体臭が強い犬種6選
1.パグ
顔にしわがあるパグはしわに汚れがたまりやすく、それが臭いの原因となる場合があります。しわとしわの間は蒸れやすく、汚れから雑菌が繁殖しがちな場所です。また皮膚病にもなりやすくなります。
2.バセットハウンド
バセットハウンドは耳が垂れているため、通気性が悪く耳が蒸れやすくなっています。こまめに掃除をしないと汚れがすぐにたまってしまい、臭いの原因になってしまいます。
また皮膚もたるんでいるので、皮膚と皮膚の間に汚れがたまりやすくなっています。また、口の周りのひだの部分によだれなどがたまると、臭いがするようになるので注意してください。
3.ブルドッグ
ブルドッグも顔のしわや皮膚のたるみが多いため、しわの間に汚れなどが入り込んでしまうことがあります。毎日拭いてあげないとすぐに汚れてしまうため、顔を拭くのを習慣にしてあげてください。
4.コーギー
コーギーはダブルコートと呼ばれる毛の種類で、被毛が厚く通気性があまり良くないため、臭いがこもりがちになってしまいます。
適度にシャンプーをしてあげて余分な皮脂や汚れをとってあげてください。シャンプーの後にはきちんと乾かしてあげることも大切です。
5.ゴールデン・レトリバー
ゴールデン・レトリバーもダブルコートの犬種なので、臭いが強くなる場合があります。しかし、むやみにシャンプーをすると皮膚のバリア機能まで洗い落としてしまうので、毎日シャンプーをしたりするのはやめましょう。適度な頻度を保って行いましょう。
また、シャンプーしたあとにちゃんと乾かさないと湿った毛などを温床にして雑菌が繁殖して臭いの原因になります。ドライヤーなどを使って完全に乾かしてください。
6.ボクサー
よだれを多く垂らす犬は、それが口周りについて臭いの原因になる場合があります。よだれがついているなと思ったら、その都度拭いてあげたり、寝る前に濡らしたタオルなどで拭いてあげたりすると臭いが強くなりにくくなります。よだれがついた皮膚で雑菌が繁殖すると、皮膚に炎症が起きたり毛が変色したりすることがあります。
体臭の原因は?
皮脂
犬の全身には皮脂腺と呼ばれる皮脂を分泌するものがあります。皮脂が過剰に出たりすると臭いの原因になります。過剰な皮脂を定期的にシャンプーで落としてやるといいでしょう。
大体多くのわんちゃんはシャンプーを1か月に1〜2回程度行っているかと思います。獣医さんから指示があった場合には1週間に1回などこまめに洗うといいでしょう。しかし、皮脂まで落としてしまうと皮膚炎を起こしてしまうこともあるので、あまり洗いすぎないことも大切です。
汚れ
しわの間に入った汚れがたまり、細菌が繁殖しやすく臭いの原因になります。濡れタオルや蒸らしたタオルなどで、しわの間や汚れた部分をやさしく拭き取ってあげてください。強くこすったりすると皮膚に傷がついてしまうので、やさしく拭いてあげましょう。
まとめ
臭いが強くなる犬の特徴としては、耳が垂れていたりしわが多かったりして汚れがたまりやすくなっていること、よだれが多く口周りが汚れやすいもの、などがありました。汚れがたまると細菌が増殖してしまい、臭いの原因になります。適度にタオルなどで拭いてあげて清潔な状態を保たせてあげましょう。
しかし、あまりやりすぎると炎症を起こすこともあるので「適度に」が大切です。もし臭いが強すぎる、お手入れがわからないという場合には獣医さんに相談してみてください。すでに何か炎症を起こしている可能性もあります。臭いは健康のバロメーターにもなっているので、犬の臭いをかいでみて異変を感じたら病院で診てもらいましょう。