ロイヤルカナン「ベッツプラン」の特徴
ロイヤルカナンのベッツプランは、ペットショップでは見かけないと思います。動物病院で販売している高品質のドッグフードだからです。
ベッツプランは、病気の予防や軽い症状の改善に効果が期待できます。ベッツプランは種類も豊富であり、成長期前半・後半期用、中高齢用、皮膚や胃腸が弱い、尿管結石、肥満など、それぞれの症状に合ったドッグフードがあります。
今は症状が出ていなくても、これからのリスクを減らすための予防食としてもオススメです。ちなみにうちの子は、ベッツプランスキンケアプラス成犬用を食べています。
うちの子は好き嫌いが激しく、子供から大人に変わる時のドッグフードの切り替えが大変でした。いくつものドッグフードを与えては食べてくれず、やっと食べてくれたのが某メーカーの半生タイプのものでした。
しばらくそのドッグフードを与えていたのですが、ウンチがいつも柔らい状態でした。動物病院で相談したところ、ドッグフードのせいだと思うので変えたほうが良いと言われました。
しかしドッグフードの切り替えが難しく、あらゆるドッグフードを試してもなかなか食べてくれません。やっと興味をしめしたかと思っても、粒が大きいと割ってあげないと食べてくれないんです。
半分諦めていた時、動物病院に置いてあった試供品にロイヤルカナンのベッツプランがありました。スキンケアプラスです。
うちの子は皮膚と胃腸が若干弱かったので、このフードがぴったりだなと思いました。しかも粒の大きさが極小でした。
もしかしたら食べてくれるかもしれないと思い、いただいて帰りました。
駄目元で与えてみたらすぐに食べ始め、気に入ってくれました。他のドッグフードとどこが違うのかと考えてみました。
まず匂いが強いことです。
ワンちゃんは味覚が人間より鈍く、匂いで食べると言われています。ロイヤルカナンのドッグフードは、ワンちゃんの臭覚を刺激するフレーバーを粒の表面に使用しているそうです。ワンちゃんが好きな匂いで、美味しく食べてもらえるよう工夫がされています。
うちの子はベッツプランを食べ始めてから、ウンチも柔らかすぎず健康的なものが出るようになりました。
気になる成分
ベッツプランで1つだけ気になったことがありました。
それは、発がん性物質であるBHA(酸化防止剤)を使用していることです。大切なワンちゃんに食べさせるのですから、気になりますよね。
確認したところ、使用基準があるとのことでした。
BHAの1日摂取許容量は、体重1kgあたり1日0.5mgです。毎日この量を食べたとしても、健康には無害であることが科学的に証明されています。
摂取したBHAは、2日で体外に排出されます。体内に蓄積されることはありません。ロイヤルカナンのドライフードに含まれるBHAは、使用基準の数分の1です。
発がん性は認めらていませんので、安心して与えられます。
健康維持のための予防はもちろん、好き嫌いが多いワンちゃんにもオススメします。
ベッツプランのラインナップ
ベッツプランにはそれぞれのワンちゃんに合わせたドッグフードがありますので、1つずつ紹介していきます。
ベッツプランスキンケアプラスジュニア
健康な皮膚の維持に配慮したい成長期の子犬のために、特別に調整された総合栄養食です。
主に消化性の高い植物性タンパク質を使用しています。
またアレルギーの原因にもなりにくいです。
皮膚のバリア機能の維持
健康な皮膚のバリア機能を維持するために、亜鉛-リノール酸複合体とともにビオチンとニコチン酸を配合。健康を維持することで、本来の皮膚のバリア機能を維持します。
スキンケア
健康な皮膚と被毛を維持するために、ルリチシャオイルと亜麻の種、魚油が配合されています。
腸内細菌バランス
健康的な腸内バランスと腸管内輸送を維持するために、可溶性食物繊維を含む高消化性の原材料を使用しています。
健康的な成長
ビタミンC、ビタミンE、タウリン、ルテインなどの抗活性酸素物質を配合し、健康を維持することで子犬の正常な成長をサポートします。
ベッツプランスキンケアプラス成犬用
健康な皮膚の維持に配慮したい成犬のために、特別に調整された総合栄養食です。
主に消化性の高い植物性タンパク質を使用しています。
またアレルギーの原因にもなりにくいです。
皮膚のバリア機能
パントテン酸、イノシトール、ナイアシン、コリン、ヒスチジンを配合し、健康を維持することで本来の皮膚のバリア機能を維持します。
スキンケア
健康な皮膚と被毛の維持のために、ルリチシャオイルやEPA/DHAを配合されています。
腸内細菌バランス
健康的な腸内細菌バランスと腸管内輸送を維持するために、可溶性食物繊維と不溶性食物繊維が配合されています。
抗活性酸素物質カクテル
健康を維持するために、複数の抗活性酸素物質であるビタミンE、ビタミンC、タウリン、ルテインが配合されています。
ベッツプランニュータードケア
生後6ヶ月頃からの避妊や去勢をした犬のための総合栄養食です。避妊や去勢をした犬は、体重に気をつけなければいけません。
理想的な体重維持を維持することに配慮し、カロリーを低く調整してあります。また下部尿路の健康維持についても配慮されており、ミネラルなどの栄養バランスを調整してあります。
理想的な体重維持
避妊や去勢した後の理想的な体重を維持するために、低カロリー(3322kcal/kg)に調整してあります。また満腹感にも配慮し、食物繊維量を調整してあります。
歯の健康のために
噛むことで歯垢が沈着しにくくし、歯の健康を維持します。
また歯についたステインの除去や沈着防止効果があるポリリン酸ナトリウムが配合されています。
腸内細菌バランス
健康的な腸内細菌バランスと腸管内輸送を維持するために、可溶性食物繊維と不溶性食物繊維が配合されています。
皮膚のバリア機能
健康な皮膚のバリア機能を維持するために、亜鉛-リノール酸複合体とともにビオチンとニコチン酸を配合。健康を維持することで、本来の皮膚のバリア機能を維持します。
phケア
各ミネラル成分を調整することによって、尿のpHを弱酸性に保ちます。
また健康的な尿量と尿比重に維持するように設計されています。ストルバイト(S)とシュウ酸カルシウム(O)にも配慮されています。
ベッツプランセレクトスキンケア
健康な皮膚や消化管の維持に配慮したい成犬のために、特別に調整された総合栄養食です。主に消化性の高い植物性タンパク質と炭水化物(七面鳥・米)を使用しています。
またアレルギーの原因にもなりにくいです。
タンパク源セレクト
消化性が高く食物有害反応の原因となりにくい七面鳥を、主なタンパク源として使用しています。
スキン&コート
皮膚と被毛の健康を維持するために、ω3とω6系不飽和脂肪酸、銅、亜鉛などを調整しています。
腸内細菌バランス
健康的な腸内細菌バランスと腸管内輸送を維持するために、高消化性の原材料を使用しています。
ビートパルプが配合されています。
抗活性酸素物質カクテル
健康を維持するために、複数の抗活性酸素物質であるビタミンE、ビタミンC、タウリン、ルテインが配合されています。
ベッツプランphケア
尿石のリスクを減らし、下部尿路の健康維持に配慮したい成犬のための総合栄養食です。このフードは、犬が好むように作られ、ミネラルなどの栄養バランスを調整しています。
歯の健康のために
噛むことで歯垢が沈着しにくくし、歯の健康を維持します。また歯についたステインの除去や沈着防止効果があるポリリン酸ナトリウムが配合されています。
腸内細菌バランス
健康的な腸内細菌バランスと腸管内輸送を維持するために、可溶性食物繊維と不溶性食物繊維が配合されています。
皮膚のバリア機能
健康な皮膚のバリア機能を維持するために、亜鉛-リノール酸複合体とともにビオチンとニコチン酸を配合。健康を維持することで、本来の皮膚のバリア機能を維持します。
抗活性酸素
健康を維持するために、複数の抗活性酸素物質であるビタミンE、ビタミンC、タウリン、ルテインが配合されています。
phケア
各ミネラル成分を調整することによって、尿のpHを弱酸性に保ちます。
また健康的な尿量と尿比重に維持するように設計されています。ストルバイト(S)とシュウ酸カルシウム(O)にも配慮されています。
ベッツプランウェイトケア
肥満気味の犬や運動量の少ない犬のための総合栄養食です。
このフードは、犬が好むように作られ、理想的な体重を維持するために低エネルギー密度に調整しています。
筋肉量の維持
低エネルギー密度(339kcal/100g)で筋肉量の維持に配慮しています。高タンパク(8.9g/100kcal)また設計になっています。
高食物繊維
カロリー調整時の食事量確保に配慮しています。食物繊維を増量(4.8g/100kcal)してます。
抗活性酸素物質カクテル
健康を維持するために、複数の抗活性酸素物質であるビタミンE、ビタミンC、タウリン、ルテインが配合されています。
ベッツプランエイジングケア
中・高齢の犬のための総合栄養食です。
このフードは犬が好むように作られ、老齢の変化に伴う心臓や腎臓の機能低下に配慮してあります。
健康維持のためにナトリウムやリンの含有量を調整しています。
さらに複数の抗活性酸素物質や分岐鎖アミノ酸(BCAA)を配合しています。
活力と脳の健康
複数の抗活性酸素物質を配合し、健康を維持することで老化の酸化ストレスに配慮しています。
腎臓の健康維持にも配慮し、リン含有量を調整し、フォスファチジルセリンとL-トリプトファンを配合しています。
歯の健康のために
噛むことで歯垢が沈着しにくくし、歯の健康を維持します。また歯についたステインの除去や沈着防止効果があるポリリン酸ナトリウムが配合されています。
筋肉量
老化とともに減少する筋肉量に配慮し、分岐鎖アミノ酸(BCAA)を含有するタンパク質を使用しています。
皮膚のバリア機能
健康な皮膚のバリア機能を維持するために、亜鉛-リノール酸複合体とともにビオチンとニコチン酸を配合。健康を維持することで、本来の皮膚のバリア機能を維持します。
phケア
各ミネラル成分を調整することによって、尿のpHを弱酸性に保ちます。
また健康的な尿量と尿比重に維持するように設計されています。ストルバイト(S)とシュウ酸カルシウム(O)にも配慮されています。
まとめ
ドッグフードはワンちゃんにとって重要です。ドッグフードによっても健康や寿命が伸びることもあります。
ベッツプランは高品質で、健康維持や軽い病気の改善にも効果があります。それぞれのワンちゃんに最適なドッグフードを見つけてあげましょう。ワンちゃんの健康維持は、飼い主の役目です。
ユーザーのコメント
女性 シュナ
ゆのみんさんのわんちゃんはこちらのフードでうんちの状態もよくなったとのことで、フードがわんちゃんにあっていたんですね。最近は本当にフードの種類もたくさんあり、私も愛犬へのフード選びにはいつも頭を悩ませています。うちのわんこはどのフードも食いつきはいいのですが、うんちの状態がなかなか安定しません。匂いがきつくなったり、やわらかくなったり、回数が増えてしまったり。。わたしのいきつけの病院にベッツプランがあるかはわかりませんが、次回行ったときに聞いてみようと思います。
30代 女性 joe
獣医師推薦のお墨付きで販売していますね。
うちの犬も、飼い始めたころは動物病院で購入して食べさせていました。やはり獣医師推薦の安心感があったからでしたが。
特に問題があったからではありませんが、今はいろいろなフードをローテーションで食べさせています。たくさんのフードが出回っていますし、高品質を謳う商品は多くあるためいろいろと試してみたくなったからです。愛犬もフードが切り替わると喜んで食べていますので、飽きなくて良さそうです。
いまのところ、健康問題もなく食事を楽しめていますが、何か病気や疾患が見つかったらやはり動物病院で勧められたフードに戻すことになるかもしれません。
40代 女性 さくら
家ではずっとヒルズのドッグフードを食べさせています。
やはり罹りつけの獣医師の勧めでサイエンスダイエットを数年前から少し肥満傾向だったので5歳の時切り替えました。獣医師推奨と詠われいるだけあってこの頃では少し引き締まってきたように思います。
毛艶も良くなって高品質を実感しています。
ドッグフードはフォン等に様々なものがありますが、何を基準にしていいのかわかりませんよね、かかった動物病院によってお勧めが違うのでそこでロイヤルカンナを勧められるか、ヒルズを勧められるかわかれるところだと思いますが、獣医師のお墨付きなので在ればどちらのドッグフードも安心して愛犬にあげられるという事は間違いないのでしょうね。
40代 女性 SUSU
動物病院に行けば、待合室や診察室にステッカーが貼ってあったり、病院で療法食が販売されており、飼い主さんも病院にあるフードならば安心と思っている方も多いのではないかと思います。
我が家の愛犬をペットショップから迎えた時、同じフードを与えてくださいと言われ、ロイヤルカナンをあげていました。
動物病院にも置いてあるし、プレミアムフードとしてカテゴリーされているものなのだから間違いないだろうと疑いもしていませんでした。
パピーの頃は、喜んで数秒で食べていましたが、生後半年程たった頃からあまり食べなくなりました。
しつけ本には、反抗期と呼ばれる時期で、食べなくなるのはフードに飽きたからである、ここでフードを変えると食べなければ変えてもらえると覚えてしまうから変えてはいけないと書いてあり、頑なに守っていました。
お散歩で知り合った方に何気に話したところ、確かに飽きるということはあると思う、でもそれは当たり前じゃない?人と同じように感情があって好みもいろいろだし、合う合わないもそれぞれ、もしかしたら食べなくなった理由があるのかもと言われ、それからいろいろと勉強をし、原材料表示の意味するところを知りました。
現在、日本の動物病院では、療法食といえばロイヤルカナンかサイエンスダイエットが大半を占めています。その裏には獣医師会とメーカーの古くからの関係があるようです。
どのメーカーであれ、ワンコの身体に良いものであればそれでいいと思うのですが、獣医師は動物の身体や病気の勉強はしているが、フードの勉強はさほどしていないということを、私を含め知らない方が多いのではないでしょうか。
動物病院に置いてあるから、獣医さんが薦めたから良いフードとは限らず、ワンコそれぞれの体質に合った物を選ぶことが重要だと思います。
ロイヤルカナンのペッツプランの原材料を確認したところ、ロイヤルカナンが以前表示していたたんぱく質を家禽類とする点が改善されておりました。肉類が入っているシリーズのものは、(鶏、七面鳥)と具体的に表示されるようになったのは評価される点と言えるでしょう。
その他、何点か気になる箇所があります。
まず、療法食なため、シリーズによっては致し方ないのかもしれませんが、全体的に肉類よりも穀類の配分量が多い多いことです。
米、玄米、大麦など栄養価の高い食材もありますが、小麦粉、コーンフラワーやコーングルテンなどは栄養価としてはあまり賛成出来ません。
また、加水分解動物性タンパクとは、たんぱく質を加工して消化しやすいように分解したもので、消化機能が弱った犬にとっては、内臓に負担がかからずにたんぱく質を摂取出来るという利点があります。
その一方で、加工の際に使われる薬剤によっては、発ガン性が高いものもあり、これは飼い主側では調べようありません。
消化機能に問題のない犬が加水分解動物性タンパクを摂取し続けると、消化機能が働かなくなるといった危険性もあります。
そして、酸化防止剤として添加されているBHAについてですが、確かに記事にあるように、使用基準内であれば規制に触れることはありません。
緩すぎると言われている日本のペットフードにも、合成添加物の使用基準の規制がかかっているものがあります。
エトキシン、BHA、BHT、亜硝酸ナトリウムの4つです。
これらは発ガン性の可能性が非常に高いため、使用量が決められています。
多くのメーカーは、これらの合成添加物を使わずにドックフードを製造しており、少量とはいえ、リスクの高いものが含有されているフードを選ぶことは出来れば避けたいものです。
たまに、オヤツとして食べた物の中に含まれていたという程度であれば、水分と共に体外へ排出出来ますが、毎日毎日食べ続けることは、長い目で見ると、やはりリスクがあると思います。
ペッツプランの原材料をみて、まず合成添加物が多いなーという印象を持ちました。
療法食であることを考慮しても、なるべく天然由来の添加物を使用しているフードを選びたいものです。
40代 女性 匿名
今回記事を拝見して「ロイヤルカナン」のラインナップの多さに驚きました。どれもとても品質が良くてスキンケア・結石予防などの目的に応じて考えられた優れたフードだと思いました。
そして、何よりもワンコが喰いつきが良くないとどんな良いフードも続けられないと思いますが、ロイヤルカナンは粒の匂いを強くして、喰いつきを良くするように考えられている所が良い点だと思いました。毎日食べるフードだからこそ、美味しくて消化も良く、便も調子が良いというのが理想だと思います。
20代 女性 ラッキー
ただ、うちの子の体にとても合っているようで、食いつきも良好で便も健康です。色んなフードを試したい気もしますが、暫くはベッツプランのお世話になろうかと思います。
女性 ウーロン茶
女性 vivi
すね。また、ワンちゃんの臭覚を刺激するフレーバーを粒の表面に使用しているようで、
いろんな工夫がされているんだなあと感心しました。