犬にヤギミルクを与えても大丈夫!母乳に近い成分で飲みやすく水分補給におすすめ

【獣医師監修】犬にヤギミルクを与えても大丈夫!母乳に近い成分で飲みやすく水分補給におすすめ

お気に入りに追加

ヤギミルクは犬にとって良い飲み物なんです。皆さんはヤギミルクは牛乳よりも良い効果がたくさんあるのをご存知ですか?犬に牛乳を与えると下痢などの症状を起こしてしまいますが、ヤギミルクはどうでしょうか。ここでは、何故犬にとってヤギミルクが良いのか、どんな効果が得られるのかなどをご紹介します。

5753view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にヤギミルクが良い理由

お皿でミルクを飲む犬

犬にヤギミルクを与えると良い言われているのには様々な理由があります。

  • 嗜好性が高い
  • アレルギーを起こしにくい
  • 消化しやすい

嗜好性が高い

時期やトイレが近くなるなどの理由であまり水を飲まない犬に対して、ヤギミルクを水に混ぜたり、少しずつ与えると良い水分補給になります。水を飲まない犬は結石が出来やすくなるので結石予防にも効果的です。また、食欲が無い犬や老犬にもヤギミルクは良いエネルギー補給となります。

アレルギーを起こしにくい

ヤギミルクはβカゼインと呼ばれるタンパク質が主体となっています。アレルギーはαカゼインと呼ばれるタンパク質が原因ですので、ヤギミルクはアレルギーを起こしにくいと言われています。しかし、全ての犬にアレルギーが出ないとは限らないため、ヤギミルクを与える際は獣医さんに相談し、少しずつ与えると良いでしょう。

消化しやすい

ヤギミルクに含まれる脂肪球は牛乳に比べて1/6と小さく、胃や肝臓に負担をかけにくく早く消化されます。そのため、消化能力がまだ備わっていない子犬や消化機能が低下している老犬にも、ヤギミルクは優しく飲みやすいものとなっています。

犬にやさしいヤギミルクの栄養価

ヤギミルクと白い花

ヤギミルクは非常に栄養価が高く、カルシウムやビタミン、タンパク質、ミネラルなども豊富で、母乳に近い成分が含まれていると言われています。中でもタウリンは牛乳の20倍も含まれているのです。

タウリン

タウリンは心機能を維持し、疲労回復や動脈硬化、高血圧の予防に効果的です。視力低下にも期待できるため、老犬には通常はサプリメントで補うことが多いとされています。犬は体内でタウリンを作ることも可能ですが、免疫力が低下している犬は作るのに時間がかかってしまいます。タウリンを過剰摂取しても体外に排出することができるため安心してください。

特に暑い季節はエネルギーの消費が激しく疲れやすくなってしまうので、水分補給として高い栄養価も補給できるので嬉しいですね。

犬に嬉しいヤギミルクの様々な与え方

ボーダーコリーの子犬の食事

ヤギミルクは液体やパウダー状のものなど様々ありますが、それぞれの状況に合ったものを選んであげてください。

ご飯を食べないときの与え方

カリカリのフードをなかなか食べてくれない犬にオススメしたいのが、パウダー状のヤギミルクをトッピングしてあげる方法です。少量のヤギミルクをフードによく混ぜてあげると食べることもありますよ。

食欲が無い犬や子犬、老犬への与え方

病後や暑さなどで食欲がない犬や、噛む力がまだ低い子犬・歯が弱くなってしまった老犬にはフードにパウダー状のヤギミルクをかけ、お湯でふやかしてあげてみて下さい。柔らかさはスプーンで潰せるくらいで、お皿の真ん中に集めてあげると食べやすくなります。

水分補給としての与え方

暑い季節や散歩終わりに水分補給として与える場合、液体のヤギミルクを与えると一気に飲んでしまう犬もいるようです。冷たすぎるヤギミルクを飲ませるとお腹を冷やす可能性もあるため、普段は冷蔵庫で保管して散歩に行く前に出してから行くと冷やしすぎるのを防ぐことができます。しかし、長時間外に置いておくとヤギミルクが腐ってしまうため注意が必要です。

犬にヤギミルクを与えるときの注意点

横たわるビーグル犬

上記にもご紹介した通り、犬にとってヤギミルクはアレルギーを起こしにくいとされていますが、もしアレルギーを起こしてしまったらすぐに病院へ連絡して受診しましょう。アナフィラキシーショックを引き起こすと命に関わります。

また、牛乳には乳糖が多く含まれていますが、ヤギミルクにはほとんど含まれていません。これがヤギミルクはお腹を壊す「乳糖不耐症」を起こしにくい理由ですが、少量でも下痢をしてしまう可能性もあるため、敏感な犬に初めてヤギミルクを与える時は少量を何回にも分けて与えて様子を見てあげて下さい。

乳糖不耐症

乳糖不耐症とは、牛乳に多く含まれる乳糖という成分を分解出来ずに、下痢や嘔吐などの症状が起こる病気です。犬は成犬になるにつれて分解する消化酵素が減少してしまいます。

まとめ

正面のチワワ

犬にとってたくさんの良い効果を得られるヤギミルクですが、与え過ぎに注意しながら、犬に合った方法で栄養を補給してあげてください。ヤギミルクはカロリーも低く、ダイエット中にも効果的ですので、運動を頑張った時に与えるとご褒美にもなります。愛犬が「もっと頑張ろう!」という気持ちになるかもしれませんよ。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 サクラ

    私自身、牛乳を飲むとお腹を下すことが多いのですが、犬もやはり牛乳を飲むと下痢になってしまうことが多いです。

    犬は、牛乳に含まれている乳糖という成分を分解できずに下痢になってしまう子が多いそうですが、ヤギミルクにはほとんど乳糖が含まれていないということには非常に驚きました。
    また、牛乳はカロリーが高くて肥満にも注意が必要ですが、ヤギミルクは低カロリーで安心ですね。

    犬にはミルクはNGというイメージがありましたが、ヤギミルクという発想はありませんでした。
    あまり人にとっては一般的ではないですが、わんちゃんにヤギミルク!
    試してみる価値はありそうですね。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。