犬に『キャットフード』は与えてはいけない!栄養素の違いや起こりうるトラブル

犬に『キャットフード』は与えてはいけない!栄養素の違いや起こりうるトラブル

犬にはドッグフード、猫にはキャットフードがお決まりですが、具体的な違いは何なのでしょうか?「犬にキャットフードを与えてはいけないのはなぜ?」の秘密に迫ります。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

ドッグフードとキャットフード

器に入ったドライフードと骨の形をしたおやつ

見た目はそっくり!

小分けタイプのフードを外袋から取り出してしまうと、ドッグフードとキャットフード、見た目がかなり酷似しています。同じメーカーだったりすると、更にパッケージも似ています。

筆者宅にも犬と猫がいるため、うっかり間違って犬・猫、逆のフードをお皿に入れていたことが数回あります。

入れ間違ったとき、気付いたのはなぜ?

並んでごはんを食べる犬と猫

我が家の場合は「犬も猫も全くごはんを食べなかった」ことで気付くことができました。いつもであれば、朝あげたフードは夜にはほぼ完食されているので、犬猫どちらもごはんが残っている状態を不自然に感じたのです。

ペットの性格によっては、そのまま食べてしまうことも考えられるため、どちらも食べられていた場合には、しばらく気付けなかったかもしれません。

犬と猫が必要な栄養素

並んで伏せるハートのクッションを持った犬と猫

人間・犬・猫が健康的に生きていくために必要な三大栄養素は何か、知っていますか?

  • 脂肪
  • たんぱく質
  • 炭水化物

正解は上記3種類になります。他にも、「ミネラル」や「ビタミン」を食事から摂取します。犬は雑食で臼歯が発達しており、三大栄養素の必要比率は人間に近いと言われています。それに対し、猫は肉食で犬歯が発達しています。心臓疾患を防ぐタウリンを体内合成できないため、キャットフードで栄養を補っています。

犬にキャットフードを与えると…?

体重計に乗って見上げるパグ

病気になるリスクを高める

前段で記載したように、猫はキャットフードでタウリンを摂取しています。犬は体内でタウリンを合成することができるので、猫とは体の作りが異なります。それぞれの体の特徴に合わせてフードが作られているため、食事から必要な栄養素を補えなくなると、栄養が偏ってしまい、病気になるリスクが出てきます。

偏食になる

ドッグフードと比較すると、キャットフードは意図的に味付けが濃いめに作られています。嗜好性が高いことから、キャットフードを好む犬もいるようです。しっかり味の付いたキャットフードに慣れてしまうと、ドッグフードでは物足りなくなり、元のごはんを食べなくなってしまうことが考えられます。

肥満になる

キャットフードは高たんぱく質高脂肪のため、長期的に犬が食べると、カロリーオーバーとなり肥満の原因となります。また、塩分の過剰摂取にも繋がり、心臓・腎臓への負担が大きくなります。

犬がごはんを食べないときの対処法

ドッグフードが入った器のそばに伏せるコーギー

ドッグフードを与えても愛犬が食べてくれないとき、皆さんはどのように対処していますか?食べるまで放っておく方もいるかもしれませんが、ずっと食べてくれないと困りますよね…。対処法として、参考までに3つご紹介します!

  • ぬるま湯を注ぎ、フードの香りを強める
  • ウェットフードや犬用ふりかけをトッピングする
  • 他の種類のドッグフードを混ぜる

上記の方法を実践しても食べないようであれば、体調が悪かったりフードが合わなかったりする可能性が考えられます。度々フードの種類を変えるのは望ましくありませんが、どうしても食べてくれないようであれば、フードの変更も検討してみてください。

まとめ

驚いたような表情の犬と猫

少量のキャットフードを誤って食べたとしても、すぐに犬の健康状態に影響が出る訳ではありません。とはいえ、犬種や体格に合わせたドッグフードを与えることで栄養バランスを整えているので、日常的にキャットフードを与える行為は控えた方が良いと言えます。愛犬が健康的な暮らしを送れるよう、適切なフード選びを心がけましょう。

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