犬はりんごを食べても大丈夫?与え方や注意点・保存方法について

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犬はりんごを食べても大丈夫?与え方や注意点・保存方法について

「犬にりんごは食べさせても大丈夫なの?」と疑問に思っている飼い主さんは結構多いのではないでしょうか。りんごが日本に入ってきたのは、明治時代と言われており、歴史は比較的浅いのかもしれませんが、今では私たち人間の食生活の中でとても身近な果物になりました。では、犬にりんごは与えても大丈夫なのでしょうか?今回は犬にりんごを与えることについて紹介したいと思います。

監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

犬にりんごは食べさせても大丈夫?

犬とりんご

結論から言いますと、犬にりんごは食べさせても大丈夫な果物です。食べさせてもいいというよりは、体によいといわれている栄養素がたくさん含まれているので、上手に食生活に取り入れて活用すれば、犬の健康の向上にも役立つ食べ物だといえます。

りんごに含まれる成分

ポリフェノール

ご存知、抗酸化作用のあるポリフェールは、りんごの皮に多く含まれていて、活性酸素を抑えてがん予防にも効果があります。

ペクチン

こちらも皮に多く含まれていて、整腸作用があり、コレステロールを体外に排出して、大腸がんの予防になるといわれています。

有機酸(クエン酸、りんご酸)

スポーツ飲料などにも多く含まれている、クエン酸の効果としては疲労回復が有名ですが、実は胃腸の働きをよくし、殺菌作用もあります。

食物繊維

私たち人間も不足しがちの食物繊維ですが、こちらは腸内の乳酸菌を増やし、腸内を整えてくれます。

その他

この他にもいろいろな栄養素も含まれていますが、特に犬に食べさせると良くないと言われているものはないようです。犬はたんぱく質を多く必要とする動物です。特に成長期の子犬や運動量の多い犬は、たんぱく質の必要摂取量が多いのですが、たんぱく質の多い食事は悪玉菌を増やしてしまうのです。そのため、ペクチンや食物繊維が豊富なりんごは、善玉菌を増やしてくれるので、腸内環境を整えるのにとても効果的です。

また、りんごの酸味であるクエン酸やりんご酸も、炎症を抑えて殺菌作用がありますので、胃腸があれているときなどにも整腸効果が期待できます。とはいっても、食べる量が多いと食物繊維過多となり、お腹を壊してしまうこともあるの、、与える量に気を付けながら取り入れていきましょう。

犬にりんごを与える方法・注意点

リンゴを与えるときの注意点やポイントをまとめました。

犬に与える場合、りんごは生で切っても、すりおろしても、加熱しておやつとして加工しても食べさせることができます。

すり下ろす

りんごの中に含まれるポリフェノールは酸化しやすく、金属イオンとも反応しやすいため、すりおろす場合は陶器やプラスチックが望ましいです。

小さく刻む

りんごは喉に詰まらせる犬も多いため、切って与える場合は、小さく切って与える方がいいと思います。

刻んだりんご

犬のおやつ

りんごを使っておやつを自作してみてもいいかもしれません。

これを機会に手作りおやつに挑戦してみてはいかがでしょうか。しかし、身体によいからといって、与えすぎず、偏らないように食べさせたあげることが大切です。

ここでは簡単に作れる、りんご入りクッキーをご紹介します。

材料
  • りんごすりおろし 20g(お好みで加減してください)
  • オリーブオイル大匙1
  • 薄力粉 50~60g

りんごをすりおろして、オリーブオイルと混ぜ合わせます。薄力粉に混ぜ合わせたオリーブオイルとりんごのすりおろしを入れてさっくりと混ぜて、生地をまとめます。まとまったら、生地をのばして型抜きをします。180度に予熱をしたオーブンで15~20分ほど焼いて完成です。

与える量

単純に言えば、犬の大きさによってフードの量が違うように、りんごなどの果物も与える量は個体によって異なります。

また、整腸作用があり、水分も多く含むためにお腹を壊してしまう犬もいるかもしれません、中には苦手な犬もいるでしょう。

その犬の個性に合わせた給餌方法が必要です。特に初めて与える場合は、少量を飲み込んでも喉に詰まらない程度の大きさに刻み与えてみてください。その後の体調の変化もよく観察しながら、愛犬の適量を見極めてください。

りんごは喜んで食べる犬が多いですが、もし、愛犬が苦手とするようでしたら、与え方を変えてみたり、分量を調節したりひと工夫が必要かもしれません。そして、体質的に受け入れられないようならば、無理強いしないようにしましょう。

もうひとつの注意点は、りんごの種です。りんごの種にはアミグダリンという毒性物質が含まれていて、命に関わるような中毒性がありますので、丸ごとりんごを与えることは避けて、種を取り除いてから与えるようにしましょう。

美味しいりんごの見分け方

りんご

果たして、りんごの味やみずみずしさをどれくらい犬が、感じとるかは疑問ですが、できればおいしいものにこしたことはありません。

人が食べるときも役にたつので、是非、お店で見極めてみてください。

見た目

赤いりんご

お尻の方の下までしっかり赤くなっている方が熟しています。

また、底の部分が黄色っぽくなっていて、お店でそうそうたたくわけにはいきませんが、たたくと金属音のするものがよいとも言われています。

青いりんご

全体的に色むらのないものがおいしいです。

大きさ

中くらいのものが、当たり外れが少なく、日持ちします。

りんごの頭に付いている枝

干からびているものは、水分が抜けていることが多いです。

重さ

手に取って持った時に、ずっしりとしてしっかりした感じのものの方が、果汁がたっぷり詰まっています。

香り

おいしいりんごは、皮の上から嗅いでもよい香りがします。

りんごの表面のきらきら

薬剤などのワックスや防カビ、防腐剤ではなく、りんご自体から生成される成分なのだそうです。
ただし、商品によっては、ワックスを使用して磨いているものもあるので、表示など注意深くチェックしたほうがいいでしょう。

犬のためのりんごの保存方法

段ボール箱に入ったりんご

りんごは涼しいところや暖房がついていないところであれば、新聞紙に包んである程度の長期保存が可能な果物です。

エチレンガスを出す特徴があるので、他の果物等を早く熟させる働きがあります。

傷みやすい果物や野菜と一緒の保存は避けた方がよく、この特性を活かして、固くて青いキーウィやバナナなどは一緒に保存することで早く熟れます。

また、エチレンガスはジャガイモの芽が出るのを抑える働きもあるため、ジャガイモと一緒に保存、と昔から言われています。

まとめ

りんごを食べたい犬

最近では一年中食べられる「りんご」。

いったいいつがりんごの収穫時期かご存じですか?品種にもよりますが、8月の下旬から12月に入るくらいです。

出来る事ならば、りんごに限らず、人も犬にも「旬」の食べ物を口にしたいものですね。

それが無農薬や有機栽培であれば、もっと望ましいかもしれません。

それには、多少のコストもかかることになるのでしょうから、どのあたりで折り合いをつけて、犬の身体に良いものを食べさせてあげることが出来るのか、悩ましいかぎりです。

そのためには、飼い主である私たちが日々、いろいろなところに目をむけ、たくさんの情報の中から、その子にあったものをチョイスしていくことが、クオリティオブライフにつながるのかもしれません。

▼犬が食べてはいけないものについてもっと知りたい方はこちら
犬が食べてはいけないもの一覧

平松育子先生

記事の監修
  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

愛犬にどのようにりんごを与えていますか?

愛犬にりんごを与える時に気をつけていることはありますか?オリジナルレシピやアドバイスなど、愛犬へのりんごの与え方を皆さんに教えてあげて下さい(^_-)-☆

  • 40代 女性 Koume

    我が家の愛犬・パグのウメも、リンゴが大好きです。私がリンゴを食べる時に出す「サクッ」という音を聞くと、どこに居てもすっ飛んでくるのです!
    リンゴは皮ごと食べる方が健康にも良いと言われたので、なるべく有機栽培のリンゴを選んで買っています。
    食べる前には塩でよく洗い、記事にも書いてある通りに小さく切ってあげています♪
  • 40代 女性 TIKI

    今回記事を読んで、リンゴが犬にも良い成分がたっぷりあると知って安心しました。実は近所の人がよく我が家の愛犬におやつとしてリンゴをくれるからです。
    ポリフェノールはがん予防にも効果があるそうで、人もワンコも嬉しい成分ですね。美味しいリンゴを選んで 愛犬と一緒に食べたいと思いました。
  • 40代 女性 さら

    我が家ではもともとりんごを食べる習慣があり、自然にワンコたちにも与えるようになりました。与えすぎるとお腹を壊すかもしれないと思い、あまりたくさんはあげないようにしています。小さく切ったりんごをしゃりしゃりと美味しそうに食べるワンコたちがとても可愛いです。
  • 10代 女性 riri

    私も記事のとおりに選んで与えています。
    とてもおいしそうに食べていてほかの果物も喜んで食べてくれます。
  • 50代以上 女性 匿名

    毎朝半分与えています。
    りんご大好きです。
    大型犬なので、ドライフードでは味わえない口いっぱいに頬張る。
    この感触に喜んでいます。
  • 30代 女性 ロン

    我が家の愛犬は果物好きですが、中でもりんごは3本指に入るほどの好物です。シャリシャリと、とてもおいしそうに食べるので、あまり何も考えずに与えていましたが、犬の身体にも良い食べ物なのですね。
    我が家では、人間が食べるときに愛犬も一緒に食べたり、フードに混ぜて与えたりしています。ただ、農薬の影響が心配なので、皮は必ずむくようにします。
    駅前に犬のケーキ屋さんがあるのですが、そこでもシーズンになるとりんごのケーキを売っています。砂糖や香料を使わない犬専用のケーキで、りんごはタルトのような形で使われています。このケーキをあげたときの愛犬の喜びようと言ったら!ケーキを食べた日は、もちろん晩ごはんを減らします。
  • 女性 みお

    我が家の愛犬も、1年通して毎日、欠かさずりんごを食べています。飼い主が夕食後にりんごを食べていたら、愛犬もりんごが大好物となり、夜のおやつにりんごが出てこないと、キッチンの前、冷蔵庫の前で催促をするようになりました。それからは、人間のためではなく、愛犬のために毎日のりんごを常備するようになりました。

    あげる際には、小型犬なので小さく刻んであげています。また、愛犬用のクッキーを焼くときに、薄力粉、オリーブオイルの生地にりんごのすりおろしを入れて焼くこともあります。とても喜んで食べてくれます。

    りんごのポリフェノールが金属に反応して酸化しやすくなってしまうとは知りませんでした。これからは、すりおろすときには陶器にします!
  • 女性 木下

    記事に出てくるワンちゃんがとっても可愛いですね!実はうちの愛犬はリンゴが大好物です。リンゴが犬にもとても良さそうなので、安心しました。今まで何も考えずに、愛犬が好きなのであげていたのですが、ポリフェノールや殺菌作用もあるのですね。なかなか奥深いです。また、我が家の場合は記事にも載っているように、少し刻んであげています。結構大き目に与えると、口をモゴモゴさせて食べにくそうにしていましました。また、すりおろしも良さそうですね。すりおろして、何かと混ぜても良さそうです。リンゴの選び方は役に立ちました!いつもどのようにしたら甘くてサクッとしたものを選べるのか迷っていたので、次回からじっくり選んでみたいと思います。
  • 20代 女性 Dan

    うちでは愛犬のお腹の調子が悪そうだな、と思ったらリンゴをすり下ろしたものをフードにトッピングしています。ペクチンや食物繊維の整腸作用を期待してです。またワックスなどを使っていない有機栽培のリンゴのときは、皮ごとすり下ろしています。野菜や果物の皮には実より栄養素が詰まっているので、にんじんなども農薬の心配がなければ皮ごとすり下ろして使っています。リンゴは甘味もあるので、大好きな犬は多いと思いますが、以前動物病院で診察待ちをしていたら、リンゴを急いで食べて喉を傷つけてしまったという犬がいたので与える大きさは気を付けなくてはですね。リンゴで怪我をするなんて想像できませんが、丸飲み癖のある犬には特に小さく切ってから与えた方が安心だと思います。
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