犬用クッキーってどんなものが安全?
ホームセンターやスーパーでは犬に限らずペット用に沢山のおやつやドッグフードが売られています。
国産や無添加素材など材料にこだわっているものや、値段も様々で何を基準に選んだら良いのか、どんなものが安全なのか、犬用クッキーを選ぶ際に目安となる項目をあげてみました。
国産か外国産か
犬用クッキーに限らずドッグフードのパッケージに「国産」の表示のあるものは、日本が安全性を考慮して定めた基準に基づいて作られています。一方、外国産のものでも、その国の基準が日本より高ければ、そちらのほうが安全であるということになります。
犬用フードの安全性を重視する場合、国産では「◯◯ミール」「◯◯肉副産物」「動物性油脂」「香料」などの表示のないものを選び、外国産を選ぶ場合は正規取扱店の表示がある店舗で購入しましょう。
無添加のもの
ペットフード安全法では、添加物の使用基準が設けられています。犬用クッキーを選ぶときは、原材料名と成分表をよく見て検討しましょう。添加物というと悪いイメージがありますが、栄養分の強化や品質保持などの役割を持つものもあり、一概に悪いものばかりとも言えません。
加えて原材料表示に、原産国などの細かい表示があったり、犬用であっても、人間が食べられる食品(ヒューマングレード)であるかも選ぶ時の基準になります。
アレルギーに考慮したもの
飼い犬に食物アレルギーがある場合は、商品パッケージの原材料の欄をよく読んで、アレルギー物質を避けた犬用クッキーを選んであげましょう。例えば、小麦アレルギーに対応した犬用クッキーは、小麦の代わりに米粉や穀類自体を使っていない商品など選択肢も様々です。
また、アレルギーを引き起こす予防として、同じクッキーを続けて与えるのではなく、お気に入りをいくつか見つけてローテーションであげることも必要です。
手作りのもの
一番安全なのは飼い主の手作りクッキーでしょう。飼い犬の好みやアレルギーを考慮しながら、市販品にはない愛情たっぷりの犬用クッキーを心を込めて作ることができます。ただし、人間にはよくても犬に食べさせてはいけない食品もあるので、使う材料には注意が必要です。
犬用クッキー 簡単レシピ4選
犬に手作りごはんを作ってあげたいけれどお料理はあんまり得意じゃないという人も、犬用クッキーなら材料も少なく工程も簡単なのでぜひ挑戦してみてください。
小麦粉アレルギーであれば片栗粉や米粉に変更したり、水分をペット用ミルクや豆乳に変えたりと、犬の好みや年齢に合わせてアレンジもできそうな、おすすめレシピを5つ紹介します。
にんじんクッキー
にんじんと薄力粉で簡単に作ることができる犬用クッキーです。このレシピを基本にして、にんじんをさつまいもに、薄力粉を片栗粉にするなど犬の好みやアレルギーに合わせて自在にアレンジできそうです。いろいろな色の野菜を使ってカラフルに作ることもできますよ。
おからのクッキー
ヘルシーなおからを使った犬用クッキーレシピです。 おからは繊維質が豊富で腸内環境を整える効果があります。バターで風味付けをしたり、はちみつで甘みをつければ犬も大喜びしそうですね。ただし、おからはカロリーが高いのであげすぎには注意が必要です。
かぼちゃの種のまぜまぜクッキー
普段捨ててしまうかぼちゃの種を乾燥させて、種の中身を使います。かぼちゃの種には、犬の毛艶を良くすると言われている亜鉛が豊富です。かぼちゃの種さえ用意したら、あとは粉類、水分、甘みは犬の好みや年齢に合わせて自在にアレンジできる犬用クッキーレシピです。
ささみアップルスティック
犬が大好きなささみとりんごを米粉でまとめて、ヨーグルトを加えた犬用クッキーのレシピです。りんごに含まれるアップルペクチンは整腸作用があると言わています。さらにヨーグルトを加えることでおなかにも良く、ほんのり甘い香りの美味しいクッキーができます。
犬用クッキー 人気の市販・通販商品6選
通販で人気の犬用クッキーを紹介します。無添加でオーガニックの商品や、オーダーメイドでかわいい名前入りのクッキーを請け負ってくれるお店など、人気の6点です。
ドギーマン「おなかにやさしいわんわんビスケット」
チーズやヨーグルトのほか、オリゴ糖も入ったビスケットで、犬のおなかに優しい成分を配合しています。肉と乳製品が含まれていないので、アレルギーの犬にもあげられると評価も高い、人気の犬用クッキーです。
ハイペット「プチ・クッキーミルクカルシウム入り」
日本が原産国の、サクサク美味しいヘルシーな犬用クッキーです。犬に吸収しやすいミルクカルシウム配合で丈夫な骨格づくりと、グルコサミン配合で関節のサポートも期待できます。小粒なので小型の犬にも楽に噛めるサイズです。
ナチュラルバランス「スウィートポテト&ベニンソントリーツ」
アメリカで人気のペットフードメーカーです。 穀類・卵・添加物不使用のアレルギーに対応した犬用クッキーで、穀類アレルギーの犬に配慮し、いも類を主原料に鹿肉で風味付けしています。人工香料、人工着色料、人工防腐剤も使っていないシンプルで嗜好性の良いクッキーです。
ドッグダイナー「北海道産かぼちゃでできたクッキー」
小麦粉不使用、米粉で作られており、かぼちゃの天然の甘さと風味で美味しく食べられる犬用クッキーです。注文時に名前や好きなメッセージをクッキーに入れることができます。無添加・無農薬・減農薬の材料を使用し、犬用クッキーだけでなくケーキ、おせちなどもオーダーできます。
ベーカリーてぃす「犬の豆乳クッキー」
犬の豆乳クッキー
小麦粉、豆乳、オリーブオイルだけで作られた犬用クッキーです。豆乳は犬の健康維持に必要な良質のたんぱく質とビタミン、ミネラルを多く含んでいます。この会社は、犬の健康に配慮したクッキーなどの商品をそろえています。
まとめ
犬用クッキーにはいろいろな種類がありますが、一番安心で安全なのは手作りのものでしょう。犬の好みに合わせたり、アレルギー対策をするなど、愛情を込めて作れます。簡単に作れるおすすめレシピを、ぜひ試してみてくださいね。
市販品を買う時は、原産国や原材料、成分表などをしっかりとチェックして、なるべく無添加で人間が食べても安全な材料でできたものを選びましょう。おやつは、全体の食事の10%から20%が目安と言われています。栄養補助として適切な量を見極めながら、より安全なものを選んであげたいですね。
ユーザーのコメント
40代 女性 momo
30代 女性 ラズベリー
40代 女性 hiro
30代 女性 38moto
ごまを入れるのはいいアイデアですね。ご飯にふりかけるくらいしか使っていなかったのですが、焼いて温めることで風味も立ちそうです。
うちでは小麦粉、スキムミルク、オリゴ糖、サツマイモ、おからをメインに手作りおやつを作ることがあります。しっかり火を入れることと、甘いものの量を注意して作っています。特にアレルギーはないのでこれで問題はないです。
手作りにすることで添加物などの心配はないですが、長期保存には向かないので作ったら早めに消費した方がいいと思います。
女性 ポメ
40代 女性 SUSU
みなさんのコメントを読んでいると、はちみつや小麦粉を心配されている方が多いようですね。確かに心配な面もある食材ではありますが、もし使えない材料の場合には、それぞれの愛犬の体質に合わせて代用品を探していくといいのかなと思います。アレルギーもなく健康にも問題のない成犬のワンコであれば、毎日一定量を食べるフードではないので、あまり心配する必要もないのかなと個人的には思っています。
我が家では、たまにレバークッキーを作っています。レバーを茹でて火を通します。そこに米粉やハトムギ粉、玄米粉などお好みの粉とオリーブオイルやグレープシードオイルを加えてよく混ぜて生地を作ります。甘味を出すのであれば、かぼちゃやさつまいもを茹でたものを潰して加えます。干し椎茸の戻し汁を加えることもお薦めです。
あとは記事に書かれている行程と同じです。生地を寝かせた後、棒で薄く延ばして型を取ってオーブンで焼きます。私は100均で売られているシリコン素材の型を使用しています。ステンレス素材のものも使用したことがありますが、上下が分かりづらく、また、何度も型を取っていると手が痛くなってくるため、シリコン製がお薦めです。
なお、型は取らずに薄く延ばした生地を包丁で食べやすい大きさの長方形にカットすることでも問題ありません。
ワンコにとってはどんな形の型であっても関係ありません。完全に飼い主の自己満足なのですが(笑)この作業はとても楽しくて、個人的にはとても気に入っています。
レバーは茹でてあるため、火の通りの心配はありません。200℃に温めたオーブンでお好みの硬さになるまで焼くと出来上がりです。オーブンにもよりますが、目安は20分前後といったところです。
レバークッキーのデメリットとしてはカロリーが少々高めであるということです。小型犬のワンコであれば、量に気を付ける必要があります。また、保存料が入っていないため、冷蔵庫で10日程で使いきる量を目安に作られることをお薦めします。レバーの良い香りがして食いつきは抜群です。トッピングとしても代用できます。
なお、記事に書かれているペット用の牛乳についてですが、常温保存出来る物もありその成分には多少不安を感じるものもあります。酸化防止剤として発がん性の高い亜硫酸塩が添加されている商品もあります。ペット用ミルクを使うのであればその成分をチェックした方が良いのかなと思いました。粉状のヤギミルク、又は無調整豆乳などで代用されることも一案だと思います。
女性 クラウン
ワンコの味覚は甘味を一番に感じ、一番に好む性質を持っています。
なので、人間が食べようとするパンやお菓子をほしがるのは甘いのが大好きだから。
とはいえ、確かに人間のお菓子をちょっと与えていたことに反省・・・(笑)
はちみつ大丈夫なんですね!
とはいえ、確かに熱をしっかり加えないといけないこと、幼犬や老犬は避けた方が良さそうですね。砂糖やココナッツミルクなどがダメなわんちゃんはぜひサツマイモやかぼちゃを入れてみて下さい!サツマイモは他のお野菜よりも匂いも甘いので絶対に食い付きがいいと思います。黒ごまやワンコ用のふりかけもイイアイデアですね!!!このレシピを参考に色々なパターンで作ってみたいと思います。
女性 vivi
作り方を聞いて、なるべく家ではクッキーを作ってあげています。とにかく、人間のクッ
キーよりも簡単にできます!それでヘルシーなので最高です。