犬が『ごはんを残す』時に考えられる理由6つ

犬が『ごはんを残す』時に考えられる理由6つ

愛犬がごはんを残すと「一体どうしたの?」と心配になりますよね。普段と様子が違うのは、犬に何らかの変化が起きているサインです。ぜひ今回の「犬がごはんを残す時に考えられる理由6選」を参考にしてください。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬がごはんを残す時に考えられる理由6つ

そっぽを向く犬

普段の愛犬ならぺろっと完食するはずなのに、なぜかごはんがお皿に残っていると「飽きたの?それとも具合が悪いの?」と心配になってしまいますよね。

犬はただ何となくご飯を残すことはありません。愛犬の食いつきが悪いのは、何らかの理由が関係しているものです。

愛犬の食欲についてお悩みの方は、ここでご紹介をする「犬がごはんを残す時に考えられる理由6選」をチェックしてみてください。

中には病気やケガが原因の場合もあるので、ぜひ愛犬の健康状態を確認する機会にしましょう。

1.ごはんの量が多い

喜んで食べ始める割にごはんを少し残す場合は、与えるごはんの量が多いだけかもしれません。もし頻繁に残す場合はその可能性が高まります。

ぜひ今一度ドッグフードの適量を確認してみましょう。「適量なのに残す」という場合は、食が細い犬なのかもしれません。

また、運動量が不足していると食事量が少なくなることもあります。不安な方は一度獣医師に食事について相談を行い、健康状態のチェックを行ってみると安心です。

2.不満やわがまま

肉を見る犬

基本的に犬はごはんに対して飽きることはありません。それなのにごはんを残すのは、もっと他に美味しい食べ物を知ってしまった可能性があります。

犬がごはんを食べないからといってフードを変えたり、大好物のおやつを与えたり、人間の食事を与えてしまうとわがままになってしまいます。

「ごはんを残せば美味しい物が食べられる」と犬が覚えてしまうので、与えるごはんを頻繁に変えてしまうのは得策ではありません。

犬の食いつきを取り戻すための対策として、少量のトッピングを加えてみることをおすすめします。

3.病気や体調不良

犬の食欲がなぜかダウンしたり、食べるスピードが遅くなった場合は体調不良を起こしているのかもしれません。

病気ではない場合としては次のような理由が考えられます。

  • 夏バテ
  • 生理(ヒート)中

暑さに弱い犬は、夏バテによって食欲が落ちることがよくあります。

メス犬であれば、生後6~9ヶ月ごろに生理(ヒート)の影響で一時的に食欲がダウンすることがあるので、その可能性がないか確かめてみてください。

食欲がないだけでなく、次のような症状が出ている場合は内蔵疾患などの病気を引き起こしている可能性があります。

  • 水を飲む量が減っている
  • 元気がなく動かない
  • おう吐や下痢などの症状が出ている

ごはんを食べない日が2日以上続く時は、早めに獣医師へ相談してください。

4.口内の病気やトラブル

老犬の食事

どこか食べにくそうに見えたり、片方の歯で食べようとしていたり、ごはんを吐き出してしまう場合は口内に何らかの原因がある可能性があります。

犬の口内の病気やトラブルとして、次のようなものがあります。

  • 歯周病
  • 歯が破折している
  • のどが炎症をおこしている
  • 口の中を切って痛いなど

口をもぐもぐする姿に少しでも違和感を感じたら、ぜひ愛犬のお口の中をチェックしてみてください。日頃から愛犬のデンタルケアを行いながら、早期発見することも大切です。

5.老化

ある程度年齢を重ねた犬であれば、ごはんの量が減ってきたのはシニア期に入ったサインでしょう。

人間と同じように、犬も代謝量の低下とともに、食べられる量が減ることがあります。

また、老犬がごはんを残すのは筋力の低下によって食べにくくなっているのかもしれません。

与え方を工夫すると改善することもあるので、ぜひ次のような方法を試してみてください。

  • フードを水でふやかして噛みやすくする
  • 1回のごはんの量を減らして回数を増やす
  • 食器の高さや角度を変えてあげる

高齢犬に適した食事へチェンジするだけでなく、犬の首や足腰の負担を軽減させて改善してみましょう。

6.ストレス

ノーフォークテリア

なぜか犬がごはんを残すのは、何らかのストレスを抱えている可能性も考えられます。

ストレスは病気を作り出す原因となるので、もし次のような点に思い当たる場合は改善すべきでしょう。

  • 環境変化が変わった
  • コミュニケーション不足が続いている
  • 留守番時間が長い
  • 苦手なペットや人間が近くにいる

お散歩の時間が減ってしまっている場合は、単純に運動不足である場合があります。

しかし、飼い主さんとのコミュニケーション時間がない状態が続いている場合は、ストレスが溜まっている可能性が高いです。

ぜひ生活環境や習慣の見直しを行い、愛犬との時間を十分確保しましょう。それでもごはんを残す場合は獣医師に相談してください。

まとめ

おすわりをする犬

犬がごはんを残すのは単純に「飽きた」という理由ではなく、体調不良や病気のサインであることが多いです。

ドッグフードを変える前に、愛犬の健康状態をチェックしてみてください。

もし不安や心配であれば、早めに獣医師に相談をしましょう。

早期発見するためにも、愛犬とのコミュニケーションは大切にしてくださいね。

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