老犬に与えてはいけない食事3選
犬はシニア期になると人間同様に、歯や胃腸が弱ってくるので食事も変えていく必要があります。愛犬に長生きしてもらうためにも、まずは老犬に与えてはいけない食事3選をチェックしましょう。
1.脂質や糖質が多いフード
運動量が低下している老犬には、脂質や糖質が多いフードは肥満につながりやすいので適してはいません。成犬用ドッグフードよりも、高たんぱく低脂質な老犬用フードに切り替えることが望ましいです。
2.固い食べ物
犬も人間のように年齢とともに歯が弱ってしまうので、固い食べ物は避けましょう。うまく噛み砕けないまま飲み込んでしまうと消化不良にもつながるので、半生タイプのドッグフードや柔らかい食べ物を増やすようにします。
3.硬水ミネラルウォーター
とくに硬水のミネラルウォーターを多く摂取しないようにしましょう。ドッグフードにも含まれているカルシウムやマグネシウムによって過剰摂取につながるおそれがあります。老犬用の水や自宅の水道水でかまいませんので、水分摂取は欠かさず行ってください。
老犬への食事の与え方
愛犬が中小型犬で7歳をむかえたら、大型犬は5歳以降になったらシニア用フードに切り替える時期です。11歳以降は老犬用フードが望ましく、高たんぱく質・低脂質の消化のよい食事を心がけていきましょう。
年齢を重ねるほど老犬との接し方は大変になりますが、長生きをするためには食事が重要になってきます。ここでご紹介する、老犬への食事の与え方をぜひ参考にし、愛犬の健康を見守っていきましょう。
水分が多い食事にする
老犬の健康に欠かせないのが水分補給です。運動量が低下すると水分摂取量も減ってしまうので、食事で補うようにしましょう。
ドッグフードを水でふやかす、カツオや鶏の出汁で味付をした雑炊、犬用ミルクを与えてみる工夫をして脱水症状や便秘などを避けてください。
高齢になるとドライフードが飲み込みにくくなることもあります。唾液の分泌が若いころに比べると減少するのが原因ともいわれています。水分を多くしてあげることで解消できる場合が多いです。
食事回数を増やす
食べる量が減ってきたら、食事回数を増やしていきます。少量で高カロリーの老犬用フード1回分を3~4回/日にわけて与えるようにして、胃腸への負担も減らしましょう。
老犬になると食べられるものが限られてきます。食欲低下を避けるためにも、愛犬が好きな食べ物を少しづつ与えて、体力の低下を防いでください。
愛犬が喜ぶ茹で豚や鶏を用意しておけば、少量で高たんぱくと脂質を補給ができるのでおすすめします。
お皿は首と同じ高さに上げる
できるだけ首を下げなくても済むよう、台に置いてあげると飲み込みやすくなります。ご飯を吐き出してしまう時は消化不良が起きていることが多いので、食事量を少量づつにして様子を見ます。
歯が弱っていくと噛み砕かずに飲み込んでしまうので、老犬になったら柔らかい食事に変えることも大切です。
消化がよい野菜や果物も加える
老犬にはお腹に優しく、水分を含む野菜や果物も加えていきましょう。柔らかく茹でた野菜や果物 サツマイモや里芋をフードも消化に優しいのでおすすめ。キャベツや白菜も生ではなく茹でたものが好ましいですが、生の方が喜ぶ愛犬ならそのまま少量づつ与えましょう。
ブロッコリーの芯を好む犬も多いのでおすすめです。老犬に与えるなら柔らかめに茹でてあげてください。お腹がゆるみやすい老犬なら、食物繊維が多い野菜は控えめにします。
犬が好む甘みのあるカボチャやにんじんも食欲増進につながります。与えすぎると肥満につながるので量には気をつけてください。
水分が多く含まれる果物も老犬にはぴったりです。少量づつ与えて下痢を引き起こさないように配慮をしましょう。ぶどうやレーズンは犬にはNG。腎機能障害を起こす可能性があるので避けてください。
まとめ
愛犬が年を取ると元気な成犬とはまるで違う姿を見せるようになるので、飼い主としては不安と心配が大きくなると思います。ぜひ愛犬の健康を守るためにも、美味しくて体に優しい食事を与えてあげてくださいね。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
話がそれましたねw戻します。
高齢になれば咀嚼機能と共に消化機能も衰えます。うちはまだ咀嚼機能は健在ですが少し消化機能の衰えを感じてます。なのでうちは水でふやかしたドライをメインに与えてます。たまにそのままやることもありますが。低脂質、適正ミネラル、高タンパクと老犬が欲してる栄養素が含まれたフードを与えるのが一番ですね。もし足りないと思えばサプリを与えるなどすると良いでしょうが過剰に与えると元も子もありませんので与える量にはお気をつけ下さい。かけがえのないバディに会ったのですから少しでも長生きしてもらいたいですものね。家の愛犬も長生き出来るよう俺たちも日々工夫と努力をしています