み」「荒らし行為」「宣伝行為」「その他悪質と捉えられる全ての行為」
※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。