保護犬をテーマにした本4選

保護犬をテーマにした本4選

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ペットブームに隠された犬たちの現実と、悲しい過去を持ちながらも今を幸せに一生懸命生きる犬たちが描かれた本をご紹介しています。私が実際に手に取って買い、今も大切に持ち、また読み返したくなる4冊です。

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1.実験犬シロのねがい

実験犬シロのねがい―捨てないで!傷つけないで!殺さないで!
356円~(税込)

クリスマスイブの夜、シロという名前の犬が星になりました。
その一年前、シロは、とある病院の実験犬として扱われていました。

骨髄を削り取られ、手当てをされることのないままでした。
死を持つばかりであったシロは保護され、テレビや新聞で大きく取り上げられます。
日本中の人々から、シロへの応援と励ましの言葉、そしてシロを実験犬として扱っていた病院へのたくさんの講義の声が届きます。

シロのように今も実験犬として扱われている犬たちがいます。
私たち人間への安全性を確かめるためです。人間によって飼われ、人間によって捨てられ、人間のための実験犬として扱われる。
そんな犬たちを救う活動を続ける人々の実話が描かれている一冊です。

2.かぼすちゃんとおさんぽ。 -かぼす・つつじ・ぎんなんのほのぼの生活

かぼすちゃんとおさんぽ。 -かぼす・つつじ・ぎんなんのほのぼの生活-
1,080円(税込)

世界中で大人気の柴犬のかぼすちゃん。
そして、誇り高きツンデレ女王である猫のつつじちゃん、おっとりな性格で甘えん坊で食いしん坊な猫のぎんなんくんの生活が綴られた一冊です。

柴犬のかぼすちゃんは、ブリーダーの廃業によって動物愛護センターに持ち込まれました。
死を待つだけだったところを保護されたのです。
そんなかぼすちゃんの毎日を、2009年から飼い主さんがブログに綴り、世界中のファンの声によって書籍化されました。
ブログが開設された後、生まれたばかりで育児放棄され、冷たいコンクリートに置き去りにされてしまった猫のつつじちゃん、かぼすちゃんの自宅に迷い込んできた猫のぎんなんくんが加わり、賑やかな毎日が始まります。
死を待つだけだった柴犬のかぼすちゃんに家族ができ、幸せに暮らす様子と、毎日の生活が紹介されています。

3.ドッグ・シェルター―犬と少年たちの再出航(たびだち)

ドッグ・シェルター―犬と少年たちの再出航(たびだち) (ノンフィクション 知られざる世界)
1,296円(税込)

ドッグ・シェルターは、犬を殺処分する施設ではありません。
捨てられてしまった犬たちの新しい家族を探すための施設です。

アメリカのポートランドにあるドッグ・シェルターでは、新しい飼い主へと渡すまでの犬の全てのお世話とトレーニングを行っています。
プロジェクト・プーチというプロジェクトによって行われているのですが、その全てのお世話とトレーニングを行っているのは、少年院の子供たちです。
犬たちは、少年たちと過ごすことで人間に対する信頼を取り戻していきます。
少年たちは犬たちの命を預かることで、その命の大切さを学びます。
そして、少年たちは、自分自身の存在価値を見い出していくのです。

少年のネートは犬のティリーを選び、お世話をし、トレーニングをします。
そして、ティリーの新しい家族となったのは、自閉症のジョーダンです。
二人の少年と犬を通し、プロジェクト・プーチの活動が紹介されている一冊です。

4.小さないのちはどこへ行く?―ペットを飼う人たちに知ってほしいこと

小さないのちはどこへ行く?―ペットを飼う人たちに知ってほしいこと
1,404円(税込)

ブランド犬なんて言葉もあるように、日本でもペットブームというものがあります。
しかし、その陰には想像することもできないくらいの恐ろしい現実が隠されています。
そんな現実と向き合い続けている、大阪府にある動物保護施設ハッピーハウス(認定NPO法人「日本アニマルトラスト」)の戦いが描かれています。

ブリーダーのもとや、ペットショップで売れ残ってしまった犬たちはどうなるのか。
売れ残って成犬になってしまった犬たちはどうなるのか。捨てられてしまった犬はどうなるのか。その答えを私たちは知っているようで知りません。知らないことだらけです。

飼ってみたら思っていたのと違ったから捨てる。捨てても犬好きな人が拾って助けてくれる。
そんなふうに思っている人もいるようです。

犬たちが、人間のお金儲けの犠牲となっていること、売れ残った犬たちのその後、狭いケージの中でカラダがボロボロになるまで子犬を産まされる母犬、実験用の犬として扱われる捨てられた犬たち。
日本で暮らす犬たちの現実を知り、とてもショックな気持ちになると思いますが、犬を心から好きだという方には、ぜひ一度読んでいただきたい一冊です。

まとめ

ケージの中にいる黒い犬の顔アップ

私もこの4冊を実際に読み、犬たちと人間たちの現実を知りました。
テレビやニュースで取り上げられることが、全てではありません。
隠された悲しい現実がたくさんあります。

その現実を知ることで、もっと犬たちに対する意識が変わっていくと良いなと思います。
今も人間たちの豊かな暮らしのために、死を待つ犬がたくさんいるのだということを知ってほしいです。

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