アナタの愛犬はどれが良い?ワンコに食べさせたい5つのお肉について

【獣医師監修】アナタの愛犬はどれが良い?ワンコに食べさせたい5つのお肉について

鶏・豚・牛・馬・羊といったワンコに食べさせる肉について、それぞれの良い点や注意点、与える際に気を付ける事について紹介させて頂きます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

わんちゃんが食べていい肉と正しい与え方

鶏肉

鶏肉

特徴

鶏肉は非常に高いタンパク質を含んでいて、また他のお肉よりも味が淡白なので食べやすいとされています。
そして皮膚や胃腸の粘膜を強化して、視覚の正常化や成長および分化などに関わって外からの細菌感染を防いでくれて、将来的にガンを防ぐ為に役立つとされているビタミンAも沢山入っているんです。

因みにビタミンAでいえば、牛肉や豚肉の数倍含まれていると言われています。
更に手羽先に含まれるコラーゲンは、肌に良いだけではなく、身体を構成する上でとても大きな役割を担っています。

注意点

特に注意点はありませんが、鶏レバーは他の部位に比べて脂肪分が多いので、ダイエットをさせているワンコには与えすぎないようにして下さい。

豚肉

豚肉

特徴

栄養価が高いのはもちろん、老化防止や疲労回復といった時に必要不可欠な必須アミノ酸もバランスよく豚肉には含まれています。
また豊富なビタミンB群があるのも有名で、脳や神経、皮膚などを健康に保ち、さらには夏バテにも効果があるといわれています。夏場で食欲の落ちたワンコには豚肉を食べさせてあげると良さそうですね!

注意点

脂肪分が高いので比較的脂の少ない部位を選んで下さい。因みに豚レバーは脂質ゼロ なのでお勧めです。

牛肉

牛肉

特徴

本来は肉食であった犬にとっては、牛肉の動物性タンパク質が一番消化しやすくなっています。また牛肉には、貧血予防と改善に効果のあるヘム鉄という鉄分が沢山含まれていますので、貧血ぎみのワンコには向いています。

注意点

加熱をする分には問題はないとされていますが、牛肉に対してアレルギー体質になるワンコは意外と多いので、心配な方は事前にアレルギー検査をするか、ごく少量から与えてみるようにしましょう。

馬肉

馬

特徴

馬肉は他のお肉と比べて非常に低カロリーで質の良いタンパク質を含んでいるため、食事量が減ってきたシニアのワンコや、ダイエットをしたい肥満ぎみのワンコにとって、非常に理想的な食べ物だといわれています。
他にも鉄分が豚や鶏と比べると、およそ4倍近く多く含まれている他にも、被毛面でもパサパサになったいた毛が元のツヤツヤの状態に戻ったなどという話しもあったそうです。

ワン友さんが実証していた!

また私のワン友さんの所のワンコの話しになりますが、その子は小さな頃からアレルギー持ちなだけではなく、下痢や血便を繰り返すといった病弱な体質をしていたのですが、ある時から馬肉を野菜やフードに混ぜるなどして与えていた所、それまでの事が嘘のように元気になったそうなんです。

私も愛犬の散歩時にその子に良く会うのですが、会うたびに元気いっぱい飛び付いてくるので、とても病弱だったなんて分からないくらいでした。

注意点

ミネラルが多く含まれている分、尿管結石になりやすい体質のワンコは馬肉は避けた方が良いでしょう。

羊肉

羊

特徴

体内脂肪を燃焼させてくれるカルニチンが他の肉の中では一番大きく含まれていて、また魚肉と同じくらいのコレステロールなので、ダイエットはもちろん新陳代謝の上昇や老化防止に、更にはボケ防止にも期待ができます。
他にも心臓病予防に良いとされ、動脈硬化や血栓をも抑える働きをしてくれる不飽和脂肪酸という栄養素も豊富に含まれているという優秀なお肉なんです。

注意点

栄養価が高いので、普通の健康なワンコに与えたり病気をしているワンコの療養食とする分には良いみたいですが、歳をとって運動量も低下しているシニアのワンコには負担になる可能性がありますので少量与えるようにしましょう。

注意したいお肉の与え方

生肉を与えも大丈夫か

生肉の方が栄養分も逃さずに酵素も効率良く摂取できると言われていますが、鶏肉や豚肉の場合ですとトキソプラズマなど寄生虫に感染してしまうという問題点がありますので、できる限りこの2つは加熱をしてから与えるようにする事をお勧めします。

また、牛肉や馬肉は新鮮なものなら生肉の状態であげてもいいといわれていますが、細菌などが気になる場合は加熱してから与えてあげましょう。
基本、加熱して与えるほうが安全です。

与える量に注意しないと逆効果に

鶏肉の部位の一つであるササミは低脂肪で高タンパクとされている一方で、 リンが多く含まれていますので、あまり沢山食べさせてしまうとカルシウムを壊してしまって腎臓の機能や骨が弱くなってしまいます。

レバーを与えるのは少量にする

レバーはビタミンAやB群が摂取できるので健康に良いのですが、あまり摂りすぎてしまうと骨が変形してしまうといいう危険性がありますので、与えるならくれぐれも少量にしておきましょう。

まとめ

鶏肉は高タンパク低カロリーで味もたんぱくなのでワンコが食べやすく、豚肉はビタミンBが豊富なので夏バテ対策や体力回復に向いています。
牛肉は鉄分が沢山含まれているので貧血に効果があって、馬肉はアレルギー体質の改善にも期待が持て、羊肉には脂肪を燃やすカルニチンが含まれているので肥満解消にもってこい。というように、それぞれの肉には良い点がありますが、肉によっては与える量に気を付けないといけなかったり、向いてないワンコもいますので、心配な方は一度かかりつけの動物病院へ相談してみて下さい。

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