犬を飼うのに絶対必要な14つのグッズ
1.ドッグフード
犬を家族に迎える際に絶対必要なものは、何といっても飲み水とドッグフードですよね。飲み水は犬用の水が販売されていたりしますが、基本的に水道水で大丈夫ですよ。問題はドッグフードとなります。ドッグフードは『子犬用』『成犬用(1歳以上)』『シニア用(大体7歳以上)』と、年齢別に用意されていることが多いので、犬の年齢に合わせてフードを選ぶようにしましょう。
また、あまりに安すぎるドッグフードだと添加物や体に悪い材料がたくさん使われていることがあり、酷いときには病気の原因となる場合があるので要注意。なるべく品質の良いドッグフードを選んであげてくださいね。
2.おやつ
犬はおやつが大好きですので、スキンシップのときなどに食べさせてあげると早く仲良くなることができますよ。また、しつけに成功したときにご褒美としておやつをあげると、より効果的にしつけをしやすくなるのでおススメです。ただし、おやつのあげすぎは肥満の原因になってしまうので量には気をつけましょう。
3.オモチャ
子犬を飼う場合は、基本的にオモチャを用意してあげるようにしましょう。オモチャを側に置いてあげることで犬がひとりで遊ぶことができますし、スキンシップをする際にオモチャを使って一緒に遊んであげるととても喜びますよ。
ちなみに成犬やシニアの犬の場合、シンプルなオモチャだと遊ばないことがあるので、そういったときはオモチャの中におやつやフードを入れられるタイプのものを使うと効果的です。オモチャの中に入っている食べ物を取り出そうとして遊ぶことでしょう。
4.犬用の食器
犬用の食器は『水入れ用』『ご飯用』の2つ用意しましょう。お皿の種類はたくさんあるので、基本的には飼い主のお好みで選ぶことになります。とはいえ、初めはどのような物を選べばいいのか迷ってしまうと思うので、食器に使われている素材のメリットとデメリットを簡単にお伝えしますね。
- 子犬などの噛みぐせがある場合、壊れやすいプラスチックは不向き
- プラスチックは傷つきやすく雑菌が繁殖しやすい
- 陶器のお皿は割れやすいので、やんちゃな犬には危ない
- パグやシーズーなどの鼻が低い犬は浅いお皿がおススメ
- 雑菌が繁殖しにくいステンレスか陶器がおススメ
ちなみに私の個人的な意見としては、壊れにくいステンレス製の食器が良いと思います。噛み癖のある犬でも壊れにくく、やんちゃな犬が乱暴に扱っても問題ないというのがおススメの理由となります。特にはじめは、家族になる犬がどういった性格なのか分からないので、いろいろな対策ができる壊れにくい食器が向いているといえますよ。
5.犬のトイレとペットシーツ
犬を室内で飼う場合は、トイレとペットシーツが必ず必要となります。小型犬の場合はそれほど大きなトイレを用意しなくても問題といえますが、できればトイレがしやすいように大きめのトイレを用意してあげることをおススメします。
また、犬が男の子だと足を上げておしっこをするので、そういった場合は壁に立て掛けることができるL字タイプのトイレを選ぶと良いですよ。女の子の場合は、姿勢を低くしてオシッコをするだけですので、通常の平らなトイレで大丈夫です。
6.犬用ベッド
犬は自分専用の寝床があると安心して眠ることができるので犬用のベッドを用意してあげましょう。犬は狭くて薄暗い場所にいると落ち着きやすいので、ベッドのサイズはなるべく犬の大きさにピッタリなものを選んであげると良いですよ。
ちなみに、私のおススメはドーム型のベッドとなります。『かまくら』のような形のドーム型ベッドは、犬が好みやすい狭くて薄暗い寝床を簡単につくることができるので、とてもおススメです。
7.首輪(胴輪)とリード
犬を散歩させるためには、首輪(胴輪)とリードは必ず必要となります。たまにリードをしないで自由に犬を散歩させている人がいますが、周りの人に迷惑をかけてしまいやすいといえるのでマネしないようにしましょう。首輪と胴輪どちらを使うかは飼い主の好みとなりますので、好きな方を選んでください。
ちなみに私のおススメとしては胴輪となります。理由は首輪よりも体に負担をかけにくいからです。首輪だと犬を引っ張ったとき、首に負担をかけやすく椎間板ヘルニアなどの原因になることがあります。胴輪だと体全体に力が分散されやすく、一部分だけに負担がかかりにくくなるので体に優しいといえますよ。
8.ウンチを入れる袋
犬は毎日たくさんウンチをするので、ウンチを入れるための小さな袋がたくさん必要となります。小さなビニール袋は、犬のウンチを入れる袋にピッタリですのであらかじめ用意しておくようにしましょう。
9.ブラシ
犬は定期的にブラッシングをしてあげないと毛がすぐに絡まるので、ブラシは必ず必要となります。ブラシにも様々な種類があるのですが、はじめは『ピンブラシ』だけでも良いと思います。毛が絡まりやすいと感じたときは、加えて『コーム』といわれる櫛タイプのものも用意するとより効率よくブラッシングすることができますよ。また、犬はブラッシングが大好きな子が多いので、毎日ブラッシングをしてあげることで早く仲良くなることができますよ。
10.歯磨きグッズ
犬は歯磨きをしないと歯石がついたり歯周病になったりしてしまうので、歯磨きグッズは必需品となります。毎日歯ブラシを使って歯磨きをするのが理想的ですが、犬が歯磨きが苦手だった場合、犬を飼ったことのない人には少々歯磨きはハードルが高いかもしれません。もし、歯ブラシで歯磨きができないときは、歯磨き効果のあるおやつを食べさせたり、歯磨きができるオモチャを使ったりすると良いですよ。
11.シャンプー
犬の皮膚を健康に保つためには定期的なシャンプーが必要となります。犬を毎日散歩に連れて行くと意外と毛や皮膚が汚れますし、犬も人間と同じように皮脂が出るので、清潔に保っていないと皮膚や毛が脂っこく感じるようになってしまいます。
また、不衛生な状態のままにしていると皮膚病になったり、ダニやノミが繁殖したりしてしまうので気をつけないといけません。できれば月に2回くらいはシャンプーをするようにしてあげましょう。
12.タオルと雑巾
タオルと雑巾は犬との生活でとても役立つので、犬を家に迎えるまでに犬用のタオルや雑巾をそれぞれ数枚用意しておきましょう。例えば、タオルと雑巾の使い道はパッと思いつくだけでもこういったものがあります。
- シャンプー後の拭き取り
- 散歩後の足の汚れ拭き
- 床にトイレをしたときに拭く
- オモチャ代わりとして(引っ張り合って遊ぶ)
- 寒いときは布団として使える
13.ケージ(柵)
犬にお留守番をさせるときは、ケージを使うと誤飲やイタズラをさせないようにできるのでぜひ用意しておきましょう。また、ケージを使って犬の居場所を囲ってあげることで、犬は「ここは僕専用のスペースなんだ」と理解しやすくなります。犬が自分の落ち着ける場所を見つけることで、慣れていない家の中でもリラックスしやすくなるといえますよ。
14.犬用のキャリー
キャリーは犬と一緒にお出かけするときや、犬を病院に連れて行くときに必要となります。また、災害が起こってしまったとき、避難場所などの人が多いところに連れて行く際に必要となるので、必ず1つは用意しておきましょう。
犬を迎えたときに気をつけたいこと
思い込みすぎに気をつけよう
ほとんどの人は犬を飼うと決めたときに、本を読んだりネットを見たりして犬の飼い方やしつけの仕方を勉強することでしょう。犬を飼う前に犬について勉強するのはとても良いことだと思います。ただ、その際に気をつけていただきたいことがあります。それは『学んだ知識が全てではない』ということです。
犬は人間と同じように感情が豊かなのでいろいろな性格の子がいますし、犬によって適切な接し方やしつけの方法が異なるといえます。ですので、たとえ素晴らしい内容や知識が書かれた本やサイトだとしても、犬によっては適していない方法になることがあるのです。
大切なのはマニュアル通りに飼うのではなく、愛犬に合った接し方を見つけてあげることだと思います。
犬を初めて飼う場合は、何がベストな方法なのか分かりにくいのでとても大変だと思いますが、ゆっくり時間をかけて愛犬と向き合いながら、少しずつ愛犬が幸せを感じられるようにしてあげてください。
いきなり触れ合うと犬が戸惑いやすい
犬を初めて家に迎えるときは、とても嬉しくてついはしゃいでしまうことと思います。ですが、そういった行動は犬が戸惑いやすいといえるので気をつけなければいけません。例えば、あなたは心の準備もできていないうちに、いきなり見ず知らずの人の家に連れて行かれて、知らない人に馴れ馴れしくされたらどう感じますか?おそらく、ほとんどの人は訳がわからずにパニックになってしまうことでしょう。
犬も同じように、いきなりあなたと知らない家で暮らすことになって馴れ馴れしくされると不安を感じてパニックになってしまいます。犬を迎えたときはとても嬉しくてたくさん触れ合いたくなると思いますが、まずは犬の気持ちを考えてあげましょう。
犬を家に連れ帰った直後は疲れていると思いますので、ケージの中に入れてあげるか用意した犬用のベッドで静かに眠らせてあげることをおススメします。これから犬とたくさん一緒に生活することになりますので、焦らずに少しずつ仲良くなるようにしてあげましょう。
まとめ
犬を初めて飼う人は、どんなグッズが必要か分からずに悩んでしまうことでしょう。今回ご紹介した絶対に必要なグッズは、私が今まで犬と生活してきた中で最低限必要だと感じたものになります。
犬によっては、服が必要となったりブラッシングのグッズがたくさん必要となったりすることでしょう。愛犬と生活していると「これはあった方が良いな」と感じる物がたくさんあると思いますので、少しでも気になったものがあれば試してみて、少しずつ愛犬との生活を快適なものにしてくださいね。