オランダで新型コロナウイルスに感染していたとされる犬についての情報

オランダで新型コロナウイルスに感染していたとされる犬についての情報

5月中旬、オランダでは国内初の犬の新型コロナウイルス感染が報告されました。知っておきたいこと、気をつけたいことをご紹介します。

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オランダ国内初のペット動物の感染例

アメリカンブルドッグの横顔

5月15日、オランダのアムステルダムで1匹の犬と3匹の猫が新型コロナウイルスに感染していたと同国農業省大臣がから発表がありました。

過去に報告された香港、ベルギー、アメリカの例と違うのは、犬と猫が陽性と判定されたのではなくウイルスに対する抗体を持っていたことから過去に感染していたことが判ったという点です。

犬の飼い主は単に陽性であっただけでなくCOVID-19を発症していたため、犬も飼い主から感染したと考えられています。
犬は8歳のアメリカンブルドッグで、深刻な呼吸障害の症状のため4月30日にすでに安楽死の処置が取られています。
この犬の血液サンプルが、ウイルスに対する抗体を持っていることを示していました。

このアメリカンブルドッグの呼吸障害が新型コロナウイルスによるものなのか、他の病気によるものなのかは確認されていません。

先日アメリカで陽性と判定されたパグも軽い呼吸器症状があったと伝えられていますが、今回のオランダの例と併せてどちらも短頭種の犬です。今のところ犬種による症状の違いなどの研究はまだありません。

また3匹の猫の方は、先月オランダ南部の農場で複数のミンクが新型コロナウイルスに感染していることが判明したことから、農場近くに住んでいる11匹の猫が検査され、そのうち3匹が抗体を持っていることが判明したというものです。

ミンクはフェレットと同じくイタチ属の動物です。この3匹の猫の感染源がどこであったのかは不明ですが、猫の場合は室内飼いを徹底することが重要とされています。

ペットの飼い主が気をつけること

マスクを着けた女性とテリア

新型コロナウイルスによるものかどうかは明らかではないとは言え、今まで報告された中では最も深刻と言えるアメリカンブルドッグの感染を受けて、オランダ農業省大臣は「飼い主が新型コロナウイルスに感染した場合、予防策として動物との接触を避けるべきです」と述べています。

また「飼い主が感染している場合、ペット動物は可能な限り家の中に留めておく必要があります」とも言われています。

オランダ国立衛生研究所は、他の国の研究者同様にペット動物から人間への感染のリスクは非常に小さいとしています。

今回報告されている例では犬が既に亡くなっていることがショックですが、飼い主として気をつけるべきことは従来と同じく次の通りです。

  • 愛犬のために最も重要なことは自分自身の感染を予防すること
  • 飼い主が感染してしまった場合、愛犬との接触を可能な限り断つこと
  • 動物から人間への感染のリスクは非常に低いと知っておくこと

大切なペットのためにも、自分自身の健康を守っていきましょう。


《参考URL》
Reuters
https://www.reuters.com/article/us-health-coronavirus-netherlands-pets/dutch-dog-three-cats-infected-with-coronavirus-minister-idUSKBN22R2EN

文|雁秋生

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