スーパーフードって何?
スーパーフードと聞くと、健康思考の高い人が多く摂取しているというイメージが強いですよね。芸能人の方々の中にもスーパーフードを積極的に摂取し、中にはサプリメントを持ち歩いているという人も少なくありません。
しかし、そもそもスーパーフードとはどのような物なのでしょうか。スーパーフードというのは、健康に良い食品や栄養が豊富な食品のことを指します。最近では前述したとおり、サプリメントや粉末状の物なども販売されており、注目されています。
元々は1980年代頃のアメリカで、栄養価の高い食品のことを「スーパーフード」と人々が呼び始めたことがきっかけのようです。
犬と人間では良いスーパーフードが異なる
今回は人間だけでなく、犬にとっても健康に良いスーパーフードをご紹介していきますが、そもそも人間にとって良い食品が犬にとっても良い物であるかというとそうではありません。もちろん、当てはまる者もありますが、中には悪影響を与えてしまう食品もあります。
上記のことをしっかりと理解し、愛犬の健康のためにスーパーフードを与える際は、まずその食品が犬にもたらす安全性・危険性を調べましょう。
また、犬が食べても問題ない食品や健康に良いとされるスーパーフードであっても、必ず適量を守ることが大切です。与え過ぎるとかえって体に悪い影響を及ぼすこともありますので注意しましょう。
与え方は食材や家庭によっていろいろ
このスーパーフードですが、人間はそのまま食品を料理として調理し摂取したり、中にはサプリメントで摂取する人もいます。犬の場合はどのように与えてあげる事が好ましいのでしょうか。
基本的にはいつも与えているペットフードに加えトッピングのようにして出すという飼い主さんが多いです。いつも同じ味では飽きてしまう、という考えから、それならば栄養価も高くなるスーパーフードを味付けとして少し加えてみよう、という与え方です。
他にもスーパーフードによってはおやつの代わりとして与えている飼い主さんもいます。また、最近では犬用に開発・販売されているスーパーフード系のドッグフードなどもありますので、そちらを選ぶ飼い主さんもいますよ!
犬に効果があるスーパーフードとは?
では、実際に犬に栄養をもたらしてくれる、そして食べても大丈夫なスーパーフードにはどのような食品が挙げられるのでしょうか。今回は特に摂取すると良いと言われているスーパーフードの中から3つをご紹介します。
1.内臓肉
まずは内臓肉です。元々犬は野生として生きていた頃、自分たちで獲物を狩り、生のまま肉を食らっていました。そのため、お肉は犬にとっても必要な栄養が多く含まれており、顎の筋肉の発達にも良いとされています。
特に内臓肉は様々な必要栄養素が含まれており、犬にとってのスーパーフードと言われています。内臓肉の中ではレバーが特に人気で、最近では犬用のレバー缶なども販売されていますので、スーパーフード初心者の方はそちらから試してみるのもおすすめです。
内臓肉も種類によって含まれる栄養が異なりますが、上記で挙げたレバーの場合はビタミンAやビタミンB群、タウリン、亜鉛や鉄が豊富に含まれています。
市販で販売されている犬用の物であれば、商品に記載されている適量を与えてあげましょう。内臓肉を与える場合は茹でて与える方法が一般的です。1日の摂取量は犬の体重1kgに対して1gと言われています。与え過ぎるとビタミンAの過剰摂取となってしまいますので気を付けましょう。
2.卵
私たち人間にとっても日常的に摂取する食品である卵も犬のスーパーフードの1つです。卵にはビタミンDと脳の健康に良いとされるコリンが含まれています。ビタミンDは骨の形成や免疫強化に効果的ですよ!
卵を与える際は生であげることは絶対にやめてください。下痢を起こしたり、食中毒になる可能性があるからです。必ず火を通して与えましょう。特に卵白はしっかり火を通して与えてあげてください。
前述したように、生で与えてしまったり、与え過ぎてしまうとお腹を壊す危険性があります。アレルギーの原因になることもありますので、初めてあげるときには少量から始め、痒みが出たり、下痢にならないか確認してください。 適量は小型犬であれば1日1/4個程度、中型犬は1~2個、大型犬は2~3個です。適量をしっかり守り、おやつ代わりやトッピングとして与えましょう。
3.ヨーグルト
最後に紹介する犬のスーパーフードはヨーグルトです。私たちの健康も守ってくれるヨーグルトは、犬にとってもスーパーフードなのです。しかし、無糖のヨーグルトに限ります。また乳製品にアレルギーを持つ犬は口にする事ができませんので、与えないようにしてください。
やはりヨーグルトは犬も人間も腸に良い効果を与えてくれます。お腹の調子を整えてくれたり、免疫力を強化してくれたりと、ヨーグルトに含まれる善玉菌は様々な体の不調に活躍してくれます。
1日の与える目安として、スプーン1杯程度が適量とされています。ヨーグルトは合う子と合わない子がいますので、最初は少し与え愛犬の様子を観察しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。スーパーフードと言っても人間が摂取できるスーパーフードすべてを犬が口にできるわけではありません。犬が食べても大丈夫であり、尚且つ健康に良い効果が期待できるスーパーフードをしっかり理解しましょう。適量を守ることもお忘れなく!