犬が涙を流す3つの理由!病気の疑いも…?

犬が涙を流す3つの理由!病気の疑いも…?

愛犬が目を潤ませていたり、時々涙を流す姿を見せたりすることはありませんか。犬が涙を流す時、どのような原因が考えられるのでしょうか。今回は犬が涙を流す理由や、考えられる病気について解説していきます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬が涙を流す時に考えられる理由は?

涙目で伏せる犬

愛犬とアイコンタクトを取った時、「あれ?なんだか涙目になっている」と感じることはありませんか。犬によっては涙が頻繁に出ることで『涙やけ』を起こしてしまう子もいます。なぜ犬は涙を流すのでしょうか。

1.目に異物が混入してしまった

埃や砂など非常に小さな異物が目の表面に付着してしまったり、目の内側に混入してしまったりすると、その異物を外へと排出しようと涙が出ることがあります。

風の強い日に散歩へ行ったり、掃除が行き届いていない部屋で過ごしていたりすると、埃や砂が目に入る頻度が高まることで、頻繁に涙を流す原因となります。

犬自身も不快に感じますし、涙を頻繁に流していると涙やけになってしまいます。目の周りの皮膚が炎症を起こしたり、濡れた被毛がやがて固まってしまい細菌が繁殖し衛生状態が悪くなってしまう恐れがあります。

犬が過ごす部屋はなるべく清潔に保ち、少しでも涙の原因となる環境を改善しましょう。

2.目の周りの毛が瞳に当たってしまっている

涙目のトイプードル

犬によっては目の周りも長い被毛が生えている犬種が多く存在します。トイプードルやマルチーズなどは、目の周りにも長毛が生えている代表的な犬種ですよね。

このように目の周りの毛が長い犬種は、目の周りに生えている毛が直接瞳に当たってしまったり、抜けた毛が目の内側に侵入してしまったりすることが多々あります。すると、異物を排出しようと涙が出てしまうのです。

このように毛が目に当たってしまう場合は、定期的にトリミングサロンに行くことはもちろん、自宅でもできる範囲で目の周りの毛を軽くカットしてあげるなどして対処してあげましょう。自宅でカットする際にはハサミが目に当たったり皮膚を切ってしまわないように慎重に行いましょう。よく動くワンちゃんの場合は危険ですので必ずサロンや動物病院にお願いしましょう。

3.病気が原因の可能性

目を確認される犬

あまりにも頻繁に涙を流していたり、流している涙の量が多いと感じたりする場合は、病気が原因の可能性が考えられます。

犬にも目の病気は多くあるため、早期発見、早期治療が重要です。中には放置してしまうと失明につながる恐れのある大変恐ろしい病気もあります。

大量の涙は目の病気のサインとして多く見られます。少しでも気になる症状が現れている場合は、なるべく早めにかかりつけの動物病院で診察や検査を行ってもらいましょう。

犬が涙を流す時に考えられる病気は?

目を診察される犬

犬が大量の涙を流したり、頻繁に涙を流して涙やけをよく作ってしまう場合は、目に関する病気が疑われます。犬が涙を流す時に考えられる病気は以下の通りです。

  • 鼻涙管閉塞
  • 眼瞼内反症
  • 目の炎症(角膜炎、角膜潰瘍、結膜炎など)
  • 緑内障
  • アレルギー
  • 逆まつ毛、異物

鼻涙管閉塞は、犬が涙を流す時に最も多い原因と言われています。鼻涙管が先天的に狭かったり、何らかの理由で閉塞してしまったりすることで起こる病気です。

トイプードルやマルチーズは、生まれつき鼻涙管閉塞を持つ犬が多いため、涙やけを作りやすいと言われています。

また、眼瞼内反症も生まれつきの病気であることが多く、パグやシーズーなどによく見られます。

これはまぶたが生まれつき内側に反ってしまっており、まつげが目の表面に当たってしまうことで涙が出てしまう症状です。こちらは治療法もあるので、気になる場合は病院で相談してみましょう。

他にも目の炎症や緑内障、アレルギーといった原因が考えられます。アレルギーはアレルゲンを特定し、それらに対処することで改善されることが多いです。

目の炎症や緑内障は放置していると病状が進行してしまい、失明に至る危険性もあります。早めに診察を受け、適切な処置を施しましょう。

まとめ

目を診察される犬

いかがでしたか。犬が涙を出すとき、悲しいといった心理が関係することはほとんどありません。多くは今回紹介したような理由が原因です。あまりにも頻繁に涙を流し、涙やけを作っている場合は、一度かかりつけの動物病院に相談してみましょう。

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