もしもの時に必要な犬の防災グッズを再確認してみましょう!
愛犬用の防災グッズは準備されていらっしゃるでしょうか。非常用の持ち出し袋がホームセンターなどで売られていますが、その中に愛犬用の防災グッズを準備しておけば、家族みんなが把握し、もしもの時に持ち出しやすいのではないでしょうか。家族みんなで共有し、しっかり把握していれば、その他のバッグやリュックなどを利用しても良いと思います。では、非常用の持ち出し袋の中には、どのような犬用の防災グッズを準備したら良いのか、一緒に考えてみましょう。
もしもの時に必要な犬の防災グッズ①「首輪・ハーネス・リード」
普段、お散歩のときに使用している首輪・ハーネス・リードは、もしもの時、サッと持ち出すことができないかもしれません。防災グッズとして、もしもの時用のものを準備しておく、より安心です。普段から使用しているものを同じものを準備しておけば、犬も嫌がらないと思います。
普段、使用されている首輪やハーネスには、鑑札や注射済票を付けていらっしゃるかと思います。もしもの時、愛犬が迷子になってしまったら、鑑札や注射済票によって、飼い主さんを特定することができます。そのため、サッと持ち出すことができるようにしておく、もしくは、首輪やハーネスに鑑札や注射済票を付け、お散歩やお出掛けのとき意外にも、お留守番の間にも、その首輪やハーネスをつけておくようにする、などの対策も必要なのではないでしょうか。
もしもの時に必要な犬の防災グッズ②「トイレグッズ」
- シート
- おむつ
- マナーベルト
- マナーパンツ
- 臭わない袋
トイレグッズには、このようなものがおすすめです。災害時、車の中で生活を送ったり、避難所での生活を送るなど、普段とは全く環境の異なる場所で生活を送らなければならなくなってしまう可能性があります。普段はトレイトレーニングをしっかりできている犬も、環境の変化によって、粗相をしやすくなってしまいます。周りへの配慮や衛生面を考え、おむつをしておくのが最も良い対策なのではないでしょうか。また、使用済のシートやおむつなどを保管するため、臭わない袋を利用するのがおすすめです。臭わない袋は、ペットも人間良いもあり、ペットショップやホームセンターで購入することができます。災害時、ゴミを捨てることが難しいことがあると思います。その場で保管しておかなければならないかもしれません。
もしもの時に必要な犬の防災グッズ③「キャリーバッグ・クレート・ケージ」
災害時、犬を安全に移動させ、安全に待機させるためには、キャリーバッグ・クレート・ケージなどが必要です。超小型犬や小型犬であれば、折りたたんで保管することができる、コンパクトなタイプがあります。中型犬や大型犬であると、クレートやケージはどうしても大きなものになってしまうため、持ち運びは大変かもしれません。しかし、もしもの時のため、防災グッズとして準備しておいた方が良いのではないでしょうか。
もしもの時に必要な犬の防災グッズ④「服」
周りへの配慮として、服を着せることも考えなければなりません。犬の手足まですっぽり覆うことができるタイプの服が良いと思います。抜け毛を予防することができます。また、犬のカラダが汚れてしまうことも予防することができます。冬であれば寒さ対策にもなりますし、夏であれば日差しや紫外線から守ることができます。防災用の服はオシャレである必要はありません。機能性を重視して選びましょう。
もしもの時に必要な犬の防災グッズ⑤「ウェットティッシュ」
人間用のウェットティッシュは、アルコールが配合されているなどし、犬に使用するには相応しくないものが多いです。添加物やアルコールが配合されていない、犬用のウェットティッシュを準備しておきましょう。汚れてしまった手足やカラダを拭くときに使用します。また、避難している間は、犬の歯磨きをしてあげることができません。毎日欠かせないお世話ですよね。避難している間に歯磨きをしなかったことで、愛犬のお口の中の健康が失われてしまわないよう、ウェットティッシュで歯や歯茎を拭いてあげることができます。お口の中用のウェットティッシュ(歯磨き用)もありますので、合わせて準備しておくと良いです。
もしもの時に必要な犬の防災グッズ⑥「抗菌・除菌・消臭スプレー」
愛犬のグッズを清潔に保つために必要なものです。食器を洗ってあげることができないかもしれません。キャリーバッグやクレートをお掃除してあげられないかもしれません。服やブランケットなどを洗濯してあげられないかもしれません。犬自身のシャンプーを何カ月もしてあげられないかもしれません。そんなときに必要なものです。ペットショップやホームセンターでも購入することができますが、動物病院で相談すると、犬のカラダにも安心して使用することができる、無添加のものを処方してもらうことができます。
もしもの時に必要な犬の防災グッズ⑦「靴下・靴」
割れて散らばったガラスや瓦礫の中を歩かなければならないかもしれません。犬の手足を守るため、靴下や靴を履かせることが必要になるかもしれません。大型犬など、抱っこして移動することが難しい犬種である場合や老犬である場合など、必要に応じて準備してあげましょう。
もしもの時に必要な犬の防災グッズ⑧「各種証明書」
- 狂犬病予防の注射済票
- 混合ワクチンの接種済票
この2点は、普段から、いろいろな場面で必要になりますよね。ドッグランを利用するとき、トリミングサロンを利用するときなど、提出をお願いされることがあります。もし、愛犬と一緒に避難所での生活を送る必要があるとき、各種証明書の提出をお願いされることがあるかもしれません。同じように、愛犬と暮らす方々も、周りの犬の全てが、各種証明書を持参していることがわかれば、より安心して避難所での生活を送ることができるのではないでしょうか。
まとめ
もしもの時に必要な犬の防災グッズには、
- 首輪ハーネスリード
- トイレグッズ
- キャリーバッグクレートケージ
- 服
- ウェットティッシュ
- 抗菌除菌消臭スプレー
- 靴下靴
- 各種証明書
などがあります。愛犬用の防災グッズを改めて確認してみてください。まだ、愛犬用の防災グッズを準備されていない飼い主さんは、ぜひ、これを機に準備されてみてくださいね。
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20代 男性 匿名