ついやってない?犬にNGな『シャンプーのやり方』7つ

ついやってない?犬にNGな『シャンプーのやり方』7つ

愛犬のシャンプーは自分でやっているという飼い主の皆さん、NGなシャンプーのやり方をしていませんか?NGなやり方だと、皮膚のトラブルを引き起こしてしまうかもしれません。この記事では、犬にNGな『シャンプーのやり方』をご紹介します。これから愛犬のシャンプーにチャレンジしたいと考えている飼い主さんも、ぜひチェックを。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

NGな『シャンプーのやり方』は皮膚のトラブルの原因に

シャンプー中の濡れたトイプードル

被毛や皮膚を清潔に保ち、皮膚の病気を予防するため、犬にもシャンプーが必要です。必要な頻度は犬種や被毛の長さ、皮脂の分泌量などによって異なるため一概には言えませんが、2~3週間に1回が適切と言われています。

愛犬のシャンプーは、トリマーさんにお任せすることもできますが、飼い主さんが自宅で行うこともできます。飼い主さんが行う場合は、誤ったやり方だとかえって愛犬の皮膚を傷めたり、皮膚病を招いたりすることがあるので注意が必要です。そこで今回は、犬にNGな『シャンプーのやり方』についてご紹介していきたいと思います。

犬にNGな『シャンプーのやり方』①頻繁にシャンプーをする

頭に泡を乗せたラブラドール・レトリーバー

犬の被毛のベタつきやにおいが気になり始めたら、そろそろシャンプーのタイミングと考えていいでしょう。でもシャンプーの頻度が多すぎると皮膚のバリア機能が低下し、皮膚の感染症にかかりやすくなったり、炎症が起きやすくなったりするので要注意です。

犬の皮膚の状態が健康で、獣医師などから特に指示を受けていないのであれば、週に1回以上のシャンプーは避けましょう。

犬にNGな『シャンプーのやり方』②シャンプー前にブラッシングをしない

耳の毛をブラッシングされている犬

犬をシャンプーする際は、事前にブラッシングをして毛玉をほぐしたり、下毛をよく取り除いたりしてあげることが大切です。

毛玉が残ったままシャンプーをすると、毛玉が水分を含んで固まってしまい、ほぐすことが難しくなります。また毛玉や下毛が残ったままだと、汚れが落ちにくくなったり、シャンプー剤をしっかり洗い流すことができずに残ってしまったりして、皮膚のトラブルの原因になることがあります。

犬にNGな『シャンプーのやり方』③シャワーを頭からかけ始める

頭からシャワーをかけられている犬

シャンプー剤をつける前にシャワーをかけて体を濡らしますが、その際、頭からかけ始めるのはNGです。犬が怖がり、シャンプー嫌いになる原因になります。シャワーヘッドを犬の体に密着させ、まず背中からお尻にかけて濡らし、その次に足、最後に顔の順番で濡らしましょう。

シャワーの温度は、人にはぬるく感じるくらいが犬には適温です。37~38℃くらいを目安にしましょう。犬がシャワーを怖がる場合は、スポンジを使うのがおすすめです。スポンジにお湯を含ませて、犬の様子を見ながら少しずつ体を濡らしていきます。

シャワーを使う場合でもスポンジを使う場合でも、頭を濡らすときは犬の鼻にお湯が入らないように、片手で顎の下を支えてあげましょう。犬は鼻に水が入ることを嫌うため、鼻に水が入ってしまうとシャンプーが嫌いになる可能性があります。

犬にNGな『シャンプーのやり方』④シャンプー剤を原液のまま直接つける

シャンプーを直接足につけられている犬

シャンプー剤の原液を犬の体に直接つけると、皮膚に負担がかかってしまいます。中をよくすすいだ食器用洗剤などの空のボトルにシャンプー剤と水を入れて希釈したものをよく振り、ある程度泡立ててから使うといいでしょう。

シャンプーというと、頭につけて泡立てたくなるかもしれません。でも犬の頭にシャンプー剤をつけて泡立てても、犬の頭の面積は狭いため十分に泡立てられません。希釈したシャンプー剤を背中に垂らし十分に泡立てて、その泡を使って全身を洗っていきましょう。

洗面器などにシャンプー剤を入れてシャワーの勢いで泡立てたものや、泡で出てくるタイプのシャンプーを使うのも手です。泡立てネットで泡を作る方法もおすすめです。 人間用のシャンプーは犬の皮膚には刺激が強すぎるので、必ず犬用のものを使いましょう。

犬にNGな『シャンプーのやり方』⑤洗い残しやすすぎ残しがある

泡だらけのヨークシャテリア

洗い残しやすすぎ残しがあると、犬の皮膚によくありません。皮膚の炎症や病気の原因になることもあります。耳のつけ根や脇の下、内股、足先、尻尾のつけ根などは汚れのたまりやすい部分ですが、洗い残しやすすぎ残しをしやすい部分でもあるので、特に注意しましょう。

犬にNGな『シャンプーのやり方』⑥いきなりドライヤーをかける

濡れたままドライヤーをかけられている犬

すすぎ終わったあとにいきなりドライヤーをかけると、ドライヤーをかける時間が長くなってしまい、犬の皮膚によくありません。また、犬のストレスにもなります。ドライヤーをかける前に、全身をしっかりタオルドライしましょう。

すすぎまで終わったら、何度か犬自身に体をブルブル振ってもらうと水分が飛び、タオルドライが楽になります。犬の耳に息を吹きかけると、体をブルブル振ってくれます。タオルドライをする際はタオルを何枚か用意しておき、ある程度湿ったら乾いたものに取り換えると、乾きが早くなります。

犬にNGな『シャンプーのやり方』⑦しっかり乾かさない

濡れたままタオルをかぶる犬

夏場はしっかりタオルドライをすれば、あとは自然乾燥でOKと思ってしまいがちですが、季節に関係なく自然乾燥や生乾きはNGです。被毛が長時間に渡って湿ったままだと、蒸れが生じて皮膚病の原因になります。

スリッカーブラシで被毛をほぐしながらドライヤーを当てて、しっかり乾かしましょう。ドライヤーをかけたあと、手のひらで犬の体全体を触り、冷たいところがないかチェックを。

まとめ

シャンプー中にこちらを見つめる柴犬

シャンプーは愛犬の健康維持のために必要なお手入れのひとつですが、飼い主さんが行う場合は、気をつけなくてはいけないことがたくさんあります。NGなやり方をして、皮膚のトラブルを招いたり、愛犬をシャンプー嫌いにさせたりしないようにしましょう。

シャンプーはスキンシップにもなるので正しく行って、愛犬との楽しい時間にしたいですね。

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