老犬がご飯を食べない時の対処方法

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老犬がご飯を食べない時の対処方法

飼っている愛犬の食欲が落ちてしまう。しかもそれが老犬だと心配になってしまいますよね。老犬の食欲不振、どんなことが考えられるのか、またどう対処したらいいのかを書いていきます。

監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

老犬がどうしてもご飯を食べてくれない時

愛犬がご飯を食べてくれないと、飼い主としては
『どこか具合が悪いのだろうか?』
『栄養がちゃんと摂れないんではないか?』
と心配になってしまいますよね。

寝ている柴犬

そもそも老犬とは何歳から?

犬の場合は大体7歳からシニア期と考えられます。これが大型犬ですと体にかかる負担も大きく、寿命も小型犬に比べ短いので6歳からシニア期になります。

6歳、7歳というと少しだけ白い毛が生えてきたかな?という程度で(外見はまだまだ変わらない子もいます)、まだまだ元気いっぱいという子もいるかと思います。
もともと怪獣のようにやんちゃだった子は少し落ち着いたかな?と思えるくらいの時期でもあるでしょう。
まだまだ老犬というには早いんじゃない?と思うかもしれません。
しかし、体力や運動量、基礎代謝量、それから内臓の機能は若いころに比べ、確実に低下してきているのです。

老化による食欲低下なのか病気による食欲低下なのか?

先ほど述べたように体力、運動量、基礎代謝量に体が自然と合わせる為、加齢とともに食欲が落ちるのは自然なことでもあります。
人間でも同じことがいえますが、体力があり運動量も多い10代~20代は底なしのように食べれていた方も40代~50代になると自然と食事量が減り、脂っぽいものよりもさっぱりしたものを好むようになる方が多いのではないでしょうか?
この10代~20代は、犬でいう2~3歳にあたります。

ここでチェックして頂きたいのは、体重の変化です。
老化の場合は運動量や基礎代謝、筋肉量に自然と合わせるため体重に急激な変化はありません。
当然筋肉量が減れば体重も減りますが、減量したとしても緩やかに落ちていきます。
注意が必要なのは、急激に体重が落ちてしまった場合、又は、ある時を境に急に食べなくなってしまった場合です。
この場合は、病気が原因である可能性が高いと考えられます。

老化が原因の場合に考えられること
  • 運動量や基礎代謝の低下により体が自然と食事量を合わせる 

→シニア用フードに切り替えてあげましょう。

  • 歯や顎が弱り、硬いものを拒むようになる

→フードをふやかしたり、半生タイプや缶詰などを使用して食べやすいようにしてあげましょう。

  • 飲み込む力がなくなる

→さらに柔らかい流動食にして、注射器などで口に流し込んであげる必要があります。
その際には犬の頭を立て、気管支に入らないようにしてあげましょう。しっかり飲み込んでいることを確認しながら、ゆっくり食べさせてあげてください。

  • 季節や気温による一時的な食欲不振

→人と一緒で季節の変わり目は体調が変化しやすく、老犬には一時的に体調を崩す子もいます。

  • 食べるスピードが落ちる

→若いころはガツガツ食べていた子が加齢とともに食べるスピードが落ちることによって、飼い主さんが食欲が落ちてしまったと勘違いしてしまう場合もあります。

病気が原因の場合に考えられること

 ・フィラリア症
 ・心不全
 ・腎不全
 ・胃捻転
 ・腸捻転
 ・消化器系の病気
 ・ウイルス感染
 ・呼吸器疾患
 ・癌

病気の場合、慢性的なものから急性のもの、進行性のものなど様々です。
いずれにせよ早期発見が一番大切です。
早めに動物病院で検査をしてもらうことをオススメします。

どうしても食べない時は、犬の栄養ドリンク

犬にも栄養ドリンクがあることをご存じですか?
病気が原因の場合は、当然病院に行って獣医さんの指示に従い治療をする必要がありますが、老化が原因の場合は仕方のないこととは言え、心配になってしまうものだと思います。

そこでわんこの為の栄養ドリンクのご紹介をしていきます。

わんわんカロリー


アース・バイオケミカル わんわんカロリー 190g×30本 【ケース販売】

6種類のミネラルと9種類のビタミン、乳果オリゴ糖を配合。
スープタイプなのでいつでも手軽に栄養補給ができます。
ドッグフードにかけて与えることもできます。コーンスープ風味。

  • ブドウ糖アルファ


ゲンダイ (GENDAI) 現代製薬 ブドウ糖α 粉末1.5g×16袋 (犬用栄養補助食)

エネルギーの補給のための糖、ビタミンやアミノ酸などを配合した栄養補助ドリンク(犬用)です。
小型犬は特に食べないと低血糖を起こしてしまうことがあるので、糖分補給に使用するといいでしょう。

まとめ

今回は老犬の食欲不振について書きましたが、何が原因かというのはその子によって異なってきます。

一番一緒にいる飼い主さんが、的確に判断し対処してあげることで、より長く愛犬と一緒に楽しい時を過ごすことができるといいですね。

▼老犬を飼うときに知っておきたい基本的な知識についてもっと知りたい方はこちら
老犬を飼うときに知っておきたい基本的な知識一覧

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

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  • 女性 匿名

    うちの子はパピーの頃から食欲がない子で、お湯やお肉を混ぜて食べさせています。
    おやつは食後の目薬後に朝晩の2回、1つずつあげていますが、小さい物なので食べすぎでは有りません。
    がつがつ食べるのを見てみたいです。
  • 50代以上 女性 ももママ

    お気持ち よく解ります。
    うちの子も ここ三ヶ月前から ピタリと食欲がなくなり 一時間かけて ササミやタラをのせて少しの量をやっと食べています。2歳から慢性膵炎で与えていいものも フードも療養食。薬は1日4回多量な量を飲んでいます。
    薬漬けの愛犬も先日10歳になりました。犬が欲しくて やっと飼った子が こんな感じです。
    元気で モリモリ ご飯を食べて 元気に散歩している子が羨ましいです。
    同じ犬に産まれてきても 不幸な子だなって涙がでてきます。
    でも、頑張っていかなくては。
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