犬にとって豆腐は優良食品!
豆腐は主原料が大豆だし、大豆は人にとって体に良いものだから、犬にも良さそうな気がしますよね?しかも「大豆は畑のお肉」なんて言われるから、栄養価も高そうだし、力が出そう…ということで、実際に豆腐を犬に与えてる方も多いと思います。でも本当に与えても良いのでしょうか?
その答えはもちろん、豆腐は犬に与えても「良い」食品です。では、犬に豆腐を与える利点や欠点はどんなものがあるのでしょうか?
犬の健康維持に役立つ「豆腐」
豆腐の原料は大豆と水ですが、ではそんな豆腐にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか。自分自身も食べているけど、意外に知らない人も多いでしょう(私も知らずに食べていました…)
- たんぱく質
- サポニン
- イソフラボン
- リノール酸
- 不飽和脂肪酸
たんぱく質
体を作る栄養素として大切なもの。犬の場合、毛艶を保ち健康を維持する効果が期待できます。豆腐は高たんぱく質の食品です。しかも、絹ごしより木綿豆腐の方が、たんぱく質&カルシウムが多いというのを知って驚きました。
サポニン
抗酸化物質で血中のコレステロールや脂肪などを洗い流してサラサラにし、動脈硬化を予防する。口にすると渋みや苦味を感じる。アンチエイジングで広く知られる成分。サポニンには抗ガン作用があることからその効果も期待されます。
イソフラボン
健康をサポートする。骨粗鬆症、循環器系疾患の予防効果があると言われ、近年ではがん予防の効果も注目されています。
リノール酸
コレステロールを下げる効果があります。
不飽和脂肪酸
大豆由来の必須脂肪酸が全体の約80%を占めています。オメガ6系脂肪酸であるリノール酸はコレステロール値を下げ、オメガ3系脂肪酸であるリノレン酸はアレルギーを抑制する効果が期待できます。やはり豆腐は人にとっても、とても体に良い食品のようですね。人も犬も一緒に食べられて、体に良い食品「豆腐」。ぜひ取り入れていきたいですね。
犬に豆腐を与える前に知っておきたいこと
犬に豆腐を与えることで以下のデメリットが考えられます。
下痢をしやすくなる
豆腐の成分には、水分が多く含まれています。なので大量に与えるとお腹が緩くなり、下痢をしやすくなります。また、冷たいまま与えることにより、お腹を壊す子もいますので注意してあげましょう。
太りやすくなる
豆腐には脂質もたくさん含まれていますので、豆腐+いつもの食事量を与えると太りやすくなる可能性があります。豆腐をプラスしていつもの食事カロリーになるように量を調整しましょう。また、脂質はお腹に溜まりやすいので、豆腐だけを多く与えてしまうと、他のものを食べられなくなり栄養が偏ってしまうことも考えられます。
結石持ちの子は注意
豆腐にはリンやマグネシウムが豊富に含まれています。このリンやマグネシウムを主成分として尿石になるストラバイト結石がある子は豆腐を控えた方がよいでしょう。
アレルギーに注意
なかには大豆アレルギーを持っている子もいます。アレルギーがある子には与えないように注意しましょう。また、アイリッシュセッター、シベリアンハスキー、シャーペイは大豆耐性を持たないとされているため、アレルギーが起こりやすい犬種であると言われています。
その他の犬種でも、アレルギーではなくても体質に合わない場合もあるので、最初は注意しながら与えるようにしましょう。当たり前の話ですが、どんなに体に良いものでも「与えすぎ」には注意が必要です。
犬のための豆腐の与え方
まずは少量ずつ与えてみて、アレルギー反応が出ないかどうか、お腹を壊さないかどうかなど見てみましょう。大丈夫そうであれば、レパートリーに加えましょう。また、こんなことに注意してみてください。
- 豆腐を冷過ぎないようにする
- 豆腐を与えすぎないようにする
冷蔵庫から出してすぐに与えてしまうと、冷たすぎる場合があります。少し温めてあげると食べやすいでしょう。この時、温めすぎないように人肌程度にしましょう。前述したように、与えすぎるとお腹が緩くなったり、太りやすくなってしまうことがあります。
こんな与え方もオススメ♪
いつものドライフードに、トッピングとして与えても良いですが、せっかくなので手作りごはんの材料として取り入れてみるのはいかがでしょうか。
豆腐バーグ
全てお肉ではなく、肉(ひき肉)の量を半分にし、その分豆腐を加えます。具材にニンジンやひじき、ピーマンやキャベツなどを入れ、よく焼いて豆腐ハンバーグの出来上がり!お肉も入っているので食いつき抜群です。
お豆腐プリン
牛乳あるいは豆乳で、裏ごしした豆腐を伸ばします。きなこも入れるとさらに体に良い感じ♪それをゼラチンで固めると、簡単お豆腐ぷりんが出来ちゃいます。お砂糖を入れていないので、安心して与えられますよ♪
黒蜜をかければ、人も美味しく&ヘルシーに頂けます。牛乳はお腹を壊す子がいるので、注意しましょう。犬だけがたべる場合は、犬用のミルクを使っても良いかもしれません。
湯豆腐
これからの時期は温かいものが食べたくなる♪…と思うのは人間だけだとは思いますが…簡単に湯豆腐なんていいかも。豆腐や人参、大根など犬が食べられるものをみんな一緒にコトコト煮たら出来上がり♪犬には冷まして与えましょう。人はポン酢などでさらっと簡単に。シンプルだけど美味しいんですよね。 ネギ類は絶対に一緒に煮たりしては駄目ですよ!
まとめ
人にとっても犬にとっても優良食品のお豆腐は、アレルギーさえなければぜひ与えたい食品の1つです。工夫次第でたくさんの料理の材料として活躍するので、手作りごはんにもチャレンジしてみて下さい。美味しくて犬がおかわりを要求してきても、お豆腐だって食べすぎたら太りやすくなってしまうので気を付けてくださいね!
▼犬が食べてはいけないものについてもっと知りたい方はこちら
犬が食べてはいけないもの一覧
ユーザーのコメント
20代 女性 ゆり
そこそこカロリーあったんですね…
愛犬もぽっちゃり体型なので、おからか豆腐でダイエットさせるかーと思っていましたが、豆腐はダイエットには向かないかもしれませんね。
でも満腹感を得るためにはもってこいの食材なので、手作りご飯に使っていきたいと思います。
40代 女性 MAKI
20代 女性 すず
30代 女性 ミニー
30代 女性 さえこ
お腹が緩くなる、太りやすくなるのは豆腐を与える量を気を付ければ大丈夫そうですよね。
豆腐ハンバーグはよく作りますが、豆腐プリンもとっても美味しそうですね!!今度挑戦してみます♪
40代 女性 朝光のママ
女性 匿名
20代 女性 匿名
ワンちゃんはお肉大好きなので食いつきが凄いですよ!茹でた野菜などを添えてあげると栄養ばっちり!
50代以上 女性 匿名
40代 女性 匿名
40代 女性 匿名
それは「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」を同時にあげない、という事です。
犬は同時に消化出来ないので、数時間空けてからあげるようにしています。
40代 女性 匿名
すごいスピードでフードを食べてしまうので、湯がいた白菜と豆腐を一緒にあげています。
体調もうんちも特に変わりはないし、とっても大事そうに喜んで食べてるで、このままあげてみようと思います。
40代 女性 ベル
老犬になってくると、自分からお水を飲む量も減ってきますので、水分が多いお豆腐は夏の水分補給にも良さそうですね。でも食べ慣れないものを食べるとお腹を壊したりすることもあるので、あげすぎには注意をしたいですね!
40代 女性 らいち
豆腐はサイコロ切りにして熱湯にくぐらせ水を切ります。一緒に人参のみじん切りも茹でます。
じゃがいもを良く洗ってレンジでチンして茹でて皮をむきます。
クッキーの型にじゃがいも、豆腐、人参の順で重ねてかざりにクッキーを乗せて出来上がりです。
新しい食べ物にビビリなウチの子も喜んで食べてくれました。
20代 女性 とも
女性 ライ
犬用のハンバーグを作るのに、ヘルシーかと思って豆腐もぐちゃぐちゃにして入れていましたが…。たんぱく質やカルシウム、お豆由来の健康成分しか考えていませんでした。
女性 なまず
愛犬はダイエットは必要ないので、豆腐はたまーにおすそわけすることはありますが、頻繁に与えるようなことはこれまでありませんでした。ただ植物性ですが良質なたんぱく源となるので、お肉の代替えとしては使えそうですね。
女性 海