犬の飼い方について~知識0から始めるペットライフ~

犬の飼い方について~知識0から始めるペットライフ~

今、「犬を飼いたいなぁ」とお考えのあなた! 幸せで楽しく犬と暮らせる方法を伝授します! 犬を迎えてから「何でこうなるの~!?」とならない為に! 楽しいペットライフを過ごすために、犬の飼い方について予習を始めましょう!

お気に入り登録

ウェスティパピー

犬を飼う準備をする

犬の飼い方について記事を書くにあたり、どういう風にお伝えすればいいか、とても悩みました。「犬の飼い方」と How to的に書くべきか、それとも僕の想いを率直に書くべきかと。
それは素直な自分の想いとは言え、あまりに厳しいことを書いてしまうと、犬と暮らす夢を持った方達を失望させてしまうかもしれないと思ったからです。

飼い主の責任で、不幸な生涯を過ごした犬を多く見てきたせいもあるのでしょう、僕は飼育前相談をお受けする時、犬を飼うことの悪い部分をあえて強調してお話します。

例えば、

  • 犬を飼えば飼い主として様々な負担が掛かります
  • 散歩や餌やりや排泄の世話、しつけなどの労力負担や犬の食費、病院代やカット代などの経済的負担
  • それを十数年間継続させる終生飼育のことを考えておられますか?

と言った具合です。

相談者にそこまでお話して「それでも構いません。それでも犬を飼いたいです!」とそこまで仰られるならとご協力させて頂きます。

そういった場合、僕は最後にこう付け加えます。

「それほど犬は手間暇かかりますが犬は最高に良い友達になれます。全ての苦労を帳消しに、いやそれ以上に癒しと幸福感をあなたに与えてくれますから」と。

前置きが長くなりましたがここは僕のスタンスで「犬の飼い方」を書かせて頂こうと思います。

犬を飼おうとお考えのあなた!
犬は最良のパートナーです。

あなたの人生をより豊かなものにしてくれるでしょう。

僕は仕事柄、犬のご相談をよくお受けします。しかし犬を飼う前の飼育前相談は何より積極的にお受けするようにしています。

それは何故か?

犬を飼うために用意するアイテムは今インターネットなどで簡単に検索することができ、購入もできますが、犬を飼う飼い主の知識と心の準備がそれ以上に重要だということをお伝えしたいからなのです。

その心の準備は後程ご説明するとして先ず犬を飼う前に準備するアイテムと、どういうルートから犬を迎え入れるのが良いかをご説明しましょう。

犬を飼う前に準備しておきたいアイテムあれこれ。

  • サークル(ケージ)
  • クレート(キャリーバックタイプ)
  • トイレトレイ
  • フード(パピーならパピー用フード、パピーミルクなど)
  • トイレシート
  • 食器
  • 水飲みボトル(ボールタイプもあります)
  • 首輪(カラー)
  • 引き紐(リード)
  • キッチン量り(フード用)・ペット用ウェットティッシュ等

とりあえず最低限これぐらい揃えておくと安心です。あなたのドッグライフスタイルに合わせてお好みでどうぞ。

どこから犬を迎え入れるか。

各所のメリット、デメリット。

ペットショップさん

  • メリット
    犬種が豊富。犬を直接確認出来る
  • デメリット
    パピーが親兄弟と離れるのが早い

ブリーダーさん

  • メリット
    親兄弟といる時間が長い。手厚い育成
  • デメリット
    自宅から遠距離になることが多い

里親譲渡、保護犬譲渡など

  • メリット
    成犬で手の掛からない子が多い
  • デメリット
    パピーが少ない

簡単にご説明するとこんな感じでしょうか。

飼い主のメンタル的な留意点

僕はアイテムを揃えるにあたっては必要最小限でいいと考えます。そこの部分は後々買い揃えられるのであまりこだわるところではないからです。

どこから迎え入れるかもあなたの自由です。

あなたが想い描く理想のドッグライフを過ごすために犬種や可愛いアイテムを揃えるのも良いでしょう。

しかし犬は生命ある動物です。

迎え入れてからの理想と現実のギャップが大きければ大きいほど苦悩が増してしまいます。

一番大切なことは『命』を迎え入れるという覚悟というか心の準備だということです。

物は重要ではありません。
十数年の命を迎え入れるあなたの覚悟はできていますか?

家族が増えるのです。

僕は残念な現実もたくさん見てきました。

「こんなバカ犬だと思わなかった!」
「思っていたより大きくなりすぎ!詐欺だ!」
「この子のおかげでここ何年も家族旅行に行ってない!」

皆、犬のせいにして自分のことを棚に上げて犬を責めるのです。
そんな時、僕はこう言います。

「あなたは犬を育てているだけですか?犬は餌を与えて水を与えていると育ちます。それであなたは楽しいですか?」と。

こうならないためにも初めにその現実を知る。知れば知るほどギャップが小さくて済むのです。終生飼育はもちろんのこと犬もあなたも快適なドッグライフを過ごさなければならないのです。

単に犬を飼うという簡単な気持ち、衝動で絶対に犬を飼わないことです。

理想をかかげて犬を飼う方には申し訳ありませんが、犬を飼うのはそんな簡単なもんじゃあありませんからね。

犬を迎える

サークル

犬を迎え入れる心の準備とアイテムの準備が出来たら、さぁ!いよいよ犬を迎え入れましょう!

当り前ですが迎え入れた初日はそっとしてあげてください。初めての場所は犬にとってとても緊張するからです。

そっとサークルに入れたら「ここが君の場所だよ♪ゆっくりしてね」と触りたい衝動を抑えて下さいね。

ここがポイントです。

「ここは僕に危害を加える相手は居ない。安全な所なんだ。あー落ち着くなぁ♪」と思ってもらわないといけませんからね。

上の写真は僕がいつもするケージセッティングです。

写真はスケルトンですが状況によってケージやクレートにタオルや布を巻いたりして少し薄暗くしてあげると犬が落ち着いたりします。

ご参考までに。

もう少し説明しますが最初から構い過ぎると犬は勘違いしてしまいます。

それはどういうことかというと、新しい群れに入っていきなり周りの仲間が機嫌を取ってくると当然「ん?ここは僕の思い通りになるの?」と思ってしまうのです。

こう思わせてしまうとあなたが後々困ってしまいます。

詳しくは次章で説明しますが犬は超ポジティブシンキングな動物です。
そう!自分の都合の良い様にしか考えない、ほんと羨ましい本質なのです。

コーギーパピー

これだけはやっておきたいとしつけについて

僕はいつも新米飼い主さんにお願いすることが2つあります。

良い印象を刷り込む(社会化)

犬は何事にも第一印象が大きく左右します。

飼い主が絶対にやってはいけないことは「悪い印象」を持たさないこと。

これから日常生活を送る上で犬が経験させるであろうこと全て、飼い主は当然ですが縄張り内、人、犬、生活音、お散歩、ドライブ、シャンプー、カット、えーとそれから後は何があるかなぁ?とにかく万事「良い印象」を与えるように心掛けましょう。

そうすれば犬は自ずと自信も付いてくるものです。

犬はアバウトに大きく分けてこの2点で物事を判断します。

「楽しいか?苦しいか?」
「危険か?安全か?」。

だから「楽しくて安全」と判断させることが成功のコツなんですね♪。

犬の研修期間(信頼関係の構築)

これも必ず実践して頂きたいです。

犬を迎え入れたら最低2週間は研修期間だと思ってください。

迎え入れるという事はあなたの群れと縄張りに加わるという事ですよ。
だから最初の2週間は縄張りのルール、リーダーとしてのルールを犬に覚えてもらう必要がある訳です。
「アルバイトじゃねえし!」という声が聞こえてきそうですが実際、ルールを覚えるのに必要な期間です。

これは様々な意味があるのですが要は、
「ここの主導権は私にある。だから君には従ってもらうよ」
という毅然とした飼い主の態度が重要になるのです。

「そんなの可哀想!せっかく家族になったんだから自由にさせてあげたいのよ!」と思われた方、それは違います。

家族に違いはありませんが犬は家族ではなく「群れ」としてあなた達を見ているのです。

群れには当然序列があり「僕は何番目だろう?」と観察しています。 そこで穏やかな、そして毅然とした態度の仲間がいれば「あっ!あれがリーダーだ」と認識してくれるのです。

そして最初から広いスペースは与えません。日常はサークルの中、時々外に出して発散させる。 その中でトイレトレーニングや部屋の家具を噛ませない、吠えを抑えるトレーニングなどを始めて行けばいいのです。

とにかく2週間はあなたが犬に承認を与える研修期間ということでリーダーとしての地位を確立してください。

犬を迎えた最初の2週間で、群れのリーダーとして認識させること!

可愛さに負けてはいけませんよ!僕も気持ちは痛いほど解りますが。

ミニチュアダックス

まとめ

僕も初めて犬を飼ってからなんだかんだで40年。楽しい時、嬉しい時、悲しい時、いつも傍に犬がいました。

あなたにも是非幸せなドッグライフを味わって頂きたいです。

初めて犬を飼ったのが小学2年生の時。

何も分からず母に、
「あんたが飼うって言うたんやから責任持ちや!」
「犬は喋れへんねんからあんたがちゃんとしてやらんと犬が可哀想や!」
と言われ、世話をするのに苦労しましたね。

しかしこの母の言葉が今の僕の原点なのかも知れません。

年月が流れ今、幸運にも犬に携わる仕事をさせて頂き、こうやってこんな記事を書けるようになりました。

今まで携わってきた全ての犬たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

そして僕が今も味わっているこの幸福感を一人でも多くの新米飼い主さんに体験してほしいですね。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。