フレンチブルドッグの飼い方について

5084view

フレンチブルドッグの飼い方について

根強い人気のあるフレンチブルドッグ。その特徴や性質や基本的な飼い方、なりやすい病気など動物病院で仕事の経験からお話しします。しっかり読んで、フレンチブルドッグの素晴らしさをわかっていただけるとうれしいですね。

フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグを飼う上での基本的なこと

私が獣医師になりたての頃には、日本では珍しかったフレンチブルドッグという犬種。

今では、お散歩やドッグランでも見かけることも増えてきました。

この記事では、フレンチブルドッグの魅力やその飼い方・注意したい点などについてお話ししようと思います。

一緒に暮らせばメロメロになる、そんなフレンチブルドッグの良さをお伝えします。

フレンチブルドッグは短頭種というカテゴリーの犬


フレンチブルドッグを見てすぐに大好きになるのが、個性的でかわいいペチャっとした鼻先ですよね。

ブルドッグやパグ、フレンチブルドッグなど鼻ぺちゃの犬の種類を短頭種とよびます。

人間が改良を重ねて、鼻先を短くした犬だということですね。

さらに、なめらかでゆるみのある皮膚も特徴です。

フレンチブルドッグは、ブルドッグをより小型に改良してあるため、口から胸までの距離が短く気管が曲がって配置されています。

ぺちゃ鼻と、曲がった気管をもつことで、呼吸をしづらくなりやすいので注意しましょう。

暑さで呼吸が荒くなると、鼻と気管の構造が邪魔をして、うまく呼吸できず熱中症になりやすいのが短頭種の特徴でもあります。

とくに日本は、蒸し暑く短頭種が苦手とする気候です。

涼しくて乾いたヨーロッパで生まれた犬種であることを理解して飼いましょう。

夏はエアコンが必須、締め切った室内や車内に置かないことが大事です。

意外と抜ける毛


フレンチブルドッグの毛並みは、短くすべすべとした美しいものです。

長毛種と違って、ブラッシングというよりは皮膚のマッサージという感じのブラッシングが必要です。

シャンプーなどは簡単ですが、思ったより毛が抜けることで驚かれるかもしれません。

繊細な皮膚を持った犬種


フレンチブルドッグが動物病院にやってくる一番の病気は、皮膚のトラブルです。

皮膚のアレルギー、細菌性皮膚炎、アレルギー性外耳炎を起こしやすいので注意しましょう。

獣医師としての経験から言うと、5~6月の蒸し暑さ・夏の暑さが皮膚トラブルを起こしやすいようです。

皮膚の敏感なフレンチブルドッグを飼う方は、エアコンをドライ設定にして、飼い主は長袖で過ごすくらいの涼しさが楽であることを知っておきましょう。

皮膚のシワに要注意


短頭種のワンちゃん達の、チャームポイントである鼻や顔回り・のど元の皮膚のたるみ、そのシワとシワのあいだで皮膚炎を起こすことが多いです。

皺壁性皮膚炎といって、湿って閉鎖した場所に酵母菌が繁殖することで赤茶色く変色してかゆみを生じます。

普段から、しみない消毒剤などで皺の間を拭いて清潔にしてあげましょう。

遊ぶフレンチブルドッグ

フレンチブルドッグは飼いやすい?

フレンチブルドッグは比較的飼いやすい犬種だと私は思います。

  • 無駄吠えをする犬が少ない
  • 家族だけでなく人間が好きで愛想の良い犬が多い
  • トリミングの必要がない
  • 抱き上げることのできるサイズである

ただし、フレンチブルドッグはやや頑固な傾向にある犬種でもあります。

しつけなどで、ほかの犬でうまくいっても、フレンチブルドッグではうまくいかないなどという話をよく聞きます。

フレンチブルドッグは非常に賢く、人の行動をよく観察しているので、人がリーダーであることを重要視し、しっかりとリーダシップを取れる家族を望みます。

一般的な話で、全部がそうではありませんが小さなお子様とうまくいかない場合もあるようですね。

フレンチブルドッグの飼い方

フレンチブルドッグの魅力は、賢さ・アクティブさにあると思います。

ですから、どこにでも愛犬と一緒に行ってみたい方におススメしたい犬種です。

アクティブな大人のファミリーに


思いっきり一緒にアウトドアで遊んで、疲れたら一緒にのんびりまったりしてくれるフレンチブルドッグ。

10まで語らなくても阿吽の呼吸で、共同生活を送れるタイプだと思います。

短頭種のなかでも小型で活発な犬なので、運動のお供にも(涼しい時期)ぴったりです。

勇敢で賢いので、飼い主と一緒ならどんなところでも喜んで進んでくれる犬でもありますね。

ちょっと困ってしまうイビキ


短頭種のワンちゃんにはありがちですが、鼻の穴がふさがりがちで首が短いためイビキをよくかきます。

小さい体なのに、大人の男性顔負けのイビキで困ってしまうというご相談もあるくらいです。

鼻の出口を広げたり、のどの呼吸路を手術で広げる手術で改善することもありますがフレンチブルドッグとイビキは仲良しだと思っておきましょう。

愛があれば、イビキも愛せると考えるならフレンチブルドッグと暮らせますよ。

眠るフレンチブルドッグ

まとめ

フレンチブルドッグは、とても魅力のある犬種です。

夏場はエアコンが必須であること、皮膚病に気を付けることに注意しましょう。

一緒にどこにでも出かけられる人生の相棒が欲しい方は、ぜひフレンチブルドッグと暮らしてみてはいかがでしょうか。

ぺちゃんこの鼻、ひらひらの耳、くりっとした目におまけのしっぽ。

フレンチブルドッグに夢中になれること間違いなしですよ。

▼フレンチブルドッグについて詳しく知りたい方はこちら
フレンチブルドッグの性格と魅力について

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

あなたの体験談やハウツー・解決方法など、他の飼い主さんやその愛犬の為にもなる情報をみんなで書き込んで、犬と人の共同生活をより豊かにしていきましょう。

この記事をシェアする

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除処理、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。
「過度と捉えられる批判的な書き込み」「誹謗中傷にあたる過度な書き込み」「荒らし行為」「宣伝行為」「その他悪質と捉えられる全ての行為」
※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。