犬をハッピーな気持ちにする3つの秘訣

犬をハッピーな気持ちにする3つの秘訣

「うちの子は本当に幸せなのかな…」そんな風に思ったことはありませんか?犬はどんな時に幸せを感じるのか、どうすれば大切な愛犬を幸せにしてあげることができるのか。犬の本能やそれぞれの気質、性格に合わせて一緒に考えてみましょう。

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①スキンシップをたっぷり取る

顔を両手で包まれ飼い主を見上げる茶色の犬

愛犬をなでている時とってもあたたかく幸せな気分になりませんか?これは愛犬も同じで大好きな飼い主に優しくなでられている時とても心地よく幸せな気持ちになります。

この幸せな気持ちというのは気分的な問題だけでなく、実際に脳下垂体で“幸せホルモン”“愛情ホルモン”と呼ばれるオキシトシンというホルモンが分泌されているのです。このオキシトシンは特に女性の出産時や授乳時に多く分泌され、母子の愛情形成に深く関わるホルモンだとされていますが、近年の研究で性別に関わらず分泌されることや飼い主と愛犬によるスキンシップなどでも分泌が促されることがわかってきているのです。

もちろんただ触ればいいということではなく、愛犬を慈しむ気持ちや愛おしむ気持ちを持って優しく触れ合ったりアイコンタクトを取ることでオキシトシンが分泌され幸せな気持ちにしてくれるのです。

②充実したお散歩

タンポポの中をうれしそうに歩く柴犬

基本的に犬は外に出ること、散歩を好みます。広い場所を走り回ったり、草木の香りを嗅いだり、虫を追いかけたりと自然に触れ合うことで動物としての本能が満たされるので幸せを感じられるのです。

中には「うちの子はお散歩が嫌い」と思っている飼い主さんもいるかもしれません。しかしそれは子犬の頃に外の世界に対する社会化が十分でなく、恐怖心や不安感を持ってしまうからである場合が多く見られます。色々なものに慣れて受容する「社会化期」というのは、生後4か月頃までのわずかな期間だとされていますが、その期間を過ぎても社会化ができないというわけではありません。多少時間はかかりますがいくつになっても新しいものに慣れるということはできるので、外が苦手な犬でも少しずつ散歩に連れ出して外の世界の楽しさをぜひ教えてあげてください。

家の中だけでは感じられない感触や音、香りに触れることで愛犬の一生はより充実したハッピーなものになるに違いありません。

③バラエティに富んだ食事

フードボールを前に舌を出すジャックラッセル

お散歩と同様にごはんやおやつの時間が大好きな犬も多いでしょう。人間のように健康や美容、ダイエットのことなどを考えることは当然ないためより純粋に「食べること」を楽しむことができるのです。また、狩りをして暮らしてきた動物を祖先に持つため「いつ次の食事にありつけるか分からない」という意識が残っていることもあり、動物として本能的に食べることに幸せや満足感、安心感を感じることもあるでしょう。

とはいえ飼い犬の場合、飼い主が食事の管理を全面的にすることができるのでバランスの良い健康的な食事を提供してあげることができます。健康的な食生活を維持することは当然として、その中で犬の好みに合わせた食材や食感の食事、おやつを提供してあげるといいでしょう。毎日同じものを食べ続けても健康に長生きできる犬はたくさんいます。しかし、味や香り、食感などの異なるバラエティに富んだ食生活というのは犬にとってもひとつの楽しみになり、心を豊かに、ハッピーにする要素となるでしょう。

まとめ

笑顔アップのチワワ

犬をハッピーにするための秘訣やポイントを紹介してきましたが、実は犬を本当にハッピーな気持ちにするベストな方法を知っているのは飼い主さんしかいません。「犬だからこれが好きなはず」という大まかな傾向だけでなく、飼い主だからこそ分かる愛犬が本当に好きなことというものがあるはずです。愛犬をハッピーな気持ちにするためには、まずは愛犬の好みや性格を熟知すること。それが分からなければ始まらないのです。
ただ、どんな犬にも言えるのが「自分が愛されていることを実感できる」ということが強い幸福感や安心感につながるということ。また、絶対的な信頼をおける頼もしいリーダーがいるということも群れ社会で生きてきた犬にはとても心強いことです。愛され守られているという安心感は幸せにつながり、毎日をより充実した気持ちで過ごすための大切な要素です。

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