犬のトイレを外だけでするメリット
室内を清潔に保ちやすい
犬に外だけでトイレをさせることは、衛生面に大きなメリットがあるといえます。
例えば私の愛犬の場合、室内でオシッコをすると、時々ペットシーツからはみ出したりオシッコが足について、そのまま床にもオシッコが点々とついていたりすることがあります。
ときには、愛犬がオシッコだけでなくウンチを踏んでしまったり、ときどき床にコロンっとウンチのかけらが落ちていたりして、思わず踏んでしまった!という経験をもつ飼い主もいることでしょう。
ちなみに、私はドアを開けて部屋に入った瞬間に、何回か愛犬のウンチトラップにひっかかったことがあります。
愛犬のオシッコやウンチは気にならないという飼い主は多くいると思いますが、外だけで散歩をさせると、そういった不衛生な環境をつくらずに済むといえますね。
また、トイレのニオイもなくすことができるといえそうです。
生活リズムをつくりやすい
外だけでトイレをさせるとなると少なくとも朝、昼、晩の3回は散歩に連れて行くことになると思います。
そうなると、毎日大体同じ時間帯に散歩を行くことになるので、自然と飼い主と愛犬の生活リズムがつくられるといえるのではないでしょう。
また、散歩に行く回数も自然と増えることになるので、毎日の運動量が確保されることにも繋がります。
結果的に生活リズムがつくられるだけでなく、犬の健康にもメリットがあるといえますね。
ペットシーツ代がかからない
愛犬が室内でトイレをしていると、どうしても必要となってくるのがペットシーツなどのトイレ用品。一枚一枚は安いのですが、年単位で見ると意外とお金がかかってしまいますよね。
外だけでトイレをしていたら、そういったトイレ用品の出費を大幅に節約することができ、節約したい人にとってはメリットの1つといえそうですね。
室内やケージのスペースが広くなる
犬用のトイレはいろいろなサイズがあります。
室内のスペースを少しでも広くしようと小さめのトイレを使う飼い主もいると思いますが、おそらく、愛犬がトイレをしやすいようにある程度の大きさのトイレを用意することと思います。
ちなみに、私の愛犬は40cm×70cmのトイレを使っています。
犬用のトイレは意外と室内やケージ内のスペースをとりますよね。
愛犬に外だけでトイレをするようにしてもらうことで、そういったトイレスペースがなくなり、室内やケージのスペースが広くなるといえるでしょう。
犬のトイレを外だけでするデメリット
雨の日が大変
トイレを外だけでするデメリットとして全体的にいえることは、どういう状況でも散歩に行って愛犬に外でトイレをさせないといけないということでしょう。
外だけでトイレをするのに慣れてしまった犬は基本的に、限界がくるまで室内でトイレをしないようになります。
私の愛犬も、体調が悪いとき以外はウンチは外でしかしないので、雨の日は屋根のある場所まで、抱っこして連れて行ってトイレをさせています。
雨の日ならそれほど問題ないのですが、台風など外に出るのが危険なときは、とてもデメリットに感じてしまうことでしょう。
体調が悪いとき大変
天候以外に愛犬の体調が悪いときでも、外に連れて行ってトイレをさせないといけないので大変となります。
また、体調が悪いからといって外でトイレをさせる回数を少なくしてしまうと、膀胱炎などの病気に繋がるかもしれません。
外だけでトイレをするようにしていると、愛犬だけでなく飼い主の体調が悪いときでも、無理をして散歩に連れていき、トイレをさせないといけないので、とても大変といえます。
飼い主以外に散歩に連れて行く人がいれば問題ありませんが、飼い主以外に連れて行く人がいないと、大きなデメリットになってしまいますね。
老後のトイレが大変
愛犬が外だけでトイレをすることに慣れていると、老犬になって足腰が弱くなってしまったとき、愛犬にとってトイレをするのが大変になってしまうかもしれません。
私の話になってしまうのですが、以前飼っていた愛犬は、室内にあるトイレの位置を変えてから外だけでトイレをするようになりました。
外だけでトイレをすることに慣れていた愛犬は、老犬になって足腰が衰えても外だけでしかトイレをしなかったので、毎回体を支えながらトイレに連れて行っていました。
そんな愛犬の姿を思い出したら、犬が外だけでしかトイレできないのは大きなデメリットになるなと感じました。
まとめ
犬がトイレを外だけですることは、いくつかのメリットやデメリットがあります。
できれば、臨機応変に対応できるように、外だけでなく室内でもトイレができるようにするのが理想的だといえるのではないでしょうか。
ユーザーのコメント
40代 男性 匿名
自称愛犬家の方々は犬を『大切な家族なのー』と言います。
あなた方の大切な家族の人間が屋外で排泄したら、それは軽犯罪法違反、立派な犯罪です。
時に犬を擬人化してエゴを振りまき、都合の良い時だけ動物扱いする、そんな身勝手な飼い主がなんと多いことでしょうか。
我が家は大型犬と小型犬を一匹ずつ飼っています。
東日本大震災の時の様々な経験から愛犬と人間社会の関係性をしっかり飼い主が築くことを学びました。
そう、この社会は人間社会で犬を飼っている世帯なんて1割程度なのです。
我が家では、公道では決してトイレをさせません。マーキングも決してさせません。厳しくしつけました。
参考までに実例を、
今の我が家は隅田川の遊歩道の近くです。その遊歩道から幹線道路の歩道にかけていつも散歩をするフレンチブルドックがいます。
平気で公道でトイレをさせていました。大便は持ち帰りますが、小便やマーキングはそのまま放置で夏は臭いが立ちこめます。
ご近所の方々含め、何度か複数人に注意されても知らん顔でした。
そこでご近所の方々と協議し、現場を押さえて逃がさないように確保し警察を呼びました。
警視庁はしっかりしたもので、本人確認をちゃんと行い『人間なら検挙です。警告します』と厳しく指導してくれましたよ。
屈強な男性数名で行いましたので無事に事は運びましたが、おそらく犬のトイレに関しては我慢されている方がたくさんおいでです。
私たち飼い主が真っ当なモラルを持たなければなりません。
50代以上 女性 ミンバジママ
50代以上 女性 動物福祉活動家